この記事を読んでいるあなたは、
- NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方を知りたい
- OpenSea(オープンシー)始め方やガス代を知りたい
- OpenSea(オープンシー)でのNFT出品方法を知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)の始め方やガス代、NFT出品方法」についてお伝えしていきます。
なお、草コイン購入におすすめの仮想通貨取引所については以下記事を参考にしてみてください。
この記事を読んでいるあなたは、 おすすめの草コイン取引所を知りたい 初心者でも使いやすい草コイン取引所を知りたい みんなが使ってる草コイン取引所はどこ?上記のように考えているかもしれません。この記事では[…]
OpenSea(オープンシー)とは
オープンシーとは、2022年3月時点で最も多くのユーザーに利用されている世界最大のNFTマーケットプレイスです。
2017年にニューヨークを拠点として、サービスを開始しました。
誕生して間もないですが、2022年1月9日に1日あたりの取引高として過去最高の2億6,100万ドルを記録しています。
オープンシーでは、ドルや円のような法定通貨で売買できず、すべて仮想通貨で取引されており、
- ポリゴン
- アバランチ
などのさまざまなブロックチェーンがあります。
ブロックチェーン上のデータがNFTなので、売買もブロックチェーンに対応しているNFTマーケットプレイスです。
OpenSea(オープンシー)の特徴
ここからは、オープンシーの特徴を紹介していきます。
デジタル版のフリマサイトとして、誰でも簡単にNFTを売買できるオープンシーですが、どういった特徴があるのでしょうか。
オープンシーの特徴は以下の3つです。
- 著名人のNFTが購入できる
- 誰でもNFTを無料で作成できる
- 販売方法が2種類ある
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
著名人のNFTが購入できる
オープンシーでは、著名人が販売しているNFTを購入できます。
NFTはオークション形式で出品されることが多く、購入したい場合は、オープンシーに登録すれば誰でも参加可能です。
著名人として、以下の方が有名です。
- 村上隆
- Beeple
- Steve Aoki
- せきぐちあいみ
- MAD DOG JONES
日本国内でのNFT認知度はまだ低いこともあり、村上隆氏は出品していたNFTを中止する事態が起こりました。
しかし現在は、再販を検討しているとのことで、OpenSeaにさらに多くの著名人がNFTを出品していくのではないかと注目されています。
誰でもNFTを無料で作成できる
オープンシーでは、誰でもNFTの作成を無料で行えます。
NFTの取引はイーサリアムで売買されるのですが、
- Rarible
- SuperRare
といった他のNFTマーケットプレイスでは、作成時に手数料が発生してしまいます。
しかしオープンシーは、NFT作成の際に手数料がかかりません。
クリエイターをはじめ、NFTを作ってみたいという方にはメリットと言えますね。
販売方法が2種類ある
オープンシーでNFTを販売する方法は
- 販売前に価格を設定する
- オークション形式で販売する
上記の2種類があります。
価格を設定する |
|
---|---|
オークション形式で販売する |
|
OpenSea(オープンシー)でのNFT購入方法
ここからはオープンシーでのNFT購入方法を紹介していきます。
NFTを購入するまでの流れは、以下の通りです。
- 口座開設
- イーサリアムを購入
- イーサリアムをメタマスクへ送金
- OpenSea(オープンシー)を登録
- OpenSea(オープンシー)でNFTを購入
オープンシーを活用したい方は、上記の手順をひとつずつ解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
仮想通貨取引所で口座開設
仮想通貨の取引は口座開設は、スマートフォン用のアプリがある取引所をダウンロードしておくと便利です。
有名な取引所の中で、人気のある仮想通貨取引所はCoincheckです。
コインチェックは、ビットコインやイーサリアムなど国内最大級の仮想通貨数を取り扱っています。
主におすすめポイントは、以下の3つです。
- 安全なセキュリティ対策
- ガスや電気などサービスが多様
- 取引画面が見やすい・使いやすい
海外の仮想通貨取引所は抵抗を感じる人も少なくないかもしれませんが、口座開設までの流れもシンプルで分かりやすいので、初心者にもおすすめです。
2021年上半期には、仮想通貨アプリダウンロード数で国内No.1を記録しています。
>>仮想通貨を始めるならコインチェック一択。
上場企業が主要株主の使いやすい取引所!<<<
※公式サイトに遷移します。
イーサリアムを購入
オープンシーでNFTを購入する場合、イーサリアムを購入しなければいけません。
