車検が切れた、事故で使えなくなったなど、なんらかの事情で使用できない状態になった車両でも、所有者に車両の管理責任と税金の支払い義務が生じます。
しかし、「廃車買取業者が多すぎてどこを選べばいいかわからない」「手続きが難しそう」といった理由で頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
こうした悩みは廃車買取業者に問い合わせることで解決することができます。
本記事では、おすすめの廃車の買取業者をランキング形式でまとめました。
さらに、買取業者を選ぶ際のポイントや注意点についても取り上げているため、この記事を参考に自分の条件にピッタリの業者を探していきましょう。
業者名 | 特徴 | 公式サイト |
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カーネクスト 公式サイト | |
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日本廃車センター 公式サイト | |
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廃車ドットコム 公式サイト |
廃車買取のおすすめ業者ランキング10選
廃車買取業者にはさまざまなところがありますが、それぞれが魅力的な強みを持っています。
廃車買取のおすすめ業者ランキングそれぞれの特徴について以下の表にまとめたため、比較して自身に合う業者を探しましょう。
業者名 | 特徴 | 公式サイト |
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カーネクスト 公式サイト | |
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日本廃車センター 公式サイト | |
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廃車ドットコム 公式サイト | |
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ハイシャル 公式サイト | |
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ソコカラ 公式サイト | |
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事故車買取のタウ 公式サイト | |
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廃車ラボ 公式サイト | |
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セルトレ 公式サイト | |
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ユーカーパック 公式サイト | |
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廃車ツヨシ 公式サイト |
カーネクスト
出典:https://carnext.jp/
カーネクストは株式会社カーネクストが運営しているサービスです。
テレビCMなどで露出が多いため、知名度も高いです。
カーネクストは車検切れや事故車など廃車の買取に力を入れています。
独自の販売ルートがあることによる高額買取や、利用者の満足度の高さなどに魅力があります。
カーネクストのおすすめポイント
カーネクストのおすすめポイントは以下の通りです。
- 13,000社の自社オークション
- レッカー料金や諸手数料無料
- 引取満足度が91.9%
カーネクストでは、13,000社の自社オークションがあるため、より高額で買い取ってもらえる販売先を見つけることができます。
そのため、出品の費用を減らし、高額な買取価格にもつながっています。
また、レッカー代や廃車買取の諸手数料が無料であるのもおすすめポイントの1つです。
さらに、引取満足度91.9%の実績(カーネクストの2021年11月の調査から)があり、安心して手続きを進めることができます。
カーネクストは、費用をなるべく抑えたいという方には非常におすすめです。
カーネクストの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | 3万円 |
公式サイト | カーネクスト 公式サイト |
日本廃車センター
出典:https://www.haisya.co.jp/
日本廃車センターは株式会社MICが運営しているサービスです。
独自の販売ルートを持っており、それが、買取価格に反映されるのは大きな強みです。
最短4日以内で名義変更をしてもらえるため、売却後にトラブルの心配もなく手続きを進めることができます。
日本廃車センターのおすすめポイント
日本廃車センターのおすすめポイントは以下の通りです。
- 即日手続き可能
- どんな車も買取保証1,000円以上
- 還付金の立替をしている
日本廃車センターは土日祝日を含め、年中無休で営業しているほか、即日現金支払いが可能になっています。
さらに、還付金の立替先払いをしています。
また、どんな車も1,000円以上の買取保証がついてることは、日本廃車センターの強みと言えます。
