この記事を読んでいるあなたは、
- 仮想通貨なんJコインの買い方を知りたい
- 仮想通貨なんJコインを購入するのにおすすめの取引所は?
- 仮想通貨なんJコインの特徴や将来性が知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「仮想通貨なんJコインの買い方や、通貨の特徴、今後の将来性」についてお伝えしていきます。
2024年おすすめの仮想通貨取引所はこれだ!
取引所名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
Bybit(バイビット) |
| バイビット公式 |
Zoomex(ズーメックス) |
| Zoomex公式 |
Coincheck(コインチェック) |
| コインチェック公式 |
なお、草コイン購入におすすめの仮想通貨取引所については以下記事を参考にしてみてください。
この記事を読んでいるあなたは、 おすすめの草コイン取引所を知りたい 初心者でも使いやすい草コイン取引所を知りたい みんなが使ってる草コイン取引所はどこ?上記のように考えているかもしれません。この記事では[…]
なんJコイン/NANJとは
なんJコインとは、日本のインターネット掲示板「2ちゃんねる」の「なんでも実況J板」を利用している人たち、通称「なんJ民」によって開発された仮想通貨です。
「スポーツをもっと楽しむ」をテーマに掲げており、スポーツ事業分野での新しい経済圏を作ることを目的に開発された経緯があります。
公開されたのは2018年1月で、その当時人気だった「モナコイン」に次ぐ、国産コインが誕生したとして非常に話題になりました。
2018年〜2020年ごろまでのロードマップも公開されており、最終的には野球チームを買収する計画でしたが、残念ながら達成はできませんでした。
2ちゃんねるを中心に根強い人気がありましたが、国内の仮想通貨に関する規制が強化されたことで、2019年8月に代表取締役の辞任と法人の無期限休眠を発表しています。
公式Twitterでは定期的にツイートはあるものの、本格的に再稼働する見込みはありません。
上場していた「ミデックス」は、海外の仮想通貨取引所ですが日本円の入金も可能で、多くのユーザーから人気を集めていました。
しかし、現在(2021年10月)はサービス終了しており、なんJコインを購入する方法はありません。
通貨名 | なんJコイン |
---|---|
通貨シンボル | NANJ |
特徴 |
|
主な取扱取引所 | 購入不可 |
公式サイト | https://medium.com/nanjcoin |
なんJコイン/NANJの特徴
それでは次に、なんJコインの特徴を紹介していきます。
なんJコインの主な特徴は、以下の3つです。
- イーサリアムベースのERC223トークン
- トークンフォールバック機能を搭載
- 通貨の総数を調整できる
それぞれ詳しく紹介していきます。
イーサリアムベースのERC223トークン
1つ目のなんJコインの特徴は「イーサリアムベースのERC223トークン」です。
ERC223トークンは、従来のERC20を改良した技術で、多くのデメリットを補完しています。
特に有名な機能は「Air Drop(エアドロップ)」でしょう。
Air Dropでは、トークンの開発者が複数ユーザーに対して、無料でトークンを配ることが可能になりました。
ERC20では1人ずつ送金する必要があったため、大人数へのAir Dropは現実的ではありませんでしが、ERC223トークンは送金時間やコスト面の問題も解決できています。
トークンフォールバック機能を搭載
2つ目のなんJコインの特徴は「トークンフォールバック機能を搭載」です。
仮想通貨を送金するときに、アドレスなどの情報が間違っていると、資産が消えてしまう可能性があります。
しかし、トークンフォールバック機能が搭載されているトークンであれば、自動的に元の所有者に戻ってくる仕組みになっています。
アドレスの入力ミスはほとんど場合、資産が消滅してしまうので、トークンフォールバック機能の搭載は非常に安心できる特徴でしょう。
通貨の総数を調整できる
3つ目のなんJコインの特徴は「通貨の総数を調整できる」です。
ERC223には「Mint機能」と「Burn機能」という2つの機能が搭載されています。
Mint機能は、通貨の総量を増やす機能で、Burn機能は通貨の総数を減らす機能です。
この機能によって、通貨の総量を自由に操作できるので、急激な価格の変動を抑えることができます。
仮想通貨は「価値が高ければいい」というわけではなく、通貨としての安定性も重要なポイントです。
多くのユーザーから信頼される通貨には必須の機能でしょう。
なんJコイン/NANJが購入できるおすすめの取引所
残念ながら現在(2021年10月)は、なんJコインを購入できる仮想通貨取引所は存在していません。
元々は「ミデックス」をはじめとした、海外の仮想通貨取引所で購入することが可能でしたが、なんJコインの終了後すぐに取り扱いを中止しました。
