不動産クラウドファンディングは、オンラインで手軽に、少額から不動産運用できるため、近年注目を集めています。
サービス数は年々増加しており、実際に利用した人の満足度も高い傾向にあります。
不動産クラウドファンディングサービスの中でも、特におすすめの3つを以下の表にまとめたので、ぜひご利用ください。
不動産クラウドファンディング | おすすめポイント | 公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
本記事では不動産クラウドファンディングおすすめサービスを知りたい初心者の方に向けて、おすすめのサービスをはじめ仕組み、利回り、口コミ・評判まで解説します。
少額からリスクを抑えて不動産投資を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。
不動産クラウドファンディングおすすめランキング15選
不動産クラウドファンディングのおすすめ15選を以下の表にまとめました。
不動産クラウドファンディング | おすすめポイント | 公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
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公式サイト |
COZUCHI|累計調達額トップの不動産クラウドファンディング
出典:https://cozuchi.com/ja/
- 想定利回り10%以上の高リターン案件が豊富に揃う
- 優先劣後方式により元本毀損ゼロ
- 運用途中での解約(流動性確保)が可能な柔軟なサービス
COZUCHI(コヅチ)は、高利回りの不動産ファンドを多数提供する人気サービスです。
想定利回り10%以上の案件も扱い、利益上限を設けない成果報酬型の仕組みにより好調時には追加の配当も期待できます。
優先劣後出資を採用して投資家の元本を手厚く保護しており、実績としてこれまで一度も元本割れが発生していない点は安心材料です。
不動産クラウドファンディングでは珍しく途中解約が可能なため、急な資金ニーズにも対応しやすい柔軟性があります。
COZUCHIの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 年利4~10% 程度 |
運用期間 | 3ヶ月~2年程度 |
累計調達額 | 100億円超 |
劣後出資の比率 | 10~30% 程度 |
1年間の募集回数 | 毎月複数回の案件募集 |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | あり |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | LAETOLI株式会社 (宅地建物取引業・第二種金融商品取引業登録) |
公式サイト | 公式サイト |
COZUCHIの口コミ・評判
コヅチは、1口1万円という小額から投資ができ、少ない資金でも不動産投資ができて嬉しいです。物件に関する詳しい説明や物件の様子が分かる写真が豊富に掲載されていて、物件に対する明確なイメージを掴んだ上で投資がしやすいと感じています。
出典:https://minhyo.jp/cozuch
COZUCHIで本格的に不動産クラファンデビュー!!
決め手は代表の方が不動産Gメン滝島さんの対談動画に出てたから。安心感はかなりある
出典:https://x.com/POIKATSU_OTAKE/status/1906662376260391294
COZUCHIはスイッチ申し込みにて投資確定です。ついでにCOZUCHIポイントも20P貰える予定。ポイント消費が今後は選べるようになるらしいので、使いやすくなりますね!
出典:https://x.com/jblogpham/status/1912129027739160605
CREAL|サービス開始から一度も元本割れしていない
出典:https://creal.jp/
- 運営母体は東証上場企業グループで信頼性が高い
- 空室時も賃料保証されるマスターリース契約で安定運用
- 都心の優良マンション案件が豊富で短期運用ファンドも提供
CREAL(クリアル)は、上場企業グループが運営する高信頼の不動産クラウドファンディングです。
賃貸需要の高い都心部のマンションを中心に手堅い案件を取り揃えており、物件に空室が出た場合でもマスターリース契約による賃料保証で安定した収益が見込めます。
投資家から預かった資金を、信託口座で厳格に分別管理するなどセキュリティ対策も万全です。
運用期間は4〜24ヶ月程度のファンドが多く、3ヶ月程度の超短期ファンドもあるため、資金を短期で回したい人にも適しています。
CREALの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 3.0%~6.0%程度 |
運用期間 | 24ヶ月程度 |
累計調達額 | 733億円 |
劣後出資の比率 | – |
1年間の募集回数 | 1ヶ月に2~3件程度(年間約24~36件) |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | クリアル株式会社(東証グロース市場上場) |
公式サイト | 公式サイト |
CREALの口コミ・評判
コロナ真っただ中の時は相当キツい案件もあったけど、それでもどうにかランディングさせたCREALって、いい会社なんだろうな
出典:https://x.com/Yanagi787855/status/1896388581272539354
超短期償還だったけど、戻ってきました
会員ランクの投資額x0.15%の現金プレゼントもあるので、2ヶ月弱300万を安心のCREALに預けてお小遣いを貰った、と思って納得の結果に出典:https://x.com/dokupoi211231/status/1911983686595063890
CREAL(クリアル)の口座開設だけで2000円分のアマギフをプレゼントしています
この前の利回り10%案件は驚きました。上場企業でも高利回りを持ってこれる。スゲー。
出典:https://x.com/IPOkimu/status/1908339708788432993
みらファン|地方物件が多くリスク分散した投資ができる
出典:https://www.mirafun.jp/
- 地方の収益物件に投資し、地域分散で安定性を確保
- 平均利回り6〜8%と実績利回りが高水準
- ファンド終了後の元本返還が最短翌日とスピーディー
みらファンは、地方の不動産に特化したユニークなサービスです。
他社では扱いにくい地方物件への投資によってポートフォリオを分散させ、都市部偏重によるリスクを軽減しています。
運用実績も堅調で、平均利回り6〜8%という高い水準の配当を達成しています。
また、ファンド運用終了後の出資金返還が非常に早く、過去の全ファンドで翌営業日には元本返還が行われています。
インカムゲイン重視で堅実な運用を行うため、短期的な不動産価格の変動に左右されにくいのも安心できるポイントです。
みらファンの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 5.5%~10.0%程度 |
運用期間 | 3ヶ月~12ヶ月(案件により異なる) |
累計調達額 | 約15億9,976万円 |
劣後出資の比率 | 案件により異なる(第15号では約60%) |
1年間の募集回数 | 年間約8件程度(2024年~2025年の実績から推定) |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社みらいアセット |
公式サイト | 公式サイト |
みらファンの口コミ・評判
年始初投資 みらファン第15号(愛知県海部郡)あっという間に埋まったみたいで驚き。70万ほど入れてみましたー 間に合ってよかった 無事に償還されますように…
出典:https://twitter.com/dokupoi211231/status/1877555322518130728
みらファン 投資しました
久しぶりに先着いけたーって感じ出典:https://x.com/rabbits7766/status/1877552353282228413
みらファンは12時10分ぐらいに見たら埋まってた…
ナインファンド初めて申し込んだけど、既に400%超えてて絶望的…出典:https://x.com/pointpoint9999/status/1877696589403435473?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1877696589403435473%7Ctwgr%5Ec76553f1d9aa4dcc5b313abcf9453bcc2c0091a6%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Ffund.lifeplay.co.jp%2Fmirafun-hyoban%2F
利回り不動産|平均10%前後の高利回りを実現する高収益サービス
出典:https://rimawari.co.jp/
- 区分マンションや戸建て中心で堅実な賃貸収入を追求
- 空室保証付きで常に満室想定の安定分配を実現
- 出資額に応じ独自ポイント「ワイズコイン」が貯まりお得
