「フリーランスにおすすめのファクタリング会社を知りたい…!」
このようにお考えではありませんか?
ファクタリングについて調べても、法人向けのファクタリング会社が多く、フリーランスはどの会社を選べばいいのかわからないですよね。
そこで、本記事ではフリーランスにおすすめなファクタリング会社9選を紹介します。
また、実際に申し込みをして審査に通過するためのコツや、万が一通過できなかった際の対策も解説します。
資金調達にお困りのフリーランスの方は、ぜひ本記事を活用してファクタリングを利用してみてください。
ローコスト&即日資金調達可能なおすすめファクタリング会社!
ファクタリング会社名 | 特徴 | 公式サイト |
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ビートレーディング |
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公式サイト |
QuQuMo(ククモ) |
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公式サイト |
日本中小企業金融サポート機構 |
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公式サイト |
フリーランス向けおすすめファクタリング会社9選
最初に、フリーランスにおすすめなファクタリング会社の情報を比較表でまとめました。
ファクタリング会社 | 特徴 | 公式サイト |
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ラボル |
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公式サイト |
バイオン |
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公式サイト |
GMOフリーランスファクタリング |
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公式サイト |
FREENANCE |
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公式サイト |
QuQuMo |
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公式サイト |
ペイトナーファクタリング |
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公式サイト |
PayToday |
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公式サイト |
ウィット |
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公式サイト |
MSFJ |
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公式サイト |
ここからは、それぞれのファクタリング会社についての詳細を解説していきます。
ぜひ、自分の利用目的にあったファクタリング会社を探してみてください。
ラボル|即日入金可能なフリーランス向けファクタリング
出典:https://labol.co.jp/
ラボルはフリーランスに特化したファクタリングサービスです。
最短60分で入金まで進めるという点に加えて、24時間いつでも振り込みに対応しているため、不定期で仕事をしているフリーランスにおすすめです。
また、1万円からと小額の売掛債権であっても利用できるため、他のファクタリング会社で買い取ってもらえなかった場合でも、ラボルであれば買い取ってもらえる可能性があります。
フリーランスとして活動を始めたばかりの人や、新規の取引先であったとしても利用できるなど買取対象の幅が広いため、ぜひ利用を考えてみましょう。
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利用対象者 | 法人・個人事業主 |
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利用可能額 | 1万円〜 |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 10% |
入金速度 | 最短60分 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
バイオン|最小5万円の少額・小口の資金調達が可能
出典:https://ai-factoring.jp/
バイオンは、独自のAI審査を活用して最短60分で買い取りが可能なファクタリングサービスです。
AI審査を採用していることから買取までもスムーズな点が特徴といえます。
また、5万円から利用できるためフリーランスでも手軽にサービスを利用できるでしょう。
さらに、他のファクタリングサービスとは異なり手数料が一律10%と決まっています。
そのため、サービスに申し込みをする前からいくら入金されるのか自分で計算しやすいため、計画的にファクタリングを利用しやすいです。
利用対象者 | 個人事業主・フリーランス |
---|---|
利用可能額 | 5万円〜 |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 10% |
入金速度 | 最短60分 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
GMOフリーランスファクタリング|請求書のみの提出で利用できるファクタリング会社
出典:https://freelance.factoring.inc/
GMOフリーランスファクタリングは、請求書のみで利用できるフリーランスのファクタリングに特化したサービスです。
売掛債権の金額が1万円から上限なしと幅が広く、より多くの人が利用しやすいサービスとなっています。
また、手数料については一律9.5%であるため、申し込みの段階でどの程度の資金調達が可能なのか把握しやすいです。
買取審査自体も最短30分で終了するため、早めに結果を知って事業に専念したい方は、ぜひ利用を検討してみてください。
利用対象者 | 個人事業主・フリーランス |
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利用可能額 | 1万円以上 |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 9.5% |
入金速度 | 最短30分 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 | 請求書 |
公式サイト | 公式サイト |
FREENANCE|即日入金なフリーランス向けファクタリング会社
出典:https://freenance.net/
FREENANCEは、GMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供している、お金と保険のサービスです。
ファクタリングについては、FREENANCEが提供しているサービスの1つで、他にも仕事中の事故等にまつわる補償をしてもらえる「あんしん補償」があります。
また、手数料も3%から10%と比較的低めに設定されているため利用しやすいでしょう。
審査も最短30分で終了し、即日払いにも対応しているため、急いで資金を用意したい方はぜひ利用を考えてみてください。
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利用対象者 | 個人事業主・フリーランス |
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利用可能額 | 要問い合わせ |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 3〜10% |
入金速度 | 最短即日 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
QuQuMo|最短2時間で入金可能なファクタリング会社
出典:https://ququmo.net/
QuQuMoは申し込みをしてから入金まで、最短2時間で対応してくれるファクタリング会社です。
スマホやPCを利用して申し込みができる点に加えて、必要な書類も請求書と通帳の2つのみであるため、フリーランスでも利用するハードルが低いでしょう。
また、契約時に本人確認できる書類が必要にはなりますが、運転免許証やパスポートなど比較的すぐ用意しやすいです。
できるだけ提出に必要な書類を少なく済ませた上で早めに資金調達したい方は、検討してみてください。
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利用対象者 | 法人・個人事業主 |
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利用可能額 | 上限・下限なし |
審査通過率 | 98% |
手数料 | 1〜14.8% |
入金速度 | 最速2時間 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
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公式サイト | 公式サイト |
ペイトナーファクタリング|最短10分で入金可能なフリーランス向けファクタリング会社
出典:https://paytner.co.jp/factoring
ペイトナーファクタリングは、最短10分で口座に入金してもらえるファクタリングサービスです。
早くても1時間程度で入金まで進めるサービスはいくつかありますが、最短10分で入金してもらえるサービスは少ないでしょう。
また、サービス利用時の手数料が10%で固定されているため、計画的にファクタリングを利用しやすいです。
サービスの利用件数も累計10万件を超えているため、実績も十分にあります。
なるべく早く入金してもらいたい方や、実績の豊富な信頼できる業者に依頼したい方は、ぜひペイトナーファクタリングを利用してみてください。
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利用対象者 | 法人・個人事業主 |
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利用可能額 | 100万円まで |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 10% |
入金速度 | 最短10分 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
PayToday|取引先にバレない2社間ファクタリングを利用可能
出典:https://paytoday.jp/
PayTodayは、2社間ファクタリングを利用できるため、取引先にファクタリングの利用を知られたくないフリーランスにおすすめです。
利用できる売掛債権の金額も10万円から上限なしと、幅広い人が利用できるようになっています。
また、手数料は1%〜9.5%です。
ファクタリング会社の中には10%以上の手数料を設定している会社も多いため、PayTodayは他社と比較すると低いといえます。
最短即日での入金にも対応しているため、利用する会社に悩んだ際は候補として考えてみましょう。
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利用対象者 | 法人・個人事業主 |
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利用可能額 | 10万円〜上限なし |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 1〜9.5% |
入金速度 | 最短30分 |
契約方法 | 2社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
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公式サイト | 公式サイト |
ウィット|500万円以下の少額・小口専門のファクタリング会社
出典:https://witservice.co.jp/
ウィットは、500万円以下の少額に特化したファクタリングサービスを展開しています。
フリーランスは法人と比較すると、譲渡する売掛債権の金額が低い傾向にあるため、少額利用できるサービスを探す人も多いです。
そのため、もし他社で少額であるがゆえに利用できなかったのであれば、ウィットを検討してみましょう。
完全オンラインの上に最短2時間で現金化もできるため、手軽に素早く資金調達をしたい人におすすめです。
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
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利用可能額 | 500万円以下 |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 2〜15% |
入金速度 | 最短2時間 |
契約方法 | 2社間・3社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
MSFJ||最小10万円から資金調達可能なフリーランス向けファクタリング会社
出典:https://msfj.co.jp/lp6/
MSFJは売掛債権の金額が10万円から利用できる、フリーランス向けのファクタリングサービスを提供している会社です。
フリーランスに向いている点は売掛債権の金額だけではありません。
入金まで最短60分とスピード審査・契約が可能な上に、オンラインで完結できるため、家にいながら短時間で資金調達ができます。
審査通過率も2022年6月時点で90.1%と高いため、通過できるか不安な人も一度利用を考えてみてください。
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
---|---|
利用可能額 | 10万円〜5,000万円 |
審査通過率 | 非公開 |
手数料 | 1.8%〜 |
入金速度 | 最短1時間 |
契約方法 | 2社間・3社間ファクタリング |
債権譲渡登記の有無 | なし |
必要書類 |
|
公式サイト | 公式サイト |
フリーランス向けファクタリング会社の選び方
フリーランスがファクタリング会社を利用する際は、きちんとした選び方を知っておかないと後から後悔してしまう場合があります。
自分に合ったサービスを見つけるためにも、これから紹介する以下の点に注目しつつ、ファクタリング会社を選んでみてください。
- 少額・小口の売掛金でも買い取ってくれるか
- オンラインで審査・契約できるか
- 最短即日で入金してくれるか
- 必要書類が少なくて済むか
- 手数料が安いか
少額・小口の売掛金でも買い取ってくれるか
フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際は、少額・小口の売掛金でも買い取ってもらえるのか確認してから申し込みをするようにしましょう。
利用する会社によっては、売掛金が100万円以上からなどと高額利用が前提となっている場合もあります。
フリーランスがファクタリングする際は、法人とは違い売掛金の額が低い場合が多いため、売掛金の下限が高い会社に申し込んでしまうと利用できないケースがあります。
以上の点を踏まえて、少額・小口の売掛金を買い取ってくれる会社を探しましょう。
オンラインで審査・契約できるか
フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際は、オンラインで審査・契約かできるかといったポイントも重視しましょう。
フリーランスの場合、自宅で仕事することが多くなりやすいため、ファクタリング会社がない地域でサービスを利用することも考えられます。
現在は、オンラインで完結できるだけでなく、24時間申し込みできる会社もあるため、フリーランスでも場所と時間を気にせずサービスの利用が可能です。
ファクタリング会社を探すときは、ぜひオンライン完結できるかという点も注目してみてください。
最短即日で入金してくれるか
もし緊急で一刻も早くお金を用意しなければならない場合は、審査から入金までを即日対応してくれる会社を探しましょう。
利用するファクタリング会社によっては、申し込みをしてから実際にお金が入金されるまでに数日から数週間かかる場合もあります。
また、ファクタリングの種類も重要で、3社間より2社間の方が入金までの時間は早いです。
3社間だと取引先も含めて手続きを進めるため、2社間と比較するとどうしても時間がかかります。
そのため、できるだけ早く入金してほしいのであれば、即日対応が可能で2社間ファクタリングを利用できる会社を利用しましょう。
必要書類が少なくて済むか
ファクタリング会社に申し込みをする際には、なるべく必要な書類が少ないところを選ぶようにしましょう。
中には、書類を揃えるのに費用がかかってしまうものもあります。
フリーランスの場合、法人と比較すると売掛金の額が低い傾向にあるため、できるだけ書類を揃えるのに費用をかけない方がお得です。
例えば、ファクタリング会社によっては、以下のように2種類から3種類程度で利用できるところもあります。
- 請求書
- 通帳のコピー
- 運転免許証等の身分を証明できるもの
手数料が安いか
フリーランスがファクタリング会社を選ぶ際は、できるだけ手数料が低いところを探すようにしましょう。
手数料が高いほど入金される金額が減ってしまうからです。
ファクタリング会社を利用すると、売掛金から手数料を差し引いた分が入金されます。
これまでにも解説しましたが、フリーランスは法人と違い売掛金も少ないことが多いです。
入金される額を減らさないためにも、できるだけ手数料の低い会社を探すように心がけましょう。
フリーランスは審査に落ちやすい?
フリーランスで、ファクタリング会社の審査に落ちてしまうのではないかと不安に感じる人もいるでしょう。
審査自体は、利用条件を満たして必要な書類を提出できていれば、法人同様にファクタリングサービスを受けることが可能です。
ただし、フリーランスが法人と比較して、利用できる業者が限られてしまうという事実もあります。
また、売掛債権の対応金額が数百万円からと高い会社もあるため、フリーランスにとって利用するハードルが高く感じてしまうこともあるでしょう。
このように、審査基準は明確になっていないものの、利用条件をクリアするのに苦戦してしまう可能性が考えられます。
フリーランスがファクタリングの審査に通過するためのコツ
前述では、フリーランスがファクタリングの審査に通過しにくい可能性があることを解説しました。
ただし、審査前に対策を立てておくことで、通過できる可能性を少しでも上げることは可能です。
以下2つの点を抑えつつ、ファクタリング会社に申し込みをしてみましょう。
- 審査通過率が高いファクタリング会社を選ぶ
- 売掛金の証明ができる書類をなるべく多く用意しておく
審査通過率が高いファクタリング会社を選ぶ
ファクタリング会社を選ぶ際は、審査通過率が高い会社を探しましょう。
ファクタリング会社によって審査基準は異なるため、1社で落ちてしまったとしても他の会社では通過できるといったことは珍しくはありません。
審査を受けること自体は費用もかからないため、1社落ちても諦めずに他を探すようにしましょう。
また、ファクタリング会社を探すときはできるだけ大手を検討したり、審査に対する口コミや評判を参考にしたりするのもおすすめです。
売掛金の証明ができる書類をなるべく多く用意しておく
ファクタリング会社の審査に通過するために、売掛金を証明できる書類をできるだけ多く揃えておくようにしましょう。
提出する書類が少ないことは用意する側としてはメリットですが、ファクタリング会社としてはそれだけ判断材料が少なくなってしまいます。
その分、審査も厳しくなり通過できなくなってしまう可能性も考えられるでしょう。
そのため、もしファクタリング会社の審査に不安を感じているのであれば、できるだけ売掛金を証明できる書類等を増やして信用してもらえるように努める必要があります。
フリーランスがファクタリングを利用するための条件
フリーランスがファクタリングを利用するのにはいくつか条件があります。
- ファクタリングできる売掛債権を持っている
- 売掛先の会社の信用度が高い
- 必要書類をすべて準備できる
もし条件を満たしていない場合は、ファクタリングを利用できない可能性があるため注意しましょう。
ファクタリングできる売掛債権を持っている
ファクタリングサービスを利用するためには、売掛債権を持っていなければいけません。
売掛債権とは、商品やサービスを提供した際に、後から現金を貰える権利のことを指します。
ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に買い取ってもらい、手数料を差し引いた金額を入金してもらう仕組みです。
そのため、売掛債権がないとファクタリングは利用できません。
例えば、備品を購入するために資金調達が必要だからといった理由ではファクタリングを利用できないため注意しましょう。
売掛先の会社の信用度が高い
ファクタリングを利用するためには、売掛先の会社にある程度の信用がなければいけません。
売掛先の信用度が低い場合、ファクタリング会社が売掛債権分の現金を回収できない可能性が高くなるからです。
もし、売掛先が法人以外の場合や信用度が低い場合などは、ファクタリング会社に断られる可能性があります。
サービスの仕組み上、売掛債権以外に担保を必要としないため、売掛先を信用できるかがファクタリング会社としては重要なポイントです。
必要書類をすべて準備できる
ファクタリング会社を利用するためには、申し込みの段階で必要書類を全て用意しておかなければいけません。
例えば、サービスを受けるにあたって請求書や通帳のコピーなど、いくつかの書類を用意しておく必要があります。
利用するファクタリング会社によって必要な書類は異なりますが、どの会社でも必要な書類を準備できなければ、サービスは利用できません。
そのため、ファクタリング会社を利用するときは、自分が用意できる書類であるかという点が重要になります。
もし、必要な書類を揃えるのに時間がかかってしまうと、それだけ資金調達までの時間も遅くなってしまうため注意しましょう。
フリーランスがファクタリングを利用するメリット
フリーランスが資金調達をする方法はさまざまですが、その中でもファクタリングにしかないメリットもあります。
主なメリットは、以下の3つです。
- スピーディに資金を調達することができる
- 銀行からの融資やローンよりも、信用情報への影響が小さい
- 担保や保証人が必要ない
スピーディに資金を調達することができる
ファクタリングを利用すれば、スピーディーに資金調達が可能です。
例えば、銀行を利用した借入の場合、申し込みをしてから実際に借入できるまでには数日から数週間かかる可能性もあります。
そのため、早く資金調達をしたい人には向いていません。
ファクタリングであれば、利用する会社によっては即日で入金してくれるところもあるため、急いで現金を調達したい人にもおすすめです。
ただし、ファクタリング会社によっては口座への入金までに数日必要なところもあります。
また、申し込みの状況によっては即日対応してもらえない可能性があるため、注意しましょう。
銀行からの融資やローンよりも、信用情報への影響が小さい
ファクタリングは銀行の融資やローンと比較して、信用情報への影響が小さいです。
信用情報とは、銀行や消費者金融などが融資やローンを組む際に、申込者の過去のクレジットやローンの契約等について確認できる情報を指します。
ファクタリングの場合は、融資やローンとは異なるため、信用情報を用いて審査をするわけではありません。
そのため、仮に信用情報に傷があったとしても、利用できる売掛債権があり必要な書類を揃えられれば審査に通過できる可能性があります。
担保や保証人が必要ない
ファクタリングは、利用するのに担保や保証人を必要としません。
ファクタリングは売掛債権を譲渡して資金調達をするサービスであって、賃金業者が行っているような融資ではないからです。
例えば、金融機関から融資してもらう際には、担保や保証人が必要になる場合があります。
フリーランスの場合は担保や保証人を用意するのは容易ではないため、金融機関からの融資はハードルが高くなりがちです。
しかし、ファクタリングであれば担保や保証人を必要としないため、フリーランスでも比較的手軽に利用できるでしょう。
フリーランスがファクタリングを利用するデメリット・注意点
ここまで、ファクタリングを利用する際のメリットについて解説してきました。
一見、他の資金調達方法にはないメリットもあり便利なように見えるものの、利用時にはいくつか注意しなければいけないこともあります。
- 使いすぎによるキャッシュフローの悪化に要注意
- 同じ売掛金を複数の会社へ売却するのは違法
- 3社間ファクタリングは取引先に通知される
- 審査が甘い・緩いと謳う業者は詐欺の可能性あり
利用時にはメリットだけではなく、必ず注意点も把握してから申し込みをするようにしましょう。
使いすぎによるキャッシュフローの悪化に要注意
ファクタリングは、利用しすぎるとキャッシュフローが悪化してしまう可能性があります。
ファクタリングは売掛債権の金額から手数料が引かれた分だけ入金される仕組みです。
一度のファクタリングであれば問題ないかもしれませんが、何回も利用してしまうと手数料で引かれる分が多くなってしまい、結果的に損をしてしまいます。
そのため、キャッシュフローを悪化させないためにも、ファクタリングの利用はできるだけ緊急で資金調達をしなければいけないときのみにしましょう。
同じ売掛金を複数の会社へ売却するのは違法
ファクタリングを利用する際に提出する請求書は、複数の会社で利用しないようにしましょう。
同じ売掛金で複数社へ申し込みをするのは「二重譲渡」と呼ばれており、違法行為に該当します。
例えば、売掛債権Aをファクタリング会社Bに譲渡したのであれば、売掛債権Aはファクタリング会社Cには譲渡できません。
もし、二重譲渡をしてしまうと詐欺罪等の罪に問われる可能性が高いため、間違っても複数社で同じ売掛債権を譲渡しないようにしましょう。
3社間ファクタリングは取引先に通知される
3社間ファクタリングの場合、取引先にファクタリングを利用していることが通知されます。
3社間ファクタリングは自社とファクタリング会社、取引先の3社間で行う仕組みのため、取引先が応じてくれなければ資金調達まで進めません。
もし、どうしても取引先に知られずファクタリングを利用したいのであれば、2社間ファクタリングを利用しましょう。
2社間ファクタリングであれば、自社とファクタリング会社だけのやり取りで済むので、取引先に知られるリスクを減らせます。
ただし、債権譲渡登記が必要なファクタリング会社を利用すると、取引先に知られてしまう可能性があるため注意が必要です。
審査が甘い・緩いと謳う業者は詐欺の可能性あり
ファクタリング会社を探しているときに「審査が甘い」や「審査が緩い」と謳う業者は利用しないようにしましょう。
ファクタリング会社によって審査基準は異なるものの、必ず厳正な審査のもとファクタリングを実施するか検討します。
そのため「審査が甘い」や「審査が緩い」と謳う業者は詐欺の可能性が高いです。
現にファクタリング会社を装って違法な貸付等を行っている事案があると、金融庁からも注意喚起が出ています。
もし、詐欺業者を利用してファクタリングをしてしまうと、後々入金されなかったり高すぎる手数料を取られたりといった問題に巻き込まれかねません。
以上の点からも怪しい謳い文句を掲げているファクタリング会社は、利用しないようにしましょう。
償還請求権付きのファクタリングは違法であるため絶対に利用しない
償還請求権のあるファクタリング会社は違法のため、絶対に利用しないようにしましょう。
償還請求権とは、売掛先がファクタリング会社に支払いできなかった際に、利用者に支払いをする義務が生じてしまう権利のことです。
銀行などのファクタリングサービスには、この償還請求権がついている場合もあります。
しかし、ファクタリング会社のような賃金業の登録をしていない会社の場合、償還請求権をつけるのは違法です。
ファクタリング会社を選ぶ際は、必ず償還請求権なしになっているか確認した上で利用するようにしましょう。
フリーランスがファクタリングを利用する流れ
フリーランスがファクタリングを利用する流れは、主に以下6つの手順に分かれます。
- 利用するファクタリング会社を探す
- 事前相談をして申し込みをする
- 必要な書類を提出する
- 提出した書類等をもとに審査を受ける
- 提示された条件に問題がなければ契約締結に進む
- 指定した口座に入金される
利用するファクタリング会社によっては、申し込みから契約締結までオンラインで完結できるところもあります。
オンライン完結の場合、直接店舗に訪問する方法や郵送で手続きする方法と違い、入金までの時間が早いことが多いです。
もし、早めに入金を希望するのであれば、オンライン完結できるファクタリング会社を探しましょう。
フリーランスがファクタリング以外で資金を調達する方法
ファクタリングは審査があるため、必ず資金調達できるわけではありません。
そのため、ファクタリング以外にも資金調達できる方法を把握しておいた方が、万が一の際に慌てずに行動できるでしょう。
フリーランスが資金調達できる方法としては、主に以下の3つがあります。
- 給付金・補助金・助成金を活用する
- ビジネスローンを活用する
- クラウドファンディングを活用する
給付金・補助金・助成金を活用する
1つ目は、給付金・補助金・助成金を利用して資金調達する方法です。
給付金・補助金・助成金であれば、利用できる条件を満たしていれば資金調達できます。
例えば、小規模事業者持続化補助金やIT導入補助金など、さまざまな給付金・補助金・助成金が考えられるでしょう。
どの制度を利用するかは、それぞれの会社が何を目的として資金調達するかによって異なるため、事前に目的を明確にしておく必要があります。
ただし、給付金・補助金・助成金を利用する際は利用条件や審査が厳しくなることもあるため、必ず資金調達できるわけではないという点を覚えておきましょう。
ビジネスローンを活用する
2つ目は、消費者金融などが提供しているビジネスローンを利用する方法です。
ビジネスローンを利用するには審査があるものの、通過できれば数百万円などの高額を融資してもらえる可能性もあります。
また、消費者金融のビジネスローンの場合、最短即日で融資を実行してくれるところもあるため、ファクタリングと同じように資金調達を急いでいる人にもおすすめです。
ただし、金利が高い点やあまりにも高すぎる金額は融資してもらえないなどの注意点もあるため気をつけましょう。
クラウドファンディングを活用する
3つ目は、クラウドファンディングを利用して資金調達をする方法です。
クラウドファンディングとは、自社の商品やサービスに興味関心を持ってもらい、支持者から少しずつ資金を調達することを指します。
ただし、商品・サービスあるいはクラウドファンディングをする会社によって資金調達できる額は左右されるため、目標金額に達するのは簡単ではありません。
もし、商品やサービスなどに自信がある場合は、クラウドファンディングを利用してみるのも1つの手でしょう。
フリーランス向けファクタリングに関するよくある質問
最後に、フリーランスがファクタリングを利用する際に抱える疑問等について解説します。
- 他社利用中でも申し込みOKなファクタリング会社はある?
- 売掛先が個人だった場合ファクタリングは利用できない?
他社利用中でも申し込みOKなファクタリング会社はある?
基本的に、他社の利用中であってもファクタリング会社を乗り換えることは可能です。
例えば、乗り換えを検討するタイミングとしては以下のような場合が考えられます。
- 現在利用しているファクタリング会社の手数料が高い
- 希望する金額の売掛債権を売却できない
- 口座に入金されるまでに時間がかかる
ただし、ファクタリング会社を乗り換える際には、新たに審査を受けるためファクタリングを利用できない可能性も考えられます。
また、二重譲渡をしないように細心の注意を払いましょう。
売掛先が個人だった場合ファクタリングは利用できない?
売掛先が個人の場合、ファクタリング会社によっては利用できない可能性があります。
売掛先が個人でも可能かどうかは、それぞれのファクタリング会社の公式サイトに記載されている場合もあるため、利用前に確認しておきましょう。
フリーランス向けおすすめファクタリングまとめ
今回は、フリーランスにおすすめのファクタリング会社と審査に通過するためのコツなどについて解説をしました。
おすすめの会社は紹介しましたが、実際に利用する際は自分に合ったサービスを探して審査に通過する必要があります。
本記事でも解説しましたが、ファクタリング会社を選ぶときは、少額でも利用できるかや入金されるまでの時間などを見つつ検討しましょう。
また、ファクタリング会社の審査通過率の高さや書類を揃えておくなど、審査に通過するための対策もとても重要です。
フリーランスでこれからファクタリング会社を利用する方は、ぜひ本記事を参考にして申し込みをしてみてください。