イーサリアムを購入するには、まず日本円を開設した仮想通貨取引所の口座に入金しましょう。
入金の種類は
- 振込入金
- 即時入金
- コンビニ入金
などがあり、取引所によって取り扱い入金方法は異なります。
また、入金時に発生する手数料もそれぞれ違うので、事前に確認しておきましょう。
メタマスクをダウンロードする
イーサリアムを購入できれば、まずはメタマスクをダウンロードしましょう。
メタマスクとは、オープンシーでイーサリアムを活用する際に必要なウォレットです。
- iPhone:App Store
- Android:Playストア
からダウンロードできます。
ブラウザ版も用意されており、どちらも無料です。
イーサリアムをメタマスクへ送金
メタマスクを用意できれば、続いてイーサリアムを用意した「仮想通貨取引所口座」から「メタマスク」へ送金しましょう。
イーサリアムを送金するには「ウォレットアドレス」が必要です。
オープンシーでイーサリアムを使用するには、
- メタマスクのウォレットアドレスをコピー
- 登録している国内取引所へアドレスを貼り付ける
- 送金手続きを行う
といった手順が必要になります。
NFTマーケットでは、送金時に手数料が発生するので、取引通貨であるイーサリアムは多めに保有しておくことをおすすめします。
OpenSea(オープンシー)を登録
イーサリアムをメタマスクへの送金が終わると、オープンシーの登録をしていきましょう。
オープンシーの登録は無料で行えます。
オープンシーのトップページから
- メタマスクのウォレットを登録
- ユーザー名とメールアドレスを登録
- 登録メールアドレスに認証メールが届くので、確認して認証作業を行う
といった手順で、オープンシーへ登録しましょう。
OpenSea(オープンシー)でNFTを購入
上記の手順が完了すれば、オープンシーでNFTを購入できます。
購入可能なNFTの一覧画面から、
- 価格
- カテゴリー
- ブロックチェーン
- 販売されている方法
などでフィルタリングを行い、NFTを検索しましょう。
OpenSea(オープンシー)の使い方/NFTの出品方法
自分で作ったNFTをオープンシーで、出品する方法を紹介していきます。
オープンシーでNFTを出品するには、3つの手順があります。
- NFTを出品するための準備をする
- NFTの出品条件を設定する
- オークション形式で販売する方法について
ひとつずつ確認していきましょう。
1.NFTを出品するための準備をする
まずは、オープンシーに出品するためのNFTを準備しましょう。
オープンシーであれば、誰でもNFTを作成・出品できます。
また、一度購入したNFTを再度販売することも可能です。
販売したいNFTが決まれば、トップ画面にある
- My Profile(人型のマーク)
- 出品したいNFTをクリック
- 「売る」を選択
これらの手順で、後述するNFT出品条件の設定画面に移ります。
もしNFTを保有していない場合「No items to display」と表示されます。
2.NFTの出品条件を設定する
NFTを出品するための準備が整ったら、出品方法や出品するときの価格を設定していきましょう。
「Select your sell method」では
- Set Price(価格の設定方法)
- Highest Bid(オークション形式で販売する方法)
- Bundle(まとめ売り)
の3種類から、販売方法を選択できます。
初めて出品する方は、あらかじめ価格を設定できる「Set Price」がおすすめです。
3.オークション形式で販売する方法について
Highest Bid(オークション形式で販売する方法)を選択した場合は、3つの項目が表示されます。
それぞれの項目の意味は以下の表を参照ください。
販売方式 | 意味 |
---|---|
Minimum Bid | オークション開始価格。出品するNFT価格をいくらにするか設定できます。 |
Reserve Price | オークションの最低価格。最低でもこれぐらいで売りたいという価格を設定できます。 |
Expiration Date | オークションの期間。オークション形式で何日間出品するのか設定できます。 |
Reserve Price(オークション最低価格)は、最低1ETHに設定しないとエラー画面になってしまうので、注意が必要です。
オープンシーでNFT売買に慣れてきた方が、オークション形式を活用すれば、売上を見込めるのではないでしょうか。
OpenSea(オープンシー)で売買できるもの
オープンシーが世界最大規模のNFTマーケットプレイスと言われています。
その理由のひとつは、取引できる商材が多様という点です。
他のマーケットプレイスでは、取引できる商材が2種類ほどに対して、オープンシーは6つの種類に対応しています。
どういったカテゴリーがあるのか、ひとつずつ見ていきましょう。
美術
オープンシーの中でも、最も認知度が高いカテゴリーが美術です。
- 動物
- ドット絵
- イラスト
- オリジナルキャラクター