利回り不動産は、小型のマンションや戸建て物件に特化し、安定した賃料収入を重視するクラウドファンディングです。
物件には空室保証(満室想定賃料の保証)を付けているため、入居者がいない場合でも想定利回り通りの分配を受け取りやすいのが特徴です。
また、運営会社は大規模な不動産開発の実績を持つ企業で、市場分析力を活かした堅実なファンド組成に定評があります。
想定利回り5〜12%と高めの案件が多く、さらに投資額に応じて独自の「ワイズコイン」が付与され、次回以降の投資に利用できるといったユニークな特典もあります。
利回り不動産の基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 5.0%~10.0%程度 |
運用期間 | 12ヶ月程度(案件により異なる) |
累計調達額 | 45億円 |
劣後出資の比率 | 10.0%~62.0% |
1年間の募集回数 | 16件程度 |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社ワイズホールディングス |
公式サイト | 公式サイト |
利回り不動産の口コミ・評判
利回り不動産の先着、余裕でした(´ω`) 45号ファンドが9/8に償還されるようなので、その分を61号に入れますー。#利回り不動産#不動産クラファン
出典:https://x.com/anna_thunder8/status/1829460787418550627
お疲れさまです(*^-^)ノ 本日は利回り不動産さんの抽選案件が当選~ あとはクラウドバンクさんとクラウドクレジットさんから償還&分配金です~… ではでは#投資 #利回り不動産 #クラウドバンク #クラウドクレジット
出典:https://x.com/com_as_you_are/status/1644291476288057345
利回り不動産、当選しました 今回は大型なので期待してました
出典:https://x.com/rabbits7766/status/1513353011564728320
TECROWD|海外不動産投資で高利回りを実現する国際派サービス
出典:https://tecrowd.jp/
- 1口10万円からと最低投資額が他社より高め
- モンゴルなど海外不動産で平均利回り10%超の高配当
- 障がい者支援施設など社会貢献性の高いファンドも展開
TECROWD(テクラウド)は、海外不動産案件に強みを持つサービスです。
モンゴルをはじめとした中央アジアの新興国不動産に投資するファンドを提供しており、平均利回り10%超と非常に高いリターンが魅力となっています。
その分1口あたりの最低投資額が10万円~とやや高額に設定されていますが、少額では得られない大きな利益を狙えるのが特徴です。
また、海外の経済発展への寄与だけでなく、日本国内の障がい者グループホームへの出資など社会的意義のあるファンドも扱っており、社会貢献を意識した投資をしたい方にも適したサービスです。
TECROWDの基本情報
最低出資金額 | 10万円 |
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想定利回り | 8.5%~11.5%程度 |
運用期間 | 24ヶ月~36ヶ月(案件により異なる) |
累計調達額 | 397億6,556万円 |
劣後出資の比率 | – |
1年間の募集回数 | 年間約20件程度 |
募集方法 | – |
途中解約 | 先着・抽選の両方を採用 |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | TECRA株式会社 |
公式サイト | 公式サイト |
TECROWDの口コミ・評判
TECROWD76号ファンド 想定利回り8.5%、運用期間8ヵ月 先行募集予定 気がつけば、TECROWD への投資額が一番になっていた。
出典:https://x.com/yestomo1221/status/1888536266029011316
お疲れさまです 本日はTECROWDさんの先行抽選案件の当選~ なのですが 資金不足で他の償還の入金待ちで ではでは#投資 #TECROWD
出典:https://x.com/com_as_you_are/status/1895073264172757369
開始時間に申し込みページに行ったら既に45%でダメかもと思ったけど申し込めました。開始1分で完売になってました
出典:https://x.com/kokoron26937773/status/1596073276325134336
みんなで大家さん|想定利回り6.0〜7.0%の安定運用と途中解約可能な柔軟性
出典:https://www.minnadeooyasan.com/
- 年利6〜7%前後の高利回り案件が中心(中長期運用型)
- 1口100万円からと大口投資向けだが分配金は2ヶ月ごとに支払い
- 譲渡制度による途中換金が可能で一定の流動性に配慮
みんなで大家さんは、1口100万円から出資できる大型不動産ファンドを提供するサービスです。
他社に比べ最低出資額は高めですが、その分想定利回り6〜7%程度の高利回り案件が多いのが魅力となっています。
空港周辺の開発用地、テーマパーク隣接地のホテル、物流施設など多彩なファンドを扱っており、運用期間は3〜5年と中長期にわたります。
運用期間が長めでも、2ヶ月ごとに配当金が支払われるため定期的なインカムゲインを確保しやすく、さらにファンド持分を他の投資家に譲渡する形で途中換金も可能な仕組みを備えています。
また、専任スタッフとの個別相談やセミナー開催などサポート体制も充実しており、まとまった資金を長期運用したい投資家に適したサービスと言えます。
みんなで大家さんの基本情報
最低出資金額 | 100万円 |
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想定利回り | 6.0%~7.0% |
運用期間 | 36ヶ月~ |
累計調達額 | 2,000億円 |
劣後出資の比率 | 20% |
1年間の募集回数 | – |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | あり(解約手数料あり) |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 都市綜研インベストファンド株式会社(営業者) みんなで大家さん販売株式会社(販売代理) |
公式サイト | 公式サイト |
みんなで大家さんの口コミ・評判
年金の額が少なく、これではとても厳しく老後の生活を楽しむなんてとても無理だと。そんな中でみんなで大家さんを始めました。成田ゲートウェイの開発進みオープンするのが楽しみです。
出典:https://minhyo.jp/minnadeooyasan
このサービスの最大のメリットは、少額で不動産投資ができる点です。債権を購入する感覚で不動産投資ができる点が気に入りました。また、運用実績もしっかりしており、REITよりも仕組みが単純で、分かりやすい点も気に入っています。
出典:https://minhyo.jp/minnadeooyasan
運営会社が物件の選定や管理をしてくれるので、初心者でも安心できました。実際に投資してみると、想定利回りの7%で分配金がもらえて、満足しています。他の不動産投資と比べても、手軽に始められるし、安定していると感じました。
出典:https://minhyo.jp/minnadeooyasan
GOLD CROWD|介護事業に特化した社会貢献型投資サービス
出典:https://aggcrowd.jp/
- 高齢者向け住宅や介護施設など社会性の高いファンドに特化
- 投資を通じて社会貢献しながら安定した資産運用が可能
- 再投資ファンド制度で最長10年間継続して運用できる
GOLD CROWD(ゴールドクラウド)は、介護事業に関連した不動産ファンドを主に取り扱うサービスです。
高齢者向け住宅や介護施設といった社会的ニーズの高い物件に投資できるため、資産運用と社会貢献の両立が図れる点が特徴です。
想定利回り5〜8%程度の案件が多く、運用期間は約1年が基本ですが、再投資ファンドという仕組みにより同じファンドに継続出資が可能です。
一度投資した資金を運用終了後に再度同じ案件へ充当することで、最長で10年間連続して運用できるため、毎回新たな案件を探す手間なく長期運用したい人に向いています。
GOLD CROWDの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 5.0%~8.0% |
運用期間 | 12ヶ月 |
累計調達額 | 6億円 |
劣後出資の比率 | 最低10%以上 |
1年間の募集回数 | 9件 |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし ※譲渡は可能 |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | ゴールドトラスト株式会社 |
公式サイト | 公式サイト |
GOLD CROWDの口コミ・評判
GOLD CROWDまさかの当選!!!あざます
出典:https://x.com/jblogpham/status/1912015422846849150
GOLD CROWD 介護施設開発用地,当選!