平日が忙しい方、買取先が見つからずに、困っている方にはおすすめです。
日本廃車センターの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | 1万〜2万 |
公式サイト | 日本廃車センター 公式サイト |
廃車ドットコム
出典:https://www.hai-sya.com/
廃車ドットコムは株式会社廃車ドットコムが運営しています。
東南アジアを中心に海外にも販売網を持っていることが特徴です。
そのため、車両の状況次第では輸出をすることができるほか、解体して、部品を輸出するなど、買取の幅が非常に広いです。
廃車ドットコムのおすすめポイント
廃車ドットコムのおすすめポイントは以下の通りです。
- 手続き費用が完全無料
- 買取実績トップクラスの安心感
- 立会査定がない
廃車ドットコムでは手続き費用が完全無料であるほか、現金での買取が可能になっています。
また廃車ドットコムの利用者からの満足度が90%を超えており、安心して廃車買取をすることができます。
さらに、立会査定がなくWebの申し込みだけで完結します。
廃車買取を素早く、安心して済ませたいという方にはおすすめです。
廃車ドットコムの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | 自動車税返還あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | 3万円 |
公式サイト | 廃車ドットコム 公式サイト |
ハイシャル
出典:https://haishall.jp/
ハイシャルは、ユニオンエタニティ株式会社が運営しています。
日本自動車査定協会が主催している中古自動車査定士の資格を有する査定士が価格を監修しているところが特徴です。
累計相談数が30万件以上にものぼる実績があるため、廃車買取業者として、安心感があります。
ハイシャルのおすすめポイント
ハイシャルのおすすめポイントは以下の通りです。
- 最短20秒で買取価格がでる
- どんな車も0円以上の買取保証
- お客様満足度98%の実績
ハイシャルではどんな状態の車でも、0円以上の買取保証がつきます。
また、利用者満足度98%の高評を得ている廃車買取サービスです。
スタッフの接客力向上の為に、社員に対して定期的な研修を実施しており、安心してサービスを利用することができます。
また最短20秒で買取価格が出るため、査定価格をとにかくはやく知りたい方にはおすすめです。
とにかく早く廃車買取を済ませたいという方には非常におすすめです。
ハイシャルの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | 3万円 |
公式サイト | ハイシャル 公式サイト |
ソコカラ
出典:https://www.hanamaru870.net/
ソコカラは株式会社はなまるが運営しています。
無店舗型の営業で、完全オンラインであることが特徴です。
特に、「シミュレーター」で所有している車の価格がその場でわかるのが魅力です。
ソコカラのおすすめポイント
ソコカラのおすすめポイントは以下の通りです。
- 自社オークションで最適な価格を提供
- 車両状態問わず10,000円以上の買取保証
- 貿易相手国が110ヶ国以上
ソコカラは、自社オークションを運営しており、高い販路をすぐに見つけることができるため、出品のコストを削減させることができ、それが高額な買取価格にもつながっています。
また、貿易相手国が110ヶ国であり、買い取った廃車を、独自ルートによって12,000社以上の海外会員に輸出しています。
さらに、どんな車でも10,000円以上の買取保証がついているのはソコカラならではの強みと言えるでしょう。
どこよりも高い額で売却したい、費用を安く済ませたいという方にはおすすめです。
ソコカラの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | 110ヶ国以上 |
契約後キャンセル料 | なし |
公式サイト | ソコカラ 公式サイト |
事故車買取のタウ
出典:https://tau.co.jp/
事故車買取のタウは株式会社タウが運営しています。
事故車買取のタウでは土日祝日も買取対応をしています。
また、リユースとリサイクルが累計130万台以上と、事故車買取専門業者としての実績があることが特徴です。
事故車買取のタウのおすすめポイント
事故車買取のタウのおすすめポイントは以下の通りです。
- 124ヶ国の販売経路がある
- 業界最大級の100万以上の買取実績
- 8割が実査査定
事故車買取のタウは、世界の124ヶ国に向けた販売経路を確保しています。
この販売経路の多さは、買取価格にも反映されます。
さらに、8割が実査査定(直接訪問)であり、査定員がその場で査定をするため、最大限の価値をつけてもらうことができます。
高額で買い取ってもらい、安心して買取手続きを進めることができます。
事故車買取のタウの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | 124ヶ国に展開 |
契約後キャンセル料 | 2万円 |
公式サイト | 事故車買取のタウ |
廃車ラボ
出典:https://www.haisha-labo.com/
廃車ラボは株式会社ECOLOGY SYSTEMが運営しています。
