「終電がなくなったのにタクシー代がない」「ネット通販で欲しい物があるけど金欠で買えない」といった人は多いでしょう。
結論、消費者金融カードローンを利用すれば夜中にお金を借りることができます。
本記事では、夜中でもキャッシングできるおすすめのカードローンを中心に、夜中にお金を借りる方法を解説します。
また、深夜でも借りれるカードローンの中でも特におすすめの3社を以下の表にまとめたので、ぜひご覧ください。
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夜中にお金を借りるなら消費者金融カードローンがおすすめ
夜中にお金を借りる方法はさまざまありますが、おすすめは消費者金融のカードローンです。
金利の低さやWeb・アプリの利便性など理由は多数ありますが、最も大きいのは次の3つです。
- 消費者金融ならATMですぐに借りられる
- 遅い時間(夜中)まで対応してくれる業者が多い
- 銀行系カードローンは即日融資に対応していない
3つのポイントについて、詳しく説明しましょう。
消費者金融ならATMですぐに借りられる
大手消費者金融カードローンであれば、ATMで借りたお金を受け取ることができます。
コンビニに設置されているATMでも借りれるため、夜中でも問題なくお金を受け取れます。
大手消費者金融のアイフルを例に挙げると、下記ATMで受け取ることができます。
- セブン銀行ATM(セブンイレブンなど)
- ローソン銀行ATM(ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100など)
- イーネットATM(ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、生活彩家、コミュニティ・ストア、ニューデイズ、アンスリー、サンドラッグCVSなど)
- イオン銀行ATM(ミニストップなど)
大手のコンビニチェーンにほぼ全対応しており、都会に住んでいる方はお金を受け取れる場所が徒歩圏内にきっと何軒もあるでしょう。
地方在住の場合も、車で数分のところである可能性が高いです。
遅い時間(夜中)まで対応してくれる業者が多い
消費者金融の多くは銀行カードローンや他の賃金業者と比べて遅い時間まで対応しているケースが多いです。
銀行カードローンの審査受付は17:00までが多いのに対し、消費者金融は21:00まで対応しています。
主な消費者金融カードローンの審査対応時間は以下の通りです。
カードローン会社 | 審査対応時間 |
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9:00〜21:00 | |
アイフル |
9:00〜21:00 |
9:00〜21:00 | |
9:00〜21:00(日曜日は〜18:00) | |
9:00〜21:00 |
銀行系カードローンは即日融資に対応していない
銀行カードローンは即日融資に対応していないため、おすすめできません。
消費者金融カードローンの審査時間 | 銀行カードローンの審査時間 |
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最短3分〜 | 最短翌日〜2週間 |
銀行カードローンでは、少なくとも日中に審査を依頼したとしても即日融資は不可能です。
銀行系の時間がかかる大きな原因は、警視庁のデータベースとも照合する必要があるためです。
以前は銀行も即日融資が可能だったこともありますが、過剰な貸し付けが社会問題になり、その銀行内でチェックをするだけでなく、警視庁のデータベースでも照会しなければならないと銀行法で定められました。
変更そのものの運用は、2018年1月より開始されました。
即日融資の取りやめは、借り手の情報を警察庁に照会する仕組みを導入して、暴力団員ら反社会的勢力との取引排除を徹底するのが狙い。
運用が始まれば、融資審査には数日かかるようになるという。
出典:https://www.sankei.com/article/20170915-2HAGUGEBDVKR7FS6OU34JH4WJE/
要は、申し込み者に反社会的勢力とのつながりがないかをチェックしなければなりません。
警視庁のデータベースでの照会結果が出るまでは、少なくとも1日以上かかるといいます。
よって、消費者金融のようにすぐに審査することが現実的に不可能です。
ちなみに銀行のカードローンの審査基準やステップは、銀行によってそこまで大差ありません。
そのためどの銀行に審査を依頼しても、基本的には同じぐらいの時間がかかると思っていいでしょう。
夜中借り入れに対応している消費者金融カードローン【新規契約】24時間審査可能な業者も解説
ここからは、夜中にお金が必要になったとき、頼るべきカードローン会社を5つ紹介します。