こちら久々の新規投資
出典:https://x.com/yus_life/status/1909486846826233952
【GOLD CROWD】投資申し込みしました!15日まで抽選案件です
それなりに自己資本比率も維持していますし、コロナ期からグループ会社の売り上げも回復したとのこと!
利回りも高くて好みです
出典:https://x.com/jblogpham/status/1910642733666230761
TSON FUNDING|不動産AIによる高精度マーケティングで高利回りを実現
出典:https://tson-funding.jp/
- 独自開発のAIが高付加価値の不動産を厳選してファンド化
- ファンド形態を匿名組合型・任意組合型の2種類用意
- 1口10万円から投資可能で運用期間は短期〜中期に対応
TSON FUNDING(ティーソンファンディング)は、テクノロジーを活用した先進的な不動産クラウドファンディングです。
運営会社独自の不動産評価AIを駆使して市場価値の高い物件を見極め、厳選した案件のみをファンドとして提供しています。
そのため、堅実に資産を増やしたい投資家にとって魅力的なサービスとなっています。
また、匿名組合型ファンドと任意組合型ファンドの2タイプを用意しており、短期運用希望者にも中期運用希望者にも対応可能な柔軟性があります。
想定利回りは5〜6%程度と安定的で、最低出資額は10万円〜です。
TSON FUNDINGの基本情報
最低出資金額 | 10万円 |
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想定利回り | 6.7%程度 |
運用期間 | 6ヶ月~36ヶ月 |
累計調達額 | 87億円 |
劣後出資の比率 | 10.0% |
1年間の募集回数 | 45件 |
募集方法 | 抽選 ※一部先着の場合もあり |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社TSON |
公式サイト | 公式サイト |
TSON FUNDINGの口コミ・評判
TSON FUNDING
20万円入れてみました アマギフ効果…?
もうすぐ3月末、四半期毎にExcelでちまちま資産確認をしてるので、そろそろ計算を開始増えてるといいな
出典:https://x.com/dokupoi211231/status/1905027261084078234
TSON FUNDING
50万円がお小遣い付きで償還
運用終了は2ヶ月前だけど、償還日まで日割り計算で利回りの対象になる安心感
出典:https://x.com/dokupoi211231/status/1901060138230050880
不動産クラファン「TSON FUNDING」から分配金もらいました。
利回りが6.5%とかなり高額でした、不動産クラファンは高配当株より利回りが高いので配当金目的の投資家にはぜひおススメですよ
出典:https://x.com/zaosi3/status/1622875742181916672
FUNDROP|最短3ヶ月からの短期ファンドが中心
出典:https://fundrop.jp/
- ONE DROP社運営で居住用賃貸住宅のみを投資対象に特化
- 商業ビルは扱わず景気に左右されにくい安定収益を追求
- 最短3ヶ月からの短期ファンドが中心で1万円から投資可能
FUNDROP(ファンドロップ)は、居住用の賃貸住宅に特化した不動産クラウドファンディングです。
オフィスビルや商業施設への投資は行わず、住居系物件に絞ることで景気変動の影響を受けにくく、安定した稼働率と収益を確保しやすい運用を実現しています。
最低1万円からの少額投資が可能で、運用期間も3〜12ヶ月程度の短期案件が多いため、投資初心者や少額資金で試したい方にも利用しやすいでしょう。
優先劣後方式により元本割れリスクも抑えられており、堅実に運用益を積み上げたい人に適しています。
FUNDROPの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 4~8%程度 |
運用期間 | 6~18ヵ月 |
累計調達額 | 13億 |
劣後出資の比率 | 10%代~30%程度 |
1年間の募集回数 | 12回程度 |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | ONE DROP INVESTMENT 株式会社 |
公式サイト | 公式サイト |
FUNDROPの口コミ・評判
FUNDROP、投資しました!今年の投資初めはFUNDROPでした
横浜アパートのグルグル5回目、今年もチキンスピリット全開で低利のガチ堅案件に全投入します出典:https://x.com/viviri_man/status/1876836630901735799
お、こいつぁうれしい
#FUNDROP 当選です出典:https://x.com/mochicopapa39/status/1851163403043389499
FUNDROP 20号「東京都八王子市」が無事に償還されました! 運用終了日の翌日に償還のスピード感は素晴らしいです。配当も予定通り!ありがとうございます
出典:https://x.com/erikitafund/status/1843182773470924987
大家どっとこむ|物件選定能力に定評がある
出典:https://cf-ooya.com/
- 不動産開発・売買・賃貸管理を手掛ける企業が運営
- 首都圏中心の居住用不動産や土地に投資しやすい
- 優先劣後出資でリスク軽減、1万円からの少額出資OK
大家どっとこむは、不動産事業会社のグローベルス社が運営するクラウドファンディングサービスです。
運営会社自身が物件の仕入れ(購入)から賃貸管理まで一貫して手掛ける体制を取っており、そのノウハウを活かして効率よく利益を創出します。
投資対象は東京都内を中心とした首都圏の居住用マンションや土地がメインで、地域的な需要の高い案件が揃っています。
優先劣後スキームを導入することで元本リスクを低減しており、1口1万円からの小口投資も可能なので、初心者でも始めやすいサービスと言えるでしょう。
大家どっとこむの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
---|---|
想定利回り | 3.5%~5.0%程度 |
運用期間 | 2ヶ月~16ヶ月 |
累計調達額 | 46億円 |
劣後出資の比率 | 案件により異なる(第88号案件では43%) |
1年間の募集回数 | 月1~2件程度(年間12~24件) |
募集方法 | 先着、抽選、比例配分 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社グローベルス |
公式サイト | 公式サイト |
大家どっとこむの口コミ・評判
大家どっとこむからアマギフが届きましたありがとうございます
出典:https://x.com/erikitafund/status/1904031520651989045
大家どっとこむすごい競争率になってますね
当たらないでしょうが一応申し込んでおきました
出典:https://x.com/HVkw8cpi9b64771/status/1912007166896275527
大家どっとこむ当選しました。
ひょっとして100%当選だったかも・・ですね。
今、利率高いところ増えてますもんね~。
出典:https://x.com/billy_invest/status/1887049643105902771
ちょこっと不動産|都内物件が多く元本割れリスクを抑えた安心投資
出典:https://chokotto-fudousan.jp/
- 少額から始められる不動産投資で初心者でも負担なく始められる
- 手間いらずの運用システムでハードルも低い
- 投資家保護と多様な商品ラインナップ
ちょこっと不動産は、1口1万円から投資できる不動産クラウドファンディングです。
物件選定から管理までプロに任せることができ、初心者でも安心して不動産投資を始められます。
また、優先劣後システムを採用しているため、リスクを抑えて投資を行えます。
さらに、会員登録から投資申込、運用開始、分配・償還までの流れもシンプルで、マイページで取引履歴や分配状況を確認できるなど、投資家に寄り添ったサービス設計となっています。
ちょこっと不動産の基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
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想定利回り | 3.5%~4.4%程度 |
運用期間 | 4ヶ月~9ヶ月程度 |
累計調達額 | 9億7,762万円 |
劣後出資の比率 | 30%~67% |
1年間の募集回数 | 約12件 |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | あり |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社良栄(RYOEI) |
公式サイト | 公式サイト |
ちょこっと不動産の口コミ・評判
ちょこっと不動産 投資しました
本日償還があり再投資出典:https://x.com/rabbits7766/status/1732604592465285256
ちょこっと不動産、投資しました!