最新相場での買取を行っています。
創業から10年以上の歴史がある廃車買取業として、買取の際の安心感があることが魅力です。
廃車ラボのおすすめポイント
廃車ラボのおすすめポイントは以下の通りです。
- 安心の廃車書類郵送
- 廃車と買取ではどちらがお得か提案
- 重量税・自賠責・自動車税の還付
廃車ラボでは、重量税・自賠責・自動車税等の還付金があります。
また廃車書類が郵送されるため、廃車手続きの不備に関する心配も減らすことができます。
また、買取もしくは廃車かを、還付金まで含め、金額がより高額な方を提案してもらうことができます。
そのため安心して廃車買取手続きを進めたい方や、廃車と買取で悩んでいる人にはおすすめです。
廃車ラボの詳細情報
無料査定 | 無料 |
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還付金対応 | 重量税・自賠責・自動車税等の還付金あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | なし |
公式サイト | 廃車ラボ 公式サイト |
セルトレ
出典:https://sell.tc-v.com/
セルトレは株式会社じげんが運営しています。
セルトレでは、査定内容に納得できなければ売却しなくてもよいため、キャンセル料も一切かかりません。
また、ユーザーと買取業者のマッチングが可能である独自のフィルタリング機能を提供していることが特徴です。
セルトレのおすすめポイント
セルトレのおすすめポイントは以下の通りです。
- 最安値から70万円以上UP実績あり
- 売却後アンケート20,000円もらえる
- 車両別で買取相場を確認できる
セルトレを利用することで査定額が70万円も上がった実績があります。
さらに、車両別の相場が掲載されているため、査定額が妥当かを利用者自身が確認できるため、安心して手続きを進めることができます。
またセルトレは、売却後アンケートに答えることで、20,000円がもらえるキャンペーンを実施しています。
高額で売却したいという方には非常におすすめです。
セルトレの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | なし |
公式サイト | セルトレ 公式サイト |
ユーカーパック
出典:https://ucarpac.com/
ユーカーパックは株式会社UcarPACが運営しています。
廃車買取専門店ではありませんが、オークション型の一括査定を行っています。
最大で約8,000店舗の競争によって入札され、最も高い買取価格をつけた業者が車を買い取るシステムになっています。
ユーカーパックのおすすめポイント
ユーカーパックのおすすめポイントは以下の通りです。
- 業者と交渉する必要がない
- 売切価格を相談できる
- 手厚いサポートで手間を掛けずに売却
ユーカーパックでは、買取の際に、業者と交渉する必要がありません。
また、売切価格を相談することができ、手厚いサポートで手間を掛けずに売却することができます。
廃車とはいえども、多くの買取店の評価を受けてみたいという方は非常におすすめです。
ユーカーパックの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | 5万〜10万円 |
公式サイト | ユーカーパック 公式サイト |
廃車ツヨシ
出典:https://www.kurumakaitorihikaku.net/
廃車ツヨシは株式会社ウェブクルーが運営しています。
日本全国、さらに年中無休で買取の相談が可能になっています。
廃車ラボは数多くの買取実績があり、安心感と買取価格に納得感を持つことができます。
廃車ツヨシのおすすめポイント
廃車ツヨシのおすすめポイントは以下の通りです。
- 電話一本で無料査定
- 高額買取
- 迅速な手続き
廃車ツヨシではすべての手続きをを電話・もしくはWEB上で完結することができます。
また、自動車還付金対応も全て無料となっています。
査定の際の手間を掛けずに、早く手続きを進めたいという方に非常におすすめです。
廃車ツヨシの詳細情報
査定 | 無料 |
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還付金対応 | あり |
レッカー代 | 無料 |
海外への販路 | あり |
契約後キャンセル料 | なし |
公式サイト | 廃車ツヨシ 公式サイト |
廃車買取業者を選ぶ際のポイント
廃車買取業者を選ぶ際のポイントは以下の通りです。
-
レッカー代や手数料がかからないか
-
買取額が妥当か
-
保険や税金の還付があるか
-
自社リサイクル工場があるか
-
どのような車を扱っているか
- 海外に販売経路があるか
それぞれについて詳しく解説していきます。
レッカー代や手数料がかからないか
廃車買取業者を選ぶうえで、レッカー代や手数料がかからないかは重要なポイントです。
車検切れや不動車の場合には、積載車での引き取りとなるためレッカー代が発生するところもあります。
また、廃車買取の際には、解体費用や運搬費用、リサイクル料金などの手数料が発生します。
しかし、これらの手数料を完全に無料で行っている業者もあります。
そのため、費用をなるべく抑えたいという方は、レッカー代が無料で、その他の費用がかからないところに廃車買取を依頼しましょう。
買取額が妥当か
廃車買取業者を選ぶ際には、買取額が妥当かどうかがポイントになります。
特に、査定額が不自然に高い場合は注意が必要になります。
なぜなら、廃車買取業者の中には、査定後に買取価格を下げる業者が存在するためです。
一部の買取業者は、あとから車両に傷や故障が発見されたという理由で買取価格を下げようとしますが、それが適切な判断かどうかはわかりません。
そのため、買取相場を把握しておくことをおすすめします。
保険や税金の還付があるか
廃車買取業者を選ぶ際のポイントとして、保険や税金の還付があるかが挙げられます。
保険金や税金(自動車税・自動車重量税・自賠責保険)は1年分を先払いしていることが多いです。
廃車にした場合には、この保険金や税金の支払い超過分が還付金として変換される仕組みになっています。
しかし、業者には還付金の説明義務はないため、説明もなく買取価格に上乗せして提示して来ることもあります。
そのため、保険や税金の還付金込みで買取金額が提示されているのかどうかを正確に把握しておくようにしましょう。
ちなみに、軽自動車は自動車税が後払いのため、廃車後も還付はありません。
自社リサイクル工場があるか
廃車買取業者を選ぶ際のポイントの1つに、自社リサイクル工場があるかということが挙げられます。
自社に工場がない場合には、車の解体を自社で行うことができず、別の業者に委託する必要があります。
この場合には、消費者である私たちが費用を負担する可能性があるため、自社リサイクル工場のある業者を選びましょう。
どのような車を扱っているか
廃車買取業者を選ぶうえで、買取店がどのような車を扱っているかはポイントになります。
廃車買取店の中には、様々な車を扱っているところもあれば、事故車といった特定の分野のみを扱うところもあります。
特定の分野を扱う買取店では、査定も高水準で行われているため、自身の目的に合うお店がある場合には、利用してみるのも良いでしょう。
基本的には、扱う車が多い店と、特定の分野に特化したお店両方で査定をして、それぞれのサービス内容、価格を考慮しながら選んでいきましょう。
海外に販売経路があるか
海外に販売経路があることは、廃車買取業者を選ぶうえでのポイントになります。
販売先が多い買取業者だと、理想の条件で販売できる手段が多く、高値で売ってもらえる可能性が増えるからです。
日本の廃車のパーツはたとえ中古でも、海外では需要が高く、高値で買い取ってもらえる傾向があります。
国内向けの販売のみの業者と海外にも販売を広げている業者とでは、買取金額に大幅な差がつくことがあるため、その業者の販売先が多いかどうかは買取業者を選ぶ上での参考材料にしましょう。
廃車買取の相場
ここでは、廃車買取の相場について以下に分けて説明します。
- 軽自動車の廃車買取相場
- 乗用車・セダンの廃車買取相場
- 商用車・トラックの廃車買取相場
- 輸入車の廃車買取相場
- メーカー別の廃車買取相場
それぞれに付いて詳しく解説していきます。
軽自動車の廃車買取相場
軽自動車の買取相場は3千円~2万5千円ほどになっています。
買取相場は年式、走行距離や車両状態などによって異なります。
軽自動車の海外輸出はあまり多くなく、日本向けの中古車として流通できるかが重要なポイントになります。
乗用車・セダンの廃車買取相場
乗用車・セダンの廃車買取相場は1万〜10万円ほどです。
クラウンやセドリッククラスなら2万円~10万円ほど、カローラクラスだと1万円~6万円が相場になっています。
廃車買取業者によって力を入れている車種が異なるため、業者ごとに値段が上下する可能性があります。
商用車・トラックの廃車買取相場
商用車・トラックの廃車買取相場は10万〜100万円ほどになっています。
相場を見るとわかるように、年式や走行距離によって買取価格が異なるのが特徴です。
商用車やトラックは海外での需要があります。
輸入車の廃車買取相場
輸入車の廃車買取相場は2万円~50万円ほどになっています。
車種によってはかなり高額で買い取ってもらえることが輸入車の廃車の特徴です。
輸入車のパーツは、国内の修理部品として使用され、海外においても人気を集めている車種もあるためです。
廃車を高額で買い取ってもらうコツ
廃車を高額で買い取ってもらうコツは以下の通りです。
- 複数社に査定依頼をする
- 車の状況を正確に伝える
- 繁忙期を避けて買取に出す
それぞれについて詳しく解説していきます。
複数社に査定依頼をする
廃車を高額で買い取ってもらうコツの1つに、複数社に査定依頼をするということが挙げられます。
廃車の査定額は業者によって異なり、数千円〜数万円ほどの違いが生じることも珍しくありません。
そのため、複数社に査定を依頼をして、より高額で売却させてもらえる業者を比較しながら探していきましょう。
車の状況を正確に伝える
廃車を高額で買い取ってもらうためには、車の状況を正確に伝えることも重要です。
外装や内装、修復歴などの細かい情報を伝えることは正確な査定をするうえでは欠かせません。
なぜなら、廃車の説明が少ない場合に買取業者は「他の不具合もあるんじゃないか」と考え、リスクを避けようと低く見積もる可能性があるためです。
そのため、業者に対して、正確に車両の状況を伝えることが高額買取のポイントになってきます。
繁忙期以外で買取に出す
繁忙期以外で買取に出すことで、高額で売却できる可能性があります。
廃車買取は主に12月〜3月に繁忙期を迎えます。
繁忙期には廃車が多くなり、査定額が通常よりも低くなります。
そのため、5〜9月の閑散期に買取に出すことをおすすめします。
廃車買取の流れ
廃車買取の流れは以下の通りです。
- 買取業者を選ぶ
- 査定を受ける
- 書類を準備する
- 車両を引き渡す
- 買取金と書類を受け取る
ここではそれぞれについて詳しく解説していきます。
買取業者を選ぶ
廃車買取の最初のステップは、買取業者を選ぶことです。
業者を選ぶ際には、対応エリアや手数料の有無を確認するようにしましょう。
また、最初から買取業者を1社に絞る必要はありません。
なぜなら、複数の業者を比較することで、自身の希望に合ったサービスを提供してくれる業者に依頼できる確率を上げることができるからです。
査定を受ける
次に、買取業者から査定を受けます。
廃車買取の査定を受けるためにはまず、査定の申し込みをします。
申し込み方法としては、お店の公式サイトや電話から、個人情報や車両の情報について入力し、申し込みボタンを押すだけで完了します。
業者から連絡が来るため、査定結果を踏まえて、車両の確認、引き取り日時などを調整していきます。
調整した日に業者が自宅に訪問してきた際には、廃車の費用や査定額、キャンセル料などの説明を受けます。
そのうえで、希望の条件に沿うような業者と手続きを進めていきましょう。
車検証があると、査定からの諸々の手続きを円滑に進めることができます。
書類を準備する
査定が終わり、買取業者との契約が決定したら、車両の売却に必要な書類を作成していきます。
準備する書類は、軽自動車と普通車の場合でそれぞれ異なるため、自身の車両に合わせて適切な書類を準備することが重要です。
以下は、軽自動車と普通車別の必要書類についてまとめた表です。
軽自動車の必要書類 | 普通車の必要書類 |
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そして、車検証にある情報と現在の情報が異なる場合には、登録識別情報通知書や戸籍謄本、住民票、または戸籍の附票などが必要になってきます。
車両を引き渡す
書類の提出が完了したら、引取日時に車両を引き渡します。
自走が不可能な車両の場合、積載車やレッカーで引き取ってもらうことになります。
一方で、走行可能な車の場合には、買取店舗に直接持ち込むこともできます。
買取金と書類を受け取る
車両を引き渡したら、買取金と書類を受け取りましょう。
買取金は基本的に銀行振込で、買取業者が名義変更手続きと抹消手続きを進めたあとに振り込まれます。
業者によっては数日で振り込まれることもあれば、10日ほど、時間がかかることがあります。
また、買取金の他にも廃車の証明書類を受け取り、自動車税の還付案内が届きますが、案内が届かない場合には廃車買取業者に直接確認してみましょう。
廃車買取のよくあるトラブルと対処法
廃車買取に際して、よくあるトラブルとしては以下のようなことが挙げられます。
- 査定額と実際の買取額が違う場合
- 追加費用の請求があった場合
- 廃車手続きに不備があった場合
- 高額なキャンセル料を請求された場合
ここでは、それぞれのトラブルとその対処法について詳しく解説していきます。
査定額と実際の買取額が違う場合
廃車買取では査定額と実際の買取額が違うというトラブルが起こる可能性があります。
そのトラブルの原因として挙げられるのが、車両の情報が買取業者に正確に伝わっていないことです。
売主が故意に車の傷や故障を隠していた場合には、売主の責任のため、減額を受け入れなければなりません。
しかし、異常や不具合に気づかなかった場合には、減額に応じずとも問題は生じません。
査定の段階で発見できなかった業者の責任でもあるからです。
予防策として、契約時に条件を明確にするほか、複数の業者からの査定を受けることで相場を知り、適切な判断を下せるようにすることが重要です。
追加費用の請求があった場合
廃車買取によくあるトラブルの一つに追加費用の請求があることが挙げられます。
例えば、無料と説明されていたレッカー代や諸手数料が請求されることがあります。
多くの廃車買取業者はレッカー代や諸手数料が無料ですが、例えば、離島ではレッカー代がかかるといった例外も存在します。
追加費用の発生を防ぐためにも、どのような場合に追加費用が発生するのかを書面上で明確にしておきましょう。
廃車手続きに不備があった場合
廃車手続きに不備があるということは廃車買取によくあるトラブルの一つです。
廃車手続きには、名義変更や廃車手続きがありますが、その手続が適切ではなかった場合、税金や違反の告知が来る可能性があります。
そのため、廃車を売却したあとには、かならず業者に廃車手続き書類を提出してもらい、自分自身も区役所で確認するなど、廃車手続きが適切に完了しているかを確認しましょう。
契約の際に、手続きの手順や責任範囲を明確にしておくことも重要です。
高額なキャンセル料を請求された場合
高額なキャンセル料を請求されることは廃車買取でよくあるトラブルの1つです。
こうしたトラブルを避けるためには、契約書の条件を確認することが重要です。
仮に説明がない場合には業者に必ず問い合わせましょう。
また、法律上は業者が負った損害の分のみをキャンセル料として払えば問題はありません。
しかし、それ以上の高額な請求があった場合には、支払いを済ませる前に、消費生活センターに相談することをおすすめします。
廃車買取と一括査定はどちらが良い?
廃車買取と一括査定は、利用者の状況に合わせて使い分けることをおすすめします。
一括査定とは、1つのサイトに登録するだけで、複数の業者に査定を依頼することができることです。
一括査定は、手間が省けるという魅力がある一方で、登録後に営業電話がたくさんがかかってくることに注意が必要です。
手間をかけずにすぐに廃車の買取をしたいという方は一括査定をおすすめします。
しかし、電話の応対が面倒に感じる人は、廃車買取業者に自分で査定を申し込むことをおすすめします。
廃車買取の注意点
廃車買取で注意するべきことは、自分の車の買取価格の相場はいくらなのかということです。
廃車の買取価格の相場はあまり知られておらず、それを良いことに安く買い取ろうとしてくる業者も少なくありません。
これを防ぐためにも、事前に買取相場を知っておくことが重要です。
例えば、カローラクロスの廃車買取価格は2〜6万円ほどですが、それ以下の値段を提示されたら、「この買取業者は安く買い取ろうとしているな」と判断できます。
このように廃車の買取価格の相場を知っていることで、失敗の確率を減らすことができます。
廃車買取に関してよくある質問
ここでは、廃車買取に関してよくある質問について解答していきます。
どんな車でも廃車買取はできますか?
どんな車でも廃車を買い取ってもらえるとは限らず、買取業者によって異なります。
しかし、今回紹介した業者の多くは、どんな車でも買取保証があるため、確認してみましょう。
買取金額はいつごろ入金されますか?
買取金額はの振込は、業者によって異なります。
基本的には、2〜3日、長くても一週間ほどで振り込まれます。
ローンの残債がある車でも廃車にできますか?
ローンの残債がある車は、廃車にできる場合と、できない場合があります。
できる場合としては、自分に所有権があるとき、先にローンを完済できるときなどが挙げられます。
廃車にしたら自動車保険は解約したほうが良いですか?
廃車手続きを完了したら、加入していた自賠責保険を解約しましょう。
解約するには廃車を証明するための登録事項等証明書が必要になります。
しかし、将来的に車を所有する予定がある場合は、任意保険の中断手続きを検討することをおすすめします。
中断手続きを行うことで、追加の保険料を防ぐことができるためです。
廃車買取にはいくらくらいの費用がかかりますか?
廃車買取の費用は地域や買取業者によって異なりますが、総額1万〜7万円が相場です。
買取の費用には、解体費用や運搬費用、リサイクル料金などがあります。
解体費用は1~2万円、運搬費用は1~3万円が相場となっています。
リサイクル料金に関しては、軽自動車と普通車で1万円、輸入車が2万円と、車両によって異なります。
車を廃車にするのは何月がおすすめですか?
車を廃車にするのは、5〜9月の閑散期をおすすめします。
12月〜3月は繁盛期のため、買取価格が下がる傾向があるためです。
廃車が高く売れるからくりは?
廃車が高く売れるのは、業者が、パーツや金属を国内や海外向けに販売できる仕組みを確立しているためです。
さらに、海外輸出ルートを持つ業者は、廃車同然の車でも買取価格をつけることができます。
廃車買取のおすすめ業者まとめ
廃車買取のおすすめ業者をランキング形式でまとめました。
廃車手続きの費用が無料であることや、多様な販売経路を確保することで、高額買取ができる仕組みを確立しているなど、それぞれの事務所に魅力的な強みがあります。
今回紹介した業者を複数比較して、自身の希望にあった条件を提示してくれる買取業者を見つけ、問い合わせをしてみましょう。