それぞれ似たような感じを受けるかもしれませんが、融資の限度額や無利息期間など、細かい条件はそれぞれです。
詳細までチェックして、あなたにぴったりな会社を選りすぐってください。
カードローン会社 | 特徴 | 公式サイト |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト | |
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公式サイト |
アコム|大きな金額が必要になったときの救世主
アコムのアコムのカードローンは、Web・アプリがあるため24時間いつでも申し込めます。
審査対応時間も21:00までという点も嬉しいポイントです。
また、実質年利が本記事で紹介する消費者金融の中でもっとも低い年3.0%~18.0%に設定されているため、数カ月かけて返済していこうと考えているときにもおすすめです。
さらに、借入限度額が800万円となっているため、急に大きなお金が必要になった際に頼りになります。
アコムのおすすめポイント |
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アコムの基本情報
審査申し込み可能時間 | 24時間 |
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審査対応時間 | 9:00〜21:00 |
融資までのスピード | 最短20分 |
在籍確認の電話連絡 | なし |
借入限度額 | 800万円まで |
実質年率 | 年3.0%~18.0% |
無利息期間 | 初回契約日の翌日から30日間 |
担保(保証人)の有無 | 不要 |
本人確認として利用できる書類 |
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申し込み方法 |
※融資までのスピードが最短20分なのは、Web、アプリ、来店のみ。 |
公式サイト | 公式サイト |
アイフル|最短18分で融資を受けられる
アイフルのカードローンも、アコムと同様に21:00まで審査に対応しているため、日が暮れてからお金が必要になった人におすすめです。
実質年利は年3.0%~18.0%、借入限度額は800万円と、双方ともにアコムと同様に優秀といえます。
アコムよりも融資までのスピードが早いのもポイントです。
タイムリミットである21:00がもうすぐそこまで来ているときは、アイフルに連絡するほうが賢明かもしれません。
アイフルのおすすめポイント |
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アイフルの基本情報
審査申し込み可能時間 | 24時間 |
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審査対応時間 | 9:00〜21:00 |
融資までのスピード | 最短18分 |
在籍確認の電話連絡 | なし |
借入限度額 | 800万円まで |
実質年率 | 年3.0%~18.0% |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 |
担保(保証人)の有無 | 不要 |
本人確認として利用できる書類 |
※場合によっては、収入証明書も必要。 |
申し込み方法 |
※融資までのスピードが最短20分なのは、Web、アプリのみ。 |
公式サイト | 公式サイト |
プロミス|融資までのスピードが最短3分
出典:https://cyber.promise.co.jp/
プロミスのカードローンの最大の魅力は、何といっても融資までのスピードが最短3分であることでしょう。
もちろんPCやスマホの操作スピードには個人差がありますが、21:00が近づいているときはもちろん、急を要するときはプロミスがおすすめです。
実質年率も年4.5%~17.8%と、他の大手消費者金融と遜色ありません。
プロミスのおすすめポイント |
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プロミスの基本情報
審査申し込み可能時間 | 24時間 |
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審査対応時間 | 9:00〜21:00 |
融資までのスピード | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
在籍確認の電話連絡 | なし |
借入限度額 | 500万円まで |
実質年率 | 年4.5%~17.8% |
無利息期間 | 初回借り入れの翌日から30日間 ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
担保(保証人)の有無 | 不要 |