クリック合戦は何回やっても緊張しますね、その緊張感が好きなのですが
出典:https://x.com/viviri_man/status/1881545920455843963
ちょこっと不動産39号、投資できた。
個人的にちょっと土地勘のある地域の一戸建てなので安心して投資しました。
出典:https://x.com/imk107234811401/status/1881549280969924665
みんなの年金|年利回り実績8%以上を維持
出典:https://minna-nenkin.com/
- 奇数月の定期的な分配金で安定収入が得られ資金の管理がしやすくなる
- 優先劣後システムによる元本保護でリスクも抑えられる
- 都市部の不動産に10万円から投資可能、すべての手続きがWEB上で完結
みんなの年金は、「みんなでつくる、みんなでふやす」をコンセプトに掲げる不動産クラウドファンディングサービスです。
最大の特徴は、奇数月に分配金が支払われるシステムで、公的年金(偶数月支給)と組み合わせることで毎月の安定収入を実現しています。
また、首都圏の区分マンションを中心とした低リスク物件への投資が10万円から可能で、運用や管理の手間なく8%の高利回りを目指せます。
2021年のサービス開始以来、安定した運用実績を重ね、将来の年金不安に備える新しい資産形成手段として注目されています。
みんなの年金の基本情報
最低出資金額 | 10万円~ |
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想定利回り | 8.0%以上 |
運用期間 | 6〜12ヵ月 |
累計調達額 | 32億円 |
劣後出資の比率 | 10%~30% |
1年間の募集回数 | 年17回 |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社ネクサスエージェント |
公式サイト | 公式サイト |
みんなの年金の口コミ・評判
みんなの年金に200万円申し込みました
今回は抽選
合計300万円出資中
不動産クラファンの中では利回り8%と高め
出典:https://x.com/TwinTKchan/status/1639108437488590850
最近、抽選は落選続き、先着順も出資できなかったけれど、やっとみんなの年金で出資できた。
ファインディングファンドにも投稿して、さらにお得に!
出典:https://x.com/shobun777/status/1717754109464617422
みんなの年金さん
60号ファンド準備中だって〜
しかも、抽選
抽選はゆっくり申し込めるから好き
いつ公開されるかな〜
出典:https://x.com/hrkpir_kiki/status/1690562817160835072
不動産BANK|東京圏の中古一棟物件に特化している
出典:https://fudousan-bank.com/
- 東京圏の中古一棟物件に特化し、年利6%以上の高い利回りを実現
- 少額から始められ、すべての手続きがインターネット上で完結する手軽さ
- 投資家保護の仕組みを導入し、元本リスクを低減する安全性重視の運用
不動産BANKは、株式会社ファミリーコーポレーションが2022年11月に開始した不動産クラウドファンディングサービスです。
「投資用アパート販売実績No.1」の実績を持つ運営会社のノウハウを活かし、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)の中古一棟物件に特化した投資機会を提供しています。
1万円から投資可能で、銀行預金の6,000倍にあたる年利6%以上の利回りを目指しています。
信託銀行による分別管理や優先劣後方式を採用することで投資家のリスクを軽減し、運用期間は12ヶ月と比較的短期間で設定されているため、資金の回転がしやすいのも特徴です。
不動産BANKの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
---|---|
想定利回り | 6.0%以上 |
運用期間 | 12ヶ月 |
累計調達額 | 3億900万円 |
劣後出資の比率 | 20%程度 |
1年間の募集回数 | 13件 |
募集方法 | 先着・抽選の両方を採用 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社ファミリーコーポレーション |
公式サイト | 公式サイト |
不動産BANKの口コミ・評判
不動産BANK投資しました
中学生まで鎌ヶ谷市に住んでたので懐かしい〜
出典:https://x.com/rabbits7766/status/1618198072949092352
#不動産BANK 船橋ファンドに投資完了でっす
早々に完売の模様ですね
この案件 1号国分寺ファンド償還記念で1号出資者に今回の投資金額+1.3%のamazonギフト付なのさ
不動産BANKさーん 2号償還記念もヨロシクー
出典:https://x.com/mochicopapa39/status/1699727942522486923
不動産BANKの横浜案件
5月31日売却完了の6月28日償還予定との連絡が来ました。
出典:https://x.com/kazu_vstrom/status/1792096017959276766
property+|東証プライム上場の飯田グループが運営
出典:https://propertyplus.jp/
- 東証プライム上場の飯田グループが運営する信頼性の高さ
- 好立地の高品質デザイナーズ物件に少額から投資できる魅力
- 優先劣後構造と賃料保証で投資リスクを大幅に軽減
property+は、東証プライム上場企業・飯田グループホールディングスの子会社であるリビングコーポレーションが運営する不動産クラウドファンディングサービスです。
1万円から始められる少額投資が魅力で、駅徒歩10分以内の好立地にある自社開発のデザイナーズマンションに投資できます。
優先劣後構造(5~30%)による元本毀損リスクの低減や、マスターリース契約による賃料保証など複数のリスク対策を講じており、投資家の資産を守る仕組みが整っています。
300棟以上の供給実績を持つ高品質な物件に投資でき、会員同士での出資分譲渡も可能なため、急な資金需要にも対応できる柔軟性も備えています。
property+の基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
---|---|
想定利回り | 3.2~10% |
運用期間 | 3~14ヶ月 |
累計調達額 | 15億円 ※2022年情報 |
劣後出資の比率 | 4%程度 |
1年間の募集回数 | 1件 |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | 株式会社リビングコーポレーション |
公式サイト | 公式サイト |
property+の口コミ・評判
property+(プロパティプラス)quador神宮西ファンド3投資完了!
今回は少し余裕をもって投資できたようですが、10分ほどで完売と人気のファンドですね出典:https://x.com/katsusandokatsu/status/1847112956628422738
property+ 投資しました
ファンド復活嬉しいですね出典:https://x.com/rabbits7766/status/1842038439849717894
property+、取れました~
利回りダウンの影響もあってか、ゆっくりでしたね
取れてよかったです出典:https://x.com/viviri_man/status/1906921276268318730
Alterna Bank|1万円からの少額投資に対応
出典:https://www.alternabank.jp/
- 完全オンラインで24時間いつでも便利に利用可能
- 最低残高なしで無料の電子口座と高金利の貯蓄口座
- THE EXCHANGERネットワークで手数料無料のATM利用
Alterna Bank(オルタナバンク)は、1万円から始められる不動産クラウドファンディングサービスです。
国内外問わず多様なファンドを組成しており、リスク分散のための投資先として魅力的な選択肢となっています。
また、Alterna Bankはデジタル証券を提供しており、運用期間が5〜7年と長期的な投資を特徴としています。
オンラインで手続きが完結するため、手軽に投資管理ができる点も魅力です。
Alterna Bankの基本情報
最低出資金額 | 1万円 |
---|---|
想定利回り | 5.0%~6.36%程度 |
運用期間 | 7ヶ月~14.1ヶ月程度 |
累計調達額 | 約480億円 |
劣後出資の比率 | – |
1年間の募集回数 | 約104本 |
募集方法 | 先着 |
途中解約 | なし |
会員登録料 | 無料 |
運営会社 | SAMURAI証券株式会社 |
公式サイト | 公式サイト |
Alterna Bankの口コミ・評判
オルタナバンク 年末大感謝祭ファンドFinal ID801
もう年内は追加投資しないと思ってたけど…30万円だけ入れてみました
ずっと銀行に寝かすだけじゃもったいないと感じてしまう
来年はSOLS WALLETも活用しよう出典:https://x.com/dokupoi211231/status/1872043423114670341
オルタナバンクのファンドが4月9日で無事償還。6%もありがとう霞ヶ関キャピタル!償還されたお金でまた霞ちゃんを買うよ!
