この記事を読んでいるあなたは、
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)の仕組みや特徴について知りたい
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方・はじめ方について知りたい
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクや将来性について知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴やリスク、やり方」をお伝えしていきます。
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取引所名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
Bybit(バイビット) |
| バイビット公式 |
Zoomex(ズーメックス) |
| Zoomex公式 |
Coincheck(コインチェック) |
| コインチェック公式 |
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは、バイナンス・スマートチェーン上に構築された分散型の仮想通貨取引所(DEX)の1つです。
分散型取引所とは、管理者のいない仮想通貨取引所のことで、特定の組織や企業に管理されていないことから「分散型」と呼ばれています。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)には、特定の管理者がいないため、あらかじめ設定されているプログラムによって、すべて自動で動作しています。
また、PancakeSwap(パンケーキスワップ)を説明する上で、欠かせないのが「ケーキ」です。
「ケーキ」とは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)が独自に発行しているトークンのことを指します。
手数料として支払う必要があるので、PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するなら必要不可欠な存在です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴
それでは次に、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴について紹介していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の主な特徴は、以下の4つです。
- 本人確認が不要
- 手数料が安い
- ハッキングに強い
- ステーキングができる
それぞれ詳しく紹介していきます。
本人確認が不要
1つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴は「本人確認が不要」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、分散型の仮想通貨取引所なので、特定の組織や企業に管理されているわけではありません。
そのため、利用を始めるときも、免許証の提出などの本人確認は不要です。
中央集権型の仮想通貨取引所で口座開設するときは、必ず本人確認が必要になり、手間も時間もかかります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では、ウォレットと接続して送金するだけで取り引きを始めることが可能です。
手数料が安い
2つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴は「手数料が安い」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、他の分散型取引所よりも手数料が低く設定されています。
特にイーサリアムのブロックチェーン上に構築されている分散型取引所は、手数料が高くなりやすい特徴がありました。
しかし、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、世界最大の仮想通貨取引所である「バイナンス」が開発した「バイナンス・スマートチェーン」を使用しています。
そのため、従来の分散型取引所は手数料が高くなる傾向にありましたが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の手数料は非常に安価に設定されています。
ハッキングに強い
3つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴は「ハッキングに強い」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に限った話ではありませんが、分散型取引所はハッキングに強い特徴があります。
分散型取引所では、パスワードの管理やサーバ運用など、取り引きに必要な機能や情報を分散して管理しています。
そのため、もしハッキングされたとしても、被害を最小限に抑えることが可能です。
必ずしもハッキングされないわけではありませんが、中央集権型の取引所と比べてセキュリティ体制は非常に強いと言えるでしょう。
ステーキングができる
4つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴は「ステーキングができる」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)において、1番魅力的な要素は「ステーキング」ができることでしょう。
ステーキングとは、特定の仮想通貨を取引などに使用せずウォレットに保有しておき、ブロックチェーンのオペレーションに参加することで利益が得られる仕組みのことです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)でステーキングできる通貨は100種類を超えており、年利やリスクも通貨によって異なります。
基本的には、価値が安定しているほど「年利が低い」と覚えておくといいでしょう。
しかし、価値の変動が少ない通貨でも年利が20%以上の通貨もあるので、資産運用の中では非常に優秀なサービスです。
ステーキングについてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
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PancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスク
ここからは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクについて紹介していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の主なリスクは、以下の3つです。
- 金融庁からの許可がない
- 国からの規制に弱い
- バイナンス・スマートチェーンの衰退
それぞれ詳しく紹介していきます。
金融庁からの許可がない
1つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクは「金融庁からの許可がない」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は金融庁からの許可がある取引所ではないので、すべて自己責任でおこなう必要があります。
そのため、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のサービスが、急に終了してしまって通貨が動かせなくなっても泣き寝入りするしかありません。
世界的に有名な取引所でも、海外の仮想通貨取引所であれば「急なサービス終了」や「通貨が消えてしまう」など、さまざまなトラブルを想定しておいたほうがいいでしょう。
国からの規制に弱い
2つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクは「国からの規制に弱い」です。
仮想通貨は、以下2つの理由によって「国家」からは都合の悪いものとして扱われることがあります。
- 仮想通貨が普及しすぎると「法定通貨」の価値や権力が弱まる危険性がある
- 金融面に対する政策の効果が薄くなり、経済圏のコントロールができなくなる
実際に2021年5月には、中国当局が仮想通貨の規制を強めることを発表したことにより、ほぼすべての通貨の価値が大幅に下がりました。
しかし、国家としても仮想通貨の正しい扱い方を模索している段階なので、将来的にはポジティブな政策が打ち出される可能性もあるでしょう。
バイナンス・スマートチェーンの衰退
3つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)のリスクは「バイナンス・スマートチェーンの衰退」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は「バイナンス・スマートチェーン」と呼ばれるブロックチェーン上に構築されています。
そのため、バイナンス・スマートチェーンにとって悪いニュースは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)の価値に直結するでしょう。
より使いやすいプラットフォームや手数料の安い取引所が誕生してしまうと、多くのユーザーはPancakeSwap(パンケーキスワップ)から離れてしまいます。
特に新しい分散型取引所の動向には、注意しておいたほうがいいでしょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)に必要なもの
PancakeSwap(パンケーキスワップ)をはじめるためには、以下の3つが必要になります。
- Chrome
- バイナンスコイン
- メタマスク
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方を覚える前に、それぞれの使用用途を知っておきましょう。
Chrome(ブラウザ)
1つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)に必要なものは「Chrome(ブラウザ)」です。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するためには「メタマスク」と呼ばれるウォレットが必要になります。
「メタマスク」はChromeの拡張機能として利用できるため、問題なくChromeが利用できる環境を用意しておきましょう。
バイナンスコイン
2つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)に必要なものは「バイナンスコイン」です。
バイナンスコインとは、世界最大の仮想通貨取引所「バイナンス」が独自に発行しているトークンのことを指します。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は、バイナンスが開発したブロックチェーン「バイナンス・スマートチェーン」で動作しています。
そのため、手数料としてバイナンスコインが必要になるため、事前に購入しておきましょう。
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バイナンスコインの購入方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
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メタマスク
3つ目のPancakeSwap(パンケーキスワップ)に必要なものは「メタマスク」です。
メタマスクとは、仮想通貨専用のお財布のことです。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は分散型の取引所なので、自分で通貨を管理する必要があります。
メタマスクのインストール方法や使い方は、次の章で詳しく紹介していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方
ここからは、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方について紹介していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)をはじめるためには、以下のステップで進めていきましょう。
- バイナンスコインを購入
- メタマスクの準備・設定
- メタマスクをバイナンススマートチェーンに接続
- メタマスクにバイナンスコインを送金
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)とメタマスクを接続
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)で「バイナンスコイン」を「ケーキ」に交換
- PancakeSwap(パンケーキスワップ)で流動性マイニングをおこなう
国内の仮想通貨取引所だけで取り引きをしてきた人には、難しく感じるかもしれませんが、手順通りにおこなえば、さほどハードルは高くありません。
それぞれ詳しく紹介していきます。
①バイナンスコインを購入
まずはバイナンスコインを購入しましょう。
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バイナンスコインの購入までの流れを説明すると、
- 国内取引所で口座を開設
- バイナンスの口座を開設
- 国内取引所でビットコインを購入
- バイナンスにビットコインを送金
- ビットコインでバイナンスコインを購入
上記のような手順になります。
バイナンスコインの購入方法については、以下の記事で詳しく解説しているので、こちらを参考にしてください。
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②メタマスクの準備・設定
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用するためには、メタマスクが必要になります。
メタマスクとは、仮想通貨専用のお財布のことです。
公式サイトにアクセスて、画像右上の「ダウンロード」から、PancakeSwap(パンケーキスワップ)をインストールしていきます。
次の画面で「Chrome」を選択します。
インストールが完了して、拡張機能を追加したらメタマスクの準備は終了です。
その後、初期設定としてパスワードの設定をおこないましょう。
誕生日や自分の名前など、想像しやすいパスワードは非常に危険です。
また、忘れてしまうとログインできなくなるので、必ずメモアプリなどに記録しておきましょう。
③メタマスクをバイナンス・スマートチェーンに接続
メタマスクにログインして、画面右上のネットワークから「カスタムRPC」を選択します。
「カスタムRPC」をクリックすると、以下のような画面が表示されます。
上記、画面が表示されたら、以下の情報を入力してください。
- ネットワーク名:BSC Mainnet
- 新規RPC URL:https://bsc-dataseed1.binance.org/
- チェーンID:56
- 通貨記号(オプション):BNB
- ブロックエクスプローラーのURL:https://bscscan.com/
入力が終わったら画面右下の「保存」をクリックしましょう。
「保存」クリックして、画面右上に「BSC Mainnet」と表示されていれば、バイナンス・スマートチェーンとの接続に成功しています。
④メタマスクにバイナンスコインを送金
それでは次に、メタマスクにバイナンスコインを送金していきます。
メタマスクのアドレスをコピーしたら、バイナンスにログインしましょう。
ウォレット概要から「出金」を選択します。
上の画面が表示されるので、以下の情報を入力していきましょう。
- 通貨:バイナンスコイン(BNB)
- アドレス:メタマスクでコピーしておいたアドレス
- ネットワーク:Binance Smart Chain(BSC)
「アドレス」と「ネットワーク」は正しく入力できていないと、資産が消えてしまうので、注意しておきましょう。
⑤PancakeSwap(パンケーキスワップ)とメタマスクを接続
次に、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とメタマスクを接続していきます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の公式サイトにアクセスして、画面右上の「ウォレットを接続する」をクリックしましょう。