本人確認として利用できる書類 |
※2020年2月3日以前に申請し、発行されたもので、住所欄に現在住んでいる自宅住所が記載されているもの。
※通知カードは不可。
※書類に記載された自宅住所と現在住んでいる自宅住所が異なる場合は、公共料金の領収書など現在住んでいる自宅住所が記載された別の書類も必要。 |
申し込み方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
レイク|契約日の翌日から無利息期間60日間
レイクのカードローンも、21:00まで審査に対応しているため、夜になってお金が必要になったときにぴったりなサービスです。
ただし、日曜日は18:00までなため注意してください。
レイクの一番のよさは、無利息期間が5社の中で最も長いことです。
他社が30日間以下であるのに対して、なんとレイクはその倍の60日間に設定されています。
全額を無利息対象とする場合 | 5万円までを無利息対象とする場合 | |
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無利息期間 | 60日間 | 180日間 |
条件 | Webで申し込むこと | 無利息の対象となるのは5万円まで |
完済するのに1カ月以上かかる見込みなら、レイクで申し込むのがいいでしょう。
レイクのおすすめポイント |
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レイクの基本情報
審査申し込み可能時間 | 24時間 |
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審査対応時間 | 9:00〜21:00(日曜日は〜18:00) |
融資までのスピード | 最短25分 |
在籍確認の電話連絡 | なし |
借入限度額 | 500万円まで |
実質年率 | 年4.5%~18.0% |
無利息期間 | 契約日の翌日から60日間(または180日間) |
担保(保証人)の有無 | 不要 |
本人確認として利用できる書類 |
※場合によっては、収入証明書も必要。 |
申し込み方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
SMBCモビット|実質年率も借り入れ限度額も好条件
出典:https://www.mobit.ne.jp/index.html
SMBCモビットのカードローンも21:00まで審査に対応しているため、夜になってお金が必要になった人にうってつけのサービスといえます。
実質年率は年3.0%~18.0%、借入限度額は800万円と、アコム・アイフルと同様の好条件です。
融資までのスピードが5社中の最下位だったり、無利息期間が設定されていなかったりと、やや見劣りする部分もありますが、すぐにお金を借りたい人にとって強い味方であるに変わりません。
三井住友銀行にあるローン契約機を使えるのもポイントです。
来店での借り入れを検討しているものの、キャッシングすることが周囲の人にバレたくない人は、SMBCモビットを選ぶのがいいでしょう。
SMBCモビットのおすすめポイント |
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SMBCモビットの基本情報
審査申し込み可能時間 | 24時間 |
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審査対応時間 | 9:00〜21:00 |
融資までのスピード | 最短30分 |
在籍確認の電話連絡 | なし |
借入限度額 | 800万円まで |
実質年率 | 年3.0%~18.0% |
無利息期間 | なし |
担保(保証人)の有無 | 不要 |
本人確認として利用できる書類 |
※変更事項がある人はは、裏面も必要。
※2020年2月4日以降に申請されたパスポートは住所記載欄などがないため不可。 ※上記書類の中で2点必要な場合、収入証明書類を求められる場合もある。 |
申し込み方法 |
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公式サイト | 公式サイト |
契約済みのカードローンで夜中にお金を借りる方法
大手の消費者金融のカードローンの契約を済ませている人は、各社の審査対応時間を気にする必要はありません。
審査をスキップしてキャッシングを申し込めるため、もっとスムーズにお金を借りられます。
ここからは、契約済みのカードローンで夜中にお金を借りる方法について解説します。
夜中に対応している銀行ATMから借りる
審査に通過し、契約が済んでいれば、対応している銀行ATMでお金を借りられます。
なお、先ほど紹介した5つの消費者金融カードローンが提携している銀行ATMは次の通りです。
提携しているところなら、銀行ATMの利用可能な時間がすなわちお金を借りられる時間ということになります。
銀行ATMの利用可能時間は、各ATMによって異なりますが、深夜でも利用できる銀行ATMは多いため、夜遅い時間であってもすぐに融資を受けられます。
夜中に対応しているコンビニ提携ATMから借りる
提携しているコンビニのATMは24時間利用できるため、銀行ATMが閉まった後でもお金を借りられます。
カードローン会社 | 利用可能なコンビニ提携ATM |
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ちなみに、それぞれのコンビニ提携ATMが設置されているのは、下記のコンビニチェーン店です。
- セブン銀行ATM:セブンイレブンなど
- ローソン銀行ATM:ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100など
- イーネットATM:ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、生活彩家、コミュニティ・ストア、ニューデイズ、アンスリー、サンドラッグCVSなど
- イオン銀行ATM:ミニストップなど
夜間ATM利用手数料には注意が必要
夜間にATMでお金をキャッシングする際は、手数料に注意しましょう。
日中のATM利用手数料は無料または110円程度ですが、夜間は220円程度に値上がりします。
お金を借りるときは「無利息期間があるところ」「実質年率の低いところ」を選んで出費を減らそうと努めがちですが、状況によっては利息よりもATMの手数料のほうが高くつく場合があります。
もちろん必要とあれば夜間の手数料を払ったとしてもお金を借りるべきときもありますが、翌日まで待つことができれば日中の手数料が低い時間帯に借り入れるのが賢明です。
少なくとも、「やっぱり足りないからもう一回ATMで借りよう」という事態だけは避けましょう。
カードローンで夜中にお金を借りるポイント
夜中にカードローンでお金を借りるポイントは以下の通りです。
- コールセンターに審査をすぐ行ってもらうよう連絡する
- 自動契約機から申し込む
- 書類提出で在籍確認する
それぞれ詳しく解説していきます。
コールセンターに審査をすぐ行ってもらうよう連絡する
夜中にカードローンでお金を借りたい人は、コールセンターに審査を早めてもらうよう連絡しましょう。
融資までの所要時間がたとえ最短数十分であるカードローンでも、状況によってはもっと長い時間を要する可能性も考えられます。
その日のうちに借り入れしたければ、Webやアプリ、店舗で申し込むだけでなく、コールセンターに電話をして、緊急である旨を伝えるのがおすすめです。
優先的に審査を行ってもらえる可能性があり、最短に近いタイミングで融資を受けられます。
自動契約機から申し込む
自動契約機を使って申し込むのは、確実に審査を進めたいのなら有効な手段です。
なぜなら、「21:00までになんとか審査を通過させて融資を受けないと」と気持ちが焦ると、気づかぬうちに操作ミスをしがちだからです。
PCやスマートフォンであれば誤ったところをクリックして時間がかかってしまったり、間違った内容を入力してしまうことだってあるでしょう。
さらには、電池切れになるリスクもあります。
しかし、自動契約機であれば着実に一つずつ手続きのステップを進めることができ、普段使わないものだからこそ慎重に操作しようという気持ちが湧くはずです。
書類提出で在籍確認する
消費者金融のカードローンの審査はスピーディーであるとはいえ、本人確認もしっかり行っているため、必要な書類をしっかり準備するのも大事なポイントといえます。
信用性もきちんと調べるため、申し込んだ際に入力した職場情報が間違っていないかもしっかり裏どりしなければなりません。
しかし、会社に電話をされると同僚にキャッシングをすることがバレるリスクがありますし、なるべく避けたいでしょう。
ほとんどの消費者金融は、電話連絡による在籍確認を書類提出で代替することが可能です。
申し込む前に書類を用意しておくと、よりスムーズに審査を通過できるでしょう。
カードローンで夜中にお金を借りる際の注意点
カードローンを使って夜中にお金を借りる際の、注意点についても確認しておきましょう。
- 夜中に新規でカードローンを契約して借入するのは難しい
- 消費者金融カードローンの多くは21:00以降審査を行っていない
- 申し込み時の申告内容に不備があると審査に時間がかかる
- 審査なしで借りれるカードローンはない
それぞれ解説していきます。
夜中に新規でカードローンを契約して借入するのは難しい
そもそも夜中に新規でカードローンを契約して借り入れするのは、簡単ではないことを理解しておきましょう。
銀行系カードローンは審査に数日を要しますし、消費者金融カードローンは審査が数分〜数十分で済むとはいえ、場合によっては別の書類を求められたり、追加のヒアリングが発生することがあります。
安定した会社に勤務していて、他社での借り入れがなければスムーズに進むはずですが、他の消費者金融で延滞歴がある人は注意が必要です。
消費者金融カードローンの多くは21:00以降審査を行っていない
消費者金融カードローンは申し込みであれば24時間いつでも可能ですが、審査の対応時間には制限があります。
「即日融資、可能!」「深夜でも申し込める」といった言葉を見て「深夜でも初回の借り入れが可能」と思うのは早計です。
夜遅い時間にお金を借りる必要が生じることがあらかじめわかっているなら、日中に申し込み審査だけでも通過させておきましょう。
申し込み時の申告内容に不備があると審査に時間がかかる
申し込んだときの申告内容に不備があると、審査の時間がかかることも理解しておきましょう。
日没後、新規でカードローンの申し込みをしようとすると、時間内に滑りこめるかが不安で、正確な会社名など正しい情報を確認せず適当に入力してしまいたくなるかもしれません。
しかし、申告内容は審査担当者が全て見て、問題がないか一つずつチェックしています。
不備があったら、もちろん審査は通過しません。
正しい情報確認が取れてから審査通過、契約と進むため、焦っているときほど申告内容に不備がないか入念にチェックしてください。
審査なしで借りれるカードローンはない
就業状況などを申告し、必要書類を揃えてと、審査してもらうための手続きが面倒に感じると、審査なしのカードローンを探したくなるかもしれませんが、残念ながら審査なしで借りられるカードローンはありません。
審査をするのは、「きちんと返済できる人か」という信用性を確認するためです。
返済できるか分からない人にお金を貸せないのは当然です。
カードローン以外で夜中にお金を借りる方法
「21:00に間に合わなかった」「カードローンの審査が通らなかった」そんなときは、カードローン以外でお金を借りる方法をとるしかありません。
- 親・兄弟・祖父母・親戚に相談する
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- 警察の公衆接遇弁償費を利用する
- 質屋に担保を預けて借りる
- 銀行総合口座・キャッシュカードの自動貸付サービスで借入れ
- 少額ならリサイクルショップに物を売ってお金を作るのもアリ
大きなお金を借りられる・実質年利がリーズナブル・手間が少ないなど、カードローンが持つ利点全てを網羅してはいませんが、場合によっては有効な手となるでしょう。
親・兄弟・祖父母・親戚に相談する
カードローン以外で夜中にお金を借りたいなら、親や兄弟、祖父母や親戚に相談しましょう。
「親に相談したら怒られないか」「兄弟にお金を貸してほしいと言ったら心配されるだろう」と不安な気持ちが募るかもしれませんが、理由を説明すれば理解してくれるかもしれません。
ただし、血がつながっているとはいえお金の貸し借りはトラブルにつながる可能性があります。
借りたお金の利用用途や返済日はいつなのかなど、確認してもらった上で借りるようにしましょう。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードのキャッシング枠であれば、24時間いつでもお金を借りられます。
基本的にクレジットカードのキャッシング枠を利用するには事前に申し込む必要がありますが、中にはあらかじめキャシング枠が付帯されているカードもあります。
クレジットカードのキャッシングの年率はカード会社によって異なりますが、およそ15.0%~18.0%程度と言われています。
年率では消費者金融カードローンのほうが好条件ですが、少額を借りるとき、すぐに返済するならばそこまで大きな痛手にはならないでしょう。
警察の公衆接遇弁償費を利用する
警察署や交番でお金を借りられる制度が、公衆接遇弁償費です。
紛失や盗難などによって困っている一般市民のために作られた制度で、お金を借りるときには事情を説明する必要があります。
ただし、公衆接遇弁償費で借りられる金額は原則1,000円までです。
利息はないため、帰りの電車賃がない場合などは公衆接遇弁償費を利用するのがいいでしょう。
借りたら、きちんと翌日、少なくとも数日以内には返しましょう。
返済を無視したり拒否したりすると、詐欺罪で逮捕される可能性があります。
現に東京都では、公衆接遇弁償費を返済しなかった人が逮捕された事例があるため、注意してください。
質屋に担保を預けて借りる
ブランドもののバッグや高級時計などがある人は、夜間に営業している質屋に持って行ってお金を借りる方法もあります。
借入限度額は、持って行ったものの査定額の7〜8割です。
たとえば7万円必要なら、10万円以上の査定額がつくものを持っていけば希望の金額を借りられます。
なお、質屋にも金利があるため、長期間の質入れは禁物です。
お金の返済義務はありませんが、返済しなければ担保にした物品も戻ってきません。
銀行総合口座・キャッシュカードの自動貸付サービスで借入れ
クレジットカードと同じく、銀行総合口座のキャッシュカードの中にはキャッシングできるカードがあります。
本来、銀行総合口座のキャッシュカードはお金を入金したり、預金してあるお金を引き出したり振り込みや引き落としに利用するものですが、キャッシング機能も付帯していればすぐにお金を借りられます。
持っているキャッシュカードの中に、カードローン一体型キャッシュカードがないかチェックしてみましょう。
通常のキャッシュカードに自動貸付サービスが付いていない場合は、銀行系のカードローンと同様に数日間の審査を経ないとお金を借りられるようにはなりません。
事前に自動貸付サービスを申し込んでおくと、お金を借りる必要が生じた際に役立つかもしれませんね。
少額ならリサイクルショップに物を売ってお金を作るのもアリ
「お金を借りる」ではなく「お金を作る」方法ではありますが、必要なお金がそこまで大きくないなら、不要なものをリサイクルショップに持っていくのもいいでしょう。
リサイクルショップによっては21:00や22:00など遅い時間まで営業しているところもありますし、数十分あれば査定が完了するところがほとんどです。
もちろんブランドものを持ち込んでも大丈夫ですが、そこまで高価なものでなくても構いません。
タンスの中に、ここ数年着ていない服が眠っていたり、バッグの中に読み終わった本が入っていたりはしませんか。
不要なものをリサイクルショップに売ると、手元にお金が生まれるだけでなく、お家がスッキリするというメリットもあります。
闇金や違法業者で借りるのは絶対にNG
お金を借してくれるところはさまざまありますが、闇金や違法業者からは絶対に借りてはいけません。
審査なしで深夜にお金を貸してくれるのは、100%が闇金です。
借りるとどんなリスクがあるのかや、すぐには違法業者と気づかないような最近増えている悪質な手口を説明しましょう。
法外な利息を請求される可能性がある
闇金にはさまざまな難点がありますが、最も重大なのは非常に高い利息を請求される点でしょう。
返済できないと連日激しい取り立てが来ます。
ときには、家族や会社への嫌がらせに及ぶケースもあり、自分だけでなく周囲の人も危険にさらす可能性があります。
「返済しないとどうなるかわかるよな」「警察に相談したら、家族や会社に迷惑がかかるぞ」と脅されると、どう対処すればよいのか分からなくなります。
脅されるたびに払えるだけの金額を支払い、それでも法外な利息に追いつかず、いつまで経っても返済が終わらない状況に陥ってしまいます。
SNSを利用した個人間融資も危険
最近は、SNSを利用した個人間融資も問題になっています。
SNSやWeb上の掲示板で知り合っただけの、面識のない相手からは絶対にお金を借りてはいけません。
利息制限法の上限金利として設定されている15%~20%を超過する金利を設定していることが少なくなく、多くの被害届が出ています。
性的な嫌がらせやわいせつ行為を強要されたり、身分証など個人情報を悪用されたり、さらに悪いときには犯罪行為に加担させられたりといったこともあります。
そもそも貸金業を営むには都道府県知事などに申請を行い、貸金業登録する必要があるため、個人間融資は違法行為です。
夜中にお金を借りる方法に関してよくある質問
最後に、夜中にお金を借りる方法を探している人が抱きがちな疑問2つに回答しましょう。
コンビニATMで当日借りることは可能?
結論、コンビニATMで当日お金を借りることは可能です。
ただし、次のような条件を満たす必要があります。
- カードローンを利用する場合は、審査と契約を済ませておくこと
- クレジットカードやキャッシュカードを利用する場合は、カードローン付帯のものであること
カードローンで夜中にお金を借りる流れは?
カードローンで夜中にお金を借りる流れは以下の通りです。
- ステップ①申し込みに必要な書類を用意する
- ステップ②Web・スマホまたは自動契約機で対応時間内に申し込む
- ステップ③カードローン会社に電話し、急いでいることを伝える
- ステップ④審査通過の連絡が入ったら契約する
- ステップ⑤融資があったら、近くのATMでお金を受け取る
夜中にお金を借りる方法まとめ
夜中にお金を借りるなら、大手消費者金融のカードローンがいち押しです。
アコム・アイフル・プロミス・レイク・SMBCモビットと、会社によって細かい条件が異なるため、各々の状況に応じて合っている会社を選びましょう。
ただし、初めて利用する場合は、審査に通り契約を結ばなければお金は借りられません。
消費者金融のカードローンはスピーディーに審査をしてくれますが、それでも21:00までに審査と契約が完了しなけれがならないため、契約まで事前に進めておくのがおすすめです。