出典:https://x.com/ika04584664/status/1908137584229830944
5案件150万円投資中のオルタナバンク
毎月or 3ヶ月毎の分配金が出るファンドがあって、4,944円がデポジット口座へ例の”セのリ”キャンペーンは4枚 分明細に▲計上されていて、大成功みたい
臨時ボーナス嬉しい 5月の入金が楽しみ出典:https://x.com/dokupoi211231/status/1905985708235661701
不動産クラウドファンディングサービスの選び方
不動産クラウドファンディングを利用する際は、どのサービスを選べばよいか迷うかもしれません。
サービスごとに最低出資金額や利回り、運用方針などが異なるため、自分に合ったものを見極めることが大切です。
以下では、不動産クラウドファンディングサービスを選ぶ際に注目すべきポイントを順に説明します。
- 最低出資金額が低く少額から始められるサービスを選ぶ
- 元本割れリスクに対応できているサービスを選ぶ
- 利回りや物件ステータスが高いファンドを取り扱うサービスを選ぶ
- 運用期間や募集回数の多さもチェックする
- 運営会社の実績・信頼性をチェックする
- 利用者の評判や口コミを参考にする
最低出資金額が低く少額から始められるサービスを選ぶ
不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、少額から不動産投資を始められるサービスにしましょう。
最低出資金額が低ければ、手元の資金に余裕がない初心者でも気軽に試しやすく、分散投資もしやすくなります。
また、少額であれば万が一損失が出た場合のダメージも抑えられるため、リスクを抑えて投資したい人に向いています。
サービスによって最低出資金額は異なりますが、一般的には1万円程度から応募できるものが多く、中には数千円から参加可能なサービスもあります。
元本割れリスクに対応できているサービスを選ぶ
不動産クラウドファンディングでは投資である以上、元本割れリスクはゼロではありません。
しかし、「優先劣後方式」を採用するサービスでは、運営会社自身も劣後出資者となり、損失発生時には運営会社の出資分から優先的に補填されます。
そのため、一定範囲内で投資家の元本毀損を防ぐことができます。
また、劣後出資比率(運営会社が出資する割合)が高いほど投資家の元本が守られる可能性が高まるため、劣後出資比率が20〜30%程度のサービスを選ぶと安心です。
利回りや物件ステータスが高いファンドを取り扱うサービスを選ぶ
不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、利回りや物件ステータスが高いファンドを取り扱うサービスを選びましょう。
平均利回りは年間3~5%程度ですが、サービスによっては10%以上の高利回り案件も存在します。
利回りの高さと物件の種類(区分マンション、一棟マンション、商業施設など)を考慮して、自分のリスク許容度に合ったサービスを選ぶことが重要です。
不動産クラウドファンディングは銀行預金(0.001%)と比較すると高い利回りが期待できる投資商品です。
なお、高利回りを提供するサービスとしては、COZUCHIが約4~13%、TECROWDが平均10.3%、victory fundが約8~10%などが挙げられます。
運用期間や募集回数の多さもチェックする
不動産クラウドファンディングでは、サービスごとに運用期間や募集頻度に違いがあります。
運用期間は数ヶ月から1年以上と様々で、自分の資金運用計画に合わせた期間の案件を扱うサービスを選ぶことが重要です。
運用期間が短いサービスを選べば資金回転率が高まり、長期運用のサービスなら安定した収益が期待できます。
また、人気サービスでは募集開始後すぐに満額となることも多いため、定期的に案件を募集しているサービスを選ぶと投資機会を逃しにくくなります。
投資スタイルに合った運用期間と十分な募集頻度を持つサービスを選びましょう。
運営会社の実績・信頼性をチェックする
不動産クラウドファンディングを選ぶ際は、運営会社の実績や信頼性を確認することが重要です。
過去のファンド運用実績や元本割れ・配当遅延の有無、累計調達額などをチェックし、安定した運用ができているか判断しましょう。
また、運営会社が金融商品取引法や不動産特定共同事業法に基づく登録を受けているかも確認すべきポイントです。
さらに、宅地建物取引業や不動産事業での実績が豊富な企業、上場企業グループが運営するサービスは物件の目利きやリスク管理の面で安心感があります。
利用者の評判や口コミを参考にする
実際に、サービスを利用している投資家の評判や口コミも参考にしましょう。
募集案件の魅力度やサイトの使い勝手、配当金の支払状況、運営会社の対応など、生の意見が見えてきます。
ただし、口コミはあくまで個人の感想であり、中には極端な意見や古い情報も含まれます。
ネガティブな口コミがあっても、その原因がリスクの理解不足によるものなのか、運営側の問題なのか見極めが必要です。
評判を参考にしつつも、最終的には公式情報で事実関係を確認した上で判断することを心がけましょう。
不動産クラウドファンディングとは
不動産クラウドファンディングとは、一つの不動産プロジェクトに対して複数の投資家が共同で出資を行うものです。
インターネット上で多数の投資家から少額の資金を集め、集合投資した不動産物件の賃貸収入や売却益を分配する新しい投資手法となっています。
不動産クラウドファンディングとはどのようなものなのか、それぞれポイントにわけて解説します。
- 不動産クラウドファンディングの仕組み
- 不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違い
- 不動産クラウドファンディングとREITの違い
不動産クラウドファンディングの仕組み
不動産クラウドファンディングは、インターネット上で多数の投資家から少額の資金を集め、集合投資した不動産物件の賃貸収入や売却益を出資比率に応じて分配する新しい投資手法です。
投資家は物件の所有権を持たず、運営会社が不動産の選定・取得・運用・売却をすべて代行します。
運用で得られた家賃収入や売却益は投資金額に応じて分配され、運用終了時に元本が返還されます。
運営会社が取得・管理・売却を代行し、優先劣後方式などでリスクを抑える一方、運用期間中は原則として資金の引き出しができません。
比較的安定した利回りが期待できる反面、元本が保証されているわけではないので注意が必要です。
収益の種類
収益タイプ | 内容 | 分配タイミング |
---|---|---|
インカムゲイン | 賃貸収入(家賃) | 定期的または運用終了時 |
キャピタルゲイン | 物件売却益 | 主に運用終了時 |
不動産クラウドファンディングでは、主に2種類の収益が期待できます。
一つは物件の賃料収入によるインカムゲインで、毎月または四半期ごとに分配される安定的な収益源です。
もう一つは物件価値の上昇による売却益、いわゆるキャピタルゲインです。
市場環境や立地条件によって変動するものの、運用期間終了時に大きなリターンをもたらすこともあります。
これら二つの収益バランスは、ファンドごとに特色が異なります。
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングの違い
項目 | 不動産クラウドファンディング | ソーシャルレンディング |
---|---|---|
投資対象 | 不動産物件・不動産事業 | 企業や個人への融資 |
収益源 | 家賃収入(インカムゲイン)と 売却益(キャピタルゲイン) |
貸付金利息 |
担保 | 実物不動産が担保的役割 | 担保なしの場合が多い |
平均利回り | 3~5%程度 | 3~8%程度(10%超の案件も) |
運用期間 | 数ヶ月~数年 | 数ヶ月~数年 |