などは、illustratorやPhotoshopを使用して作られています。
2021年8月には、日本の小学校3年生である通称「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」くんが夏休みの自由研究として作成したピクセルアートが約80万円で取引されて、注目を集めました。
2022年3月時点でも、著名人やプロのイラストレーターが参入しており、NFTの将来性に期待されています。
音楽
音楽をNFTとして販売することで
- 不正販売が発生するリスクが減る
- アーティストと購入者が直接取引できるので、収益が増える
などのメリットがあります。
これまで音楽業界は、コピーコンテンツ販売を防ぐために、仲介業者を介して販売していたので、アーティストが仲介業者に手数料を払っていました。
ブロックチェーン技術を活用したNFT音楽の登場によって、不正販売の防止やアーティストの増収につながっています。
また、楽曲販売の際にアーティストの情報をNFTにプログラミングできるので
- デジタルコンテンツの不正防止
- 楽曲が転売された場合、売上の一部が利益になる
といった点から、今後オープンシーで出品数が増えていく商材になるのではと言われています。
仮想世界
オープンシーでは、イーサリアムブロックチェーンで製作されたゲーム内アイテムを売買できます。
これまでゲーム内の世界で、アイテムを取引できたので、売買サービスは必要とされていませんでした。
オープンシーが登場したことで、多くの利用者を獲得できた背景として
- 操作がとても手軽であること
- ゲームアイテム以外でも取引できること
- ゲームと投資対象として、楽しめること
- イーサリアムブロックチェーン技術が組み込まれた、多くの有名ゲームに対応していること
があげられます。
ドメイン名
オープンシーでは、ドメイン名もNFT商材として取引されています。
ドメイン名は
- メールを送る
- ホームページを閲覧する
などの際に、インターネット上のどこにいるか特定する「住所」のような役割です。
ドメイン名を購入するメリットは、仮想通貨で取引で必要になるアドレスと紐づけられるので、誤送金を防げます。
もしアドレスが1文字でも間違った場合、送った資産はすべて消えてしまいますが、ドメインを取得していると、安全で簡単な仮想通貨のやり取りが可能です。
トレーディングカード
オープンシーでは、トレーディングカードも取り扱っています。
カードの種類には
- デジタルアートでデザインされたキャラクター
- サッカーやバスケットなどのスポーツ選手
などが主流です。
紙媒体からデジタル商材になったことで、画像だけでなく動画や音声をデータに盛り込めます。
1枚のNFTトレーディングカードが、誰の手を渡っていったのか台帳に記録されているため、コピー品が出回るリスクがありません。
写真
カメラで撮影したポートレートや風景写真なども、オープンシーで取引可能です。
スマートフォンで撮った写真やプロのカメラマンが撮影した写真まで、色々な種類が販売されています。
建物や人物が写り込む場合は、販売するにあたり許可が必要なので注意しましょう。
また権利の所在も、十分に確認が必要です。
OpenSea(オープンシー)で稼ぐための方法
オープンシーで稼ぐ方法は、主に3つあります。
- 自分でNFTを作成する
- NFTを転売する
- パッシブゲインで稼ぐ
ひとつずつ紹介していきます。
自分でNFTを作成する
オープンシーで稼ぐ方法は、自分でNFTアートを作成するという方法があります。
アートを自分で作って売ると聞くと「著名人や有名なクリエイターでないと難しいのでは?」と感じる方も多いかもしれません。
しかし、前述したZombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)くん以外にも、イラストレーターであるおにぎりまん氏は、無名のアーティストにも関わらず8,700万円以上を売り上げました。
作品を出せば必ず売れるわけではありませんが、無名だった作品に想像していなかった高値がつく場合もあります。
NFTを転売する
手に入れたNFTを転売して稼ぐ方法は、最もポピュラーな稼ぎ方です。
NFTは、これまでの芸術作品のように時間が経過するほど価格が上昇する作品も出てくるでしょう。
- デジタル上のアイテムに価値がつく仕組み
- 最初は無名でもクリエイターの知名度が上がる
- 作品が評価される
などの要因で、NFTの価格が高騰するかもしれませんね。
安価で買って、高額で購入したい方がいる際に転売すれば、購入・売却価格の差額分を利益になります。
パッシブゲインで稼ぐ
NFTのパッシブゲインも、オープンシーで稼ぐ方法のひとつです。
2021年4月からBAYC(Bored Ape Yacht Club)NFTアートが好例でしょう。
BAYCは
- ジャスティンビーバー
- ポストマローン
- 松浦勝人
など多くの著名人に購入されており、高い人気を誇っています。
BAYCに人気を高めて成功したことで、新しいコレクションMAYC(Mutant Ape Yacht Club)が誕生しました。