なんJコインの取り引きで、特に人気のあった「ミデックス」は、海外の仮想通貨取引所ではありますが、日本語にも対応しており、50,000万円以上であれば日本円の入金も可能でした。
ほとんどの海外の仮想通貨取引所が、日本円での入金ができないため、
- 国内の仮想通貨取引所でビットコインを購入する
- 購入したビットコインを海外の仮想通貨取引所へ送金する
- 海外の仮想通貨取引所でトークンを購入する
上記のようなステップを踏む必要があります。
そのため、ミデックスで日本円の入金が対応可能になったときは、非常に多くのユーザーから感謝の声が上がりました。
公式サイトも封鎖されている状態なので、将来的に購入できるようになる可能性は低いでしょう。
なんJコイン/NANJのロードマップと実績
ここからはなんJコインで公開されていたロードマップと、実際にどんな活動をおこなってきたのかを紹介していきます。
現在はロードマップも非公開になっていますが、当時は以下のようなロードマップが公開されていました。
- なんJコイン発行&Air Drop
- ICO販売開始
- ICO販売終了(ロックアップ)
- 海外取引所上場
- 大手海外取引所上場
- 国内取引所上場
- ロックアップ解除・野球チーム買収
それぞれ詳しく解説していきます。
①なんJコイン発行&Air Drop
2018年になんJコインが発行されて、同時にAir Dropがおこなわれました。
ユーザーの応募数によって、配布される通貨数が決まるイベントで「2ちゃんねる」では大きな盛り上がりを見せました。
②ICO販売開始
本来は、ICOによる販売を予定していましたが、世界的にICOの制度を悪用した詐欺が流行っていたことから中止となりました。
また、この当時から日本国内でのICOの規制が強化されたことも中止の理由の1つでしょう。
③ICO販売終了(ロックアップ)
ICOによる販売は中止となりましが、運営側が保有している通貨のロックアップは実際におこなわれました。
ロックアップとは、通貨を発行している企業や組織が一定期間、販売を中止することを指します。
実施する目的はさまざまですが、なんJコインの場合は、需要と供給のバランスを見極めるためにロックアップをおこないました。
ロックアップした通貨数は、45億枚で全体の15%程度になります。
④海外取引所上場
ロードマップ通り、2018年3月に海外の仮想通貨取引所「CoinExchange」に初上場を達成しました。
ICOが中止になっていたため、上場時には運営による初売出がおこなわれましたが、販売開始から12時間で180億枚が完売しています。
⑤大手海外取引所上場
業界最大手ではないものの「HitBTC」や「ミデックス」などの、メジャーな海外の仮想通貨取引所に上場を果たしました。
⑥国内取引所上場
結果として、国内の仮想通貨取引所の上場は達成できませんでした。
人気や通貨としての価値は徐々に高くなっていましたが、日本の仮想通貨取引に関する規制が強化されたことが理由とされています。
⑦ロックアップ解除・野球チーム買収
予定では、2020年にロックアップしていた45億枚の通貨を市場に放出して、売却益で野球チームを買収する計画でした。
チケット会社と提携して、なんJコインでチケットを購入できるようにするなど、さまざまな目標がありましたが、達成することはできませんでした。
なんJコイン/NANJの将来性
「モナコイン」に次ぐ、国産通貨として多くのユーザーから期待されていましたが、2019年8月に代表取締役の辞任と法人の休眠が発表されました。
急な発表だったため「詐欺コインだったのでは?」と噂されるようにもなりました。
しかし、実際にはICOも実施していませんし、基本的にはロードマップに忠実な運営方法だっため、詐欺コインだった可能性は極めて低いでしょう。
今後は海外で、独自のブロックチェーン開発に専念すると発表されましたが、その後の報告はありません。
2021年5月頃からは、公式Twitterアカウントでサービスの再開をほのめかすツイートが見られますが「アカウントを乗っ取られのでは?」「早くしてくれ」などのネガティブなコメントが多く寄せらています。
なんJコイン/NANJの買い方・特徴・将来性まとめ
今回は仮想通貨なんJコインの買い方や、通貨の特徴、今後の将来性をお伝えしました。
「スポーツをもっと楽しむ」をテーマに掲げており、最終的には野球チームの買収も計画していた「なんJコイン」ですが、現在も活動再開の目処は立っていません。
スポーツ業界での活用を想定していたため、オリンピックやワールドカップなどのビックイベントで活躍していた可能性もありました。
国内から多くのユーザーに期待されていたため残念ですが、将来的に価値が上がる可能性は低いでしょう。
なお、草コイン購入におすすめの仮想通貨取引所については以下記事を参考にしてみてください。
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