不動産クラウドファンディングとソーシャルレンディングは、どちらもインターネットを介した投資手法ですが、投資対象と仕組みが大きく異なります。
不動産クラウドファンディングは、実物不動産を裏付けとした投資で、家賃収入と売却益を得ます。
実物資産が担保となり優先劣後方式などのリスク軽減策があるため、相対的に安全性が高いと言えます。
一方、ソーシャルレンディングは企業等への融資を通じて利息収入を得ます。
リスク面ではソーシャルレンディングは貸し倒れリスクが大きく、過去には大手運営会社の倒産事例もあります。
不動産クラウドファンディングとREITの違い
項目 | 不動産クラウドファンディング | REIT(リート) |
---|---|---|
投資対象 | 1つの不動産物件 | 複数の不動産物件 |
最低投資金額 | 1万円~数十万円 | 数万円~数十万円 |
平均利回り | 4%~7% | 3%~4% |
運用期間 | 数ヶ月~数年(固定) | 無期限(いつでも売却可能) |
流動性 | 低い(途中解約原則不可) | 高い(市場で自由に売買可能) |
価格変動リスク | 小さい | 大きい(市場の影響を受ける) |
元本割れリスク | あり(優先劣後方式でリスク軽減) | あり |
分散投資 | 自分で複数案件に投資する必要あり | 1つの銘柄で自動的に分散投資 |
税金 | 総合課税(雑所得) | 申告分離課税 |
不動産クラウドファンディングとREITは、どちらも少額から不動産投資ができる金融商品ですが、投資スタイルや目的によって向き不向きがあります。
不動産クラウドファンディングは、価格変動が少なく安定性を重視する投資家に、REITは流動性が高く積極的な売買を行いたい投資家に適しています。
現在、不動産クラウドファンディングは優先劣後方式による元本保全策があり、REITよりも高い利回りが期待できる一方、換金性の低さがデメリットとなっています。
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選ぶことが重要です。
不動産クラウドファンディングのメリット
不動産クラウドファンディングには、従来の不動産投資や他の金融商品と比べて投資ハードルが低く、リスクが抑えられているなど、魅力的なメリットが複数あります。
初心者でも少額から始めやすく、堅実に資産を増やしたい人に向いている投資手法と言えるでしょう。
ここでは主なメリットについて解説します。
- 元本割れリスクが少ない運用ができる
- 少額から不動産投資できる
- 短期運用で資金を回しやすい
- 年利4〜10%程度と想定利回りが高い
- 物件の選定・購入・管理・売却まで運営会社に任せられる
元本割れリスクが少ない運用ができる
不動産クラウドファンディングでは、「優先劣後方式」により元本割れリスクが低減されています。
この仕組みでは運営会社が劣後出資者となり、損失発生時には運営会社の出資分から優先的に補填されるため、劣後出資比率の範囲内であれば投資家の元本は守られます。
多くの不動産クラウドファンディングサービスでは元本割れの実績はほとんどなく、劣後出資比率が高いサービスを選ぶことでさらにリスクを抑えられます。
少額から不動産投資できる
不動産クラウドファンディングの最大の魅力は、1万円から投資できる少額投資が可能な点です。
通常の不動産投資では数百万円〜数千万円の資金が必要ですが、クラウドファンディングなら手元にわずかな余裕資金があれば始められます。
少額から投資できることで、初心者でも心理的・経済的負担が少なく投資を始めやすく、投資経験を積むステップとしても最適です。
また、少額投資が可能なため、複数の案件に資金を分散させることができ、リスク分散効果も期待できます。
短期運用で資金を回しやすい
不動産クラウドファンディングの特徴として、運用期間が比較的短いことが挙げられます。
多くの案件では6ヶ月〜1年程度の運用期間が設定されており、現物不動産投資の長期保有と比べて短期間で資金が回収できます。
短期運用のメリットは、将来の見通しが立てやすく、経済環境の変化や不動産市況の大きな変動の影響を受けにくい点です。
また、運用期間が短いため、得られた利益を素早く次の投資に回すことができ、複利効果も期待できます。
現在、多くのサービスでは3ヶ月〜12ヶ月の案件が主流となっており、中には1ヶ月未満の超短期案件を提供するサービスも登場しています。
資金繰りの計画が立てやすく、投資資金を長期間拘束されないことも大きな魅力となっています。
年利4〜10%程度と想定利回りが高い
不動産クラウドファンディングの想定利回りは年間4~8%程度が相場で、サービスや案件によっては10%以上の高利回り案件も存在します。
COZUCHIが約4~13%、TECROWDが平均10.3%、victory fundが約8~10%など、高利回りを提供するサービスが複数あります。
これは銀行預金(0.10%)や株式投資(2%)、REIT(3.32%)と比較しても魅力的な水準です。
ただし高利回り案件は短期運用が多く、同じ配当額でも運用期間が短いほど年利換算の数値が高くなる傾向があります。
また高利回りほどリスクも高まる可能性があるため、利回りだけで判断せず、案件内容や運営会社の信頼性も考慮して投資判断することが重要です。
物件の選定・購入・管理・売却まで運営会社に任せられる
不動産クラウドファンディングの大きな魅力は、投資家が資金を出資するだけで、物件の選定から運用・管理、売却までのすべてをプロの運営会社に任せられる点です。
多くのサービスでは物件の収益性や将来性を精査した上で投資案件を組成し、運用中の入居者対応や修繕なども適切に行っています。
投資家は定期的な運用レポートや分配金を受け取るだけで、煩雑な実務に関わる必要がありません。
この仕組みにより、不動産投資の専門知識がなくても、時間や労力をかけずに、不動産オーナーとしての利益を得られます。
多忙なビジネスパーソンや不動産管理に不安のある人にとって、プロのノウハウに任せられる安心感と共に、大きなメリットとなっています。
不動産クラウドファンディングのデメリット
メリットが多い不動産クラウドファンディングですが、注意すべきデメリットや制約も存在します。
投資を始める前に、以下のような点を十分理解しておきましょう。
- 元本が確実に保証されているわけではない
- 基本的に運用期間中は解約・売却ができない
- 運用期間終了まで資金がロックされる
- 分配金には所得税・住民税がかかる
元本が確実に保証されているわけではない
「元本割れリスクが少ない」とはいえ、出資した元本が必ず保証されるわけではありません。
不動産クラウドファンディングはあくまで投資商品であり、預金のような元本保証はありません。
想定していた賃料収入が得られなければ、「想定利回りより分配金が下がる」「元本の一部または全部が返還されない」といったリスクが考えられます。
優先劣後方式によって一定程度の損失はカバーされるものの、劣後出資額を超えた損失が発生した場合には、投資家も損失を被る点を認識しておきましょう。
もっとも、信頼できる運営会社が厳選した案件に限って投資していれば、過去の実績上は元本毀損が起きていないケースもあります。
しかし、将来にわたっても絶対に安全とは言い切れないため、「元本割れリスクはゼロではない」という前提で余裕資金を投じることが大切です。
基本的に運用期間中は解約・売却ができない
不動産クラウドファンディングの出資後は、原則として運用期間が終了するまで途中解約や持分の売却はできません。
多くのサービスで二次取引市場が存在せず、出資した匿名組合持分を他人に譲渡する仕組みもないためです。
一部、例外的に途中解約オプションを提供するサービスも報告されていますが、極めて稀なケースと言えます。
基本は一度出資したら満期まで動かせないと考えておきましょう。
そのため、出資に充てる資金は当面使う予定のない余裕資金から捻出し、運用期間中に急な出費があっても困らない範囲に留めることが重要です。
運用期間終了まで資金がロックされる
上述の通り中途解約ができないため、一度投資すると運用終了まで出資金は使えないことになります。
急に現金が必要になってもすぐには引き出せない点には注意しましょう。
こうした流動性の低さは不動産クラウドファンディングのデメリットの一つですが、その分安定した利回りを得る仕組みでもあります。
運用期間中は使わなくて済む余裕資金だけを投資するなど、資金計画を立てて臨むことが重要です。
分配金には所得税・住民税がかかる
不動産クラウドファンディングで得られる分配金は、税法上「雑所得」として扱われ、所得税および住民税の課税対象となります。
実際には分配金の支払い時に運営会社が源泉徴収を行うため、手取りベースでは想定利回りより約2割程度少なくなる点に注意しましょう。
給与所得者の場合は年間20万円を超える雑所得が発生すると確定申告が必要になるなどのルールがあります。
分配金は課税されるものとして、利回りを考える際には税引き後の実質利回りで検討することが重要です。
なお、NISAなどの非課税制度は現状不動産クラウドファンディングには適用できないため、税金分のコストは避けられません。
不動産クラウドファンディングで投資を始める方法
ここからは、不動産クラウドファンディングを実際に始める手順をステップごとに説明します。
基本的な流れは以下の通りです。
- ステップ1:口座開設(投資家登録)をする
- ステップ2:投資するファンドを選ぶ
- ステップ3:出資の申し込みと入金
- ステップ4:運用開始~配当金の受け取り
- ステップ5:償還・再投資または出金
ステップ1:口座開設(投資家登録)をする
まずは、不動産クラウドファンディングの提供サイトに会員登録し、投資家として口座を開設します。
各サービスの公式ウェブサイト上で新規登録を行い、氏名・住所・連絡先などの基本情報を入力します。
加えて、マイナンバーや本人確認書類(運転免許証やパスポート等)の提出が求められます。
これは法令上の本人確認手続き(KYC)として必須であり、不特定多数から資金を集める投資サービスゆえのセキュリティプロセスです。
オンライン上で画像アップロードによる本人確認を完了すれば、通常まもなく審査が行われ、正式に投資口座が開設されます。
ステップ2:投資するファンドを選ぶ
口座開設後、実際に出資するファンド(案件)を選択します。
それぞれのファンドには、対象物件の種類や所在地、募集総額、1口あたりの出資金額、運用期間、想定利回り、劣後出資割合などの詳細情報が提供されています。
これらの情報をよく比較検討し、自分の投資目的やリスク許容度に合ったファンドを選びましょう。
初心者であれば、できるだけ運用期間が無理なく待てる範囲で、劣後割合が高めで安全性に配慮された案件を選ぶのがおすすめです。
募集方法には先着順のほか抽選方式を採用するサービスもありますが、いずれにせよ募集期間内に申し込みを完了させることが重要です。
ステップ3:出資の申し込みと入金
投資するファンドを決めたら、実際に出資の申し込み手続きを行います。
ファンドの詳細ページで出資金額(口数)を入力し、契約内容やリスクに関する書面に目を通した上で同意し、申し込みボタンを押します。
申し込みが受け付けられると、次に入金手続きが必要です。
入金は案内に従い、指定の口座へ期日までに振り込みます。
募集締め切り日までに所定の方法で出資金を入金すると、出資申し込みが確定します。
ステップ4:運用開始~配当金の受け取り
募集が成立しファンドが成立すると、いよいよ運用開始です。
運用期間中、投資家は基本的に運営会社からの報告を待つだけで特にやることはありません。
配当のタイミングはファンドにより異なり、毎月分配する案件もあれば、運用期間中は分配を行わず終了時にまとめて支払う案件もあります。
分配金は源泉徴収税を差し引いた後、登録した銀行口座に振り込まれます。
受け取った配当金は次の投資に回すこともできますし、自身の銀行口座へ出金することも可能です。
ステップ5:償還・再投資または出金
ファンドの運用期間が終了すると、物件の売却や精算が行われ、出資元本の償還が実施されます。
運営会社から投資家に対し、出資金の返還(償還)と最終の利益分配が行われます。
償還された資金は、次のステップとして再投資するか出金するかを選択できます。
得られた元本と利益を使って、新たなファンドに出資すれば複利的に資産を増やしていくことも可能です。
一方、資金を生活費や他の目的に充てたい場合は、プラットフォーム上の自分の口座から銀行口座へ出金します。
出金手続きはWEB上で指示すれば数日以内に指定口座へ振り込まれるのが一般的です。
不動産クラウドファンディングのリスク回避策
不動産クラウドファンディングでリスクを最小限に抑えるためには、以下のような対策・工夫を行うと良いでしょう。
- 複数の案件に分けて投資することでリスクを分散させる
- 優先劣後方式を採用している案件を選ぶ
- 信頼性の高い運営会社を選ぶ
- 信託保全・倒産隔離スキームを導入しているか確認する
複数の案件に分けて投資することでリスクを分散させる
分散投資はあらゆる投資の基本であり、不動産クラウドファンディングでも有効なリスク分散策です。
一つの案件にまとまった資金を投入するのではなく、複数の案件に資金を分散させることで、仮に一部の案件で損失が出ても他の案件の利益で補える可能性が高まります。
分散の際は、異なるタイプの物件(居住用マンション、商業施設、ホテル開発など)や運用スキームを組み合わせることも有効です。
また運用期間をずらして流動性を確保したり、異なる運営会社のサービスを併用することでサービス固有のリスクも分散できます。
優先劣後方式を採用している案件を選ぶ
優先劣後方式を採用している案件は、一定範囲の損失を運営会社が肩代わりしてくれるため、投資家の元本が保全されやすくなります。
したがって、できる限り優先劣後構造のあるファンドを選ぶことがリスク低減につながります。
ほとんどの不動産クラウドファンディング案件では優先劣後が採用されていますが、重要なのはその劣後出資割合です。
劣後割合が高い(例えば20~30%など)の案件ほど、運営会社が引き受けてくれる損失クッションが厚いということになります。
逆に劣後割合が極端に低い場合、投資家保護の度合いが小さいため注意が必要です。
募集ページに劣後割合の記載がある場合は必ずチェックし、可能であれば劣後割合が十分確保された案件を選ぶようにしましょう。
信頼性の高い運営会社を選ぶ
どの案件に投資するか以上に重要なのが、運営会社自体の信頼性です。
リスク回避の基本として、運営会社の過去の運用実績、企業の財務基盤や親会社の有無、そして行政当局からの許認可状況などを確認しましょう。
不動産クラウドファンディング事業者は、金融商品取引業や不動産特定共同事業の登録を受けている必要があります。
許認可を正しく取得し、業界団体に加盟している企業であれば一定の信頼基盤があると判断できます。
信託保全・倒産隔離スキームを導入しているか確認する
信託保全・倒産隔離スキームを導入しているか確認することは、不動産クラウドファンディング投資における重要なリスク回避策です。
この仕組みは、運営会社が倒産した場合でも投資家の資産を保護するためのもので、特別目的会社(SPC)の設立や信託構造の利用などの方法があります。
これらの事業者は不動産特定共同事業法の第3号・4号事業の許可を取得しており、投資対象となる不動産を運営会社とは別のSPCに保有させることで、運営会社の倒産リスクから投資家の資産を守っています。
投資を検討する際は、各サービスの投資家保護の仕組みを確認し、信託保全や倒産隔離がどのように担保されているかをチェックすることが大切です。
不動産クラウドファンディングのよくある質問とその回答
最後に、不動産クラウドファンディングに関して、投資家の方からよく寄せられる疑問や不安点についてQ&A形式で解説します。
- 不動産クラウドファンディングはやめとけと言われる理由は?
- 不動産クラウドファンディングは儲からないって本当?
- 不動産クラウドファンディングは怪しい?
- 不動産クラウドファンディングで失敗した際の対処法は?
- 不動産クラウドファンディングの平均利回りは?
- 不動産クラウドファンディングに元本保証のサービスはある?
- 不動産クラウドファンディングの分配金はいつどのくらいもらえる?
- 不動産クラウドファンディングの分配金や償還金に税金はかかる?
- 不動産クラウドファンディングで確定申告は必要?
不動産クラウドファンディングはやめとけと言われる理由は?
不動産クラウドファンディングが「やめとけ」と言われる主な理由は、元本保証がなく投資金額が減少するリスクがあることです。
また、途中解約ができないため資金が長期間固定され、緊急時に換金できない流動性の低さも大きな懸念点となっています。
利回りについても、一般的に年数%程度と一攫千金を狙えるような爆発的リターンはないため、短期間で大きな収益を上げたい投資家には物足りないと感じられます。
投資できる口数に上限があることが多く、まとまった資金を投資しにくい点や、不動産の現物を見ずに投資判断をするリスク、そして不動産所有権が得られないため節税効果が期待できない点も「やめとけ」と言われる理由となっています。
不動産クラウドファンディングは儲からないって本当?
不動産クラウドファンディングは、短期間で大きな利益を得られるような投資商品ではなく、年3~6%程度の安定した利回りを目指す中長期的な投資です。
100万円を投資しても年間5万円程度の収益であり、一攫千金を狙う投資家には「儲からない」と感じられるかもしれません。
しかし、銀行預金の金利と比較すれば十分に魅力的であり、株式投資のような大きな価格変動リスクも抑えられています。
「大きく儲からない」反面「大損しにくい」というバランスの取れた投資商品であり、安定した収益を積み上げていくタイプの資産運用と理解するのが適切です。
不動産クラウドファンディングは怪しい?
「不動産クラウドファンディングは怪しいのでは?」という懸念を抱く人もいるようです。
結論から言えば、適切に運営されている不動産クラウドファンディング自体は怪しいものではありません。
むしろ多数の大手企業や上場企業グループが参入しており、公正なルールの下でサービスが提供されています。
したがって、基本的には信頼できる運営会社のサービスを利用すれば「怪しい」心配は不要です。
不動産クラウドファンディングで失敗した際の対処法は?
元本割れが発生した場合、基本的には投資契約上で損失を承諾しているため運営会社に補填を求めることはできません。
そのため、他の投資案件での利益で損失を相殺するか、確定申告で損失を計上して税金面での対策を取るしかありません。
投資家保護の観点からは、優先劣後出資制度が導入されているファンドを選ぶことが重要で、運営会社の劣後出資分が損失を先に吸収してくれます。
また、信頼性の高い事業者を選ぶことや、複数のファンドに分散投資することでリスクを軽減できます。
さらに、運用期間が短いファンドを選ぶことで資金の長期拘束リスクを回避し、次の投資機会に備えることも効果的な対策となります。
不動産クラウドファンディングの平均利回りは?
サービスや案件によって異なりますが、平均的な利回りは年率で3~5%前後と言われています。
実際、多くのファンドの想定利回りはこのレンジに収まっており、中には6~8%程度の案件も散見されます。
10%を超える高利回り案件も存在しないわけではありませんが、そうした案件は物件の開発リスクが高いなど相応の理由があります。
したがって、全体の平均としては5%前後と見ておくのが現実的でしょう。
不動産クラウドファンディングに元本保証のサービスはある?
不動産クラウドファンディングには法律上の元本保証はなく、出資法により元本保証を謳った投資商品は禁止されています。
ただし、リスク軽減策として「買取保証」という仕組みがあり、運用終了時に想定売却価格で売却できない場合、保証会社が一定価格で物件を買い取ります。
この買取保証は対象不動産に対する保証であり、投資家の匿名組合出資に対する元本保証ではなく、買取保証額も案件ごとに異なります。
もう一つの元本割れリスク軽減策として「優先劣後システム」があり、これは運営会社が劣後出資者となって損失が発生した場合に優先的に負担する仕組みです。
一般的な劣後出資割合は10~30%程度で、この範囲内の損失であれば投資家の元本は守られます。
ただし劣後出資額を超える損失が発生した場合には投資家も損失を被るため、元本割れリスクはゼロではないという前提で投資することが重要です。
不動産クラウドファンディングの分配金はいつどのくらいもらえる?
不動産クラウドファンディングの分配金は、投資したプロジェクトのタイプによって受取タイミングと金額が異なります。
分配頻度は「毎月」「半年に一度」「年一回」「運用終了時の一括」など様々で、各案件の詳細ページで配当予定日を確認できます。
分配金の金額は想定利回り(一般的に3%~8%程度)に基づいて計算され、100万円を出資した場合、年間3~8万円程度の収益が期待できます。
不動産クラウドファンディングの分配金や償還金に税金はかかる?
不動産クラウドファンディングの分配金や償還金に税金はかかります。
「雑所得」として課税対象となり、運営会社から支払われる際に20.42%(所得税20%+復興特別所得税0.42%)が源泉徴収されます。
基本的に分配金は支払い時に源泉徴収されるため、投資家が自ら納税手続きをする必要はありませんが、雑所得が年間20万円を超える場合や個人事業主の場合は確定申告が必要です。
また、課税所得額が695万円未満の場合は確定申告をすることで、源泉徴収された税金の一部が還付される可能性があります。
なお、償還金(元本返還)自体には課税されませんが、元本を上回る利益部分には課税されます。
不動産クラウドファンディングで確定申告は必要?
不動産クラウドファンディングの確定申告は、主に3つのケースで必要になります。
- 雑所得の合計が年間20万円を超える場合
- 課税所得金額が695万円を超えない場合
- 個人事業主など元々確定申告が必要な人
分配金は匿名組合型の場合「雑所得」として扱われ、源泉徴収(20.42%)が行われますが、確定申告により税金の還付を受けられる可能性があります。
また、雑所得内での損益通算も可能なため、他の雑所得と損失を相殺できるメリットもあります。
不動産クラウドファンディングおすすめまとめ
不動産クラウドファンディングは、少額から不動産投資を始められ、比較的安定した利回りで資産形成ができる手法です。
優先劣後方式による元本保全策やプロに任せられる手軽さもあり、忙しい会社員や投資初心者でも取り組みやすいでしょう。
もちろん途中解約不可や元本保証なしといった注意点はありますが、信頼できるサービスを選び、分散投資など適切に対策すれば過度に心配する必要はありません。
堅実にコツコツと資産を増やしたい方には、不動産クラウドファンディングは有力な選択肢の一つとなり得ます。
ぜひメリット・デメリットを正しく理解した上で、無理のない範囲からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。