MAYCは、BAYC保有者にエアドロップされており、今回のような追加特典が付与される場合があります。
BAYCは、株式の配当金制度のような収益配分が見込めるNFTです。
OpenSea(オープンシー)を利用する際の注意点
オープンシーを利用する際は、4つの注意点やデメリットがあります。
- サーバー障害が発生する恐れ
- 作品の売買は仮想通貨でしか対応できない
- 商品が売れない可能性がある
- 人気商品は価格が高騰する場合がある
ひとつずつ詳しく紹介していきます。
サーバー障害が発生する恐れ
オープンシーでは、サーバーに障害が発生して、取引できなくなるリスクがあります。
2022年1月20日にウェブサイトの停止につながる技術的な問題により、サーバー障害が発生しました。
サーバー障害によって一時的に
- オープンシーにアクセスできなくなった
- オープンシーが提供するAPIアクセスに障害が発生
などの問題が起きました。
誕生したばかりの新しい分野ということもあり、今後もこういったサーバー障害が発生するかもしれません。
作品の売買は仮想通貨でしか対応できない
オープンシーはイーサリアムブロックチェーンに対応しているので、NFTを売買する際はイーサリアムでしか取引できません。
なのでドルや円などの法定通貨だけでなく、クレジットカード決済にも対応していないので、注意しましょう。
他のNFTマーケットプレイスでも、取引はすべて仮想通貨のみです。
商品が売れない可能性がある
オープンシーに出品したNFTが、必ず売れるとは限りません。
数十万円や億単位で売買されている事例を見ると「もしかすると売れるのでは?」と期待してしまう人もいるはず。
お金や時間をかけて作成した場合でも、売れないことはよくあるので、リスクがあることを把握しておきましょう。
人気商品は価格が高騰する場合がある
オープンシーに出品している商品は、人気が高くなると価格も高騰する場合があります。
NFT作品は、購入したら終わりではありません。
購入したNFTを2次販売できるシステムなので、価格が吊り上がる可能性もあるでしょう。
- デジタルアーティストであるBeepleが手がけたNFTは約6,900万ドル(約76億円)
- 最古のNFTプロジェクトであるクリプトパンクスは約2,300万ドル(約27億円)
といった金額でそれぞれ落札されており、目当ての商品が購入できないという点も、念頭に入れておきましょう。
OpenSea(オープンシー)に関してよくある質問
オープンシーを使用する上で、よくある質問をまとめました。
よくある質問は、以下の3つです。
- OpenSea(オープンシー)のガス代はいくらかかりますか?
- 出品した後に価格を変更できますか?
- OpenSea(オープンシー)のアプリはありますか?
ひとつずつ回答していきますね。
OpenSea(オープンシー)のガス代(手数料)はいくらかかりますか?
オープンシーのガス代(手数料)は、イーサリアムブロックチェーンの需要で決まります。
市場やユーザー数によって、ガス代だけでなく通貨価格も変動が激しいです。
オープンシーでは出品時と購入時にガス代がかかり、一例として
- 出品時:3,000円
- 購入時:2,000円
といったように、決まった料金ではないので、その都度確認することをおすすめします。
出品した後に価格を変更できますか?
オープンシーで出品した後の価格変更は、値下げのみ可能です。
出品した後に値上げはできず、需要が読めない場合であれば、まずは高めの金額で出品しましょう。
その後、需要を見ながら値下げを検討する方法をおすすめします。
OpenSea(オープンシー)のアプリはありますか?
2017年9月に、iOSとAndroid用のアプリがリリースされました。
しかしアプリはNFTの閲覧のみで、決済機能もついていないので実際の売買はできません。
OpenSea(オープンシー)の使い方や始め方まとめ
今回は、NFTマーケットプレイスOpenSea(オープンシー)の使い方や、始め方、NFT出品方法についてお伝えしました。
オープンシーとは、2022年3月時点で最も多くのユーザーに利用されている世界最大のNFTマーケットプレイスです。
- 著名人のNFTが購入できる
- 誰でもNFTを無料で作成できる
- 販売方法が2種類ある
といった特徴があり、取引できる商材も豊富です。
日本では2021年がNFT元年と言われており、今後もオープンシーを利用してNFTに触れる機会が増えていくでしょう。
まずは初期の準備として
- 仮想通貨取引所で口座開設
- イーサリアムを購入
- OpenSeaに登録
といった手順があるので、この記事を参考に参考に始めてみてはいかがでしょうか。
なお、草コイン購入におすすめの仮想通貨取引所については以下記事を参考にしてみてください。
この記事を読んでいるあなたは、 おすすめの草コイン取引所を知りたい 初心者でも使いやすい草コイン取引所を知りたい みんなが使ってる草コイン取引所はどこ?上記のように考えているかもしれません。この記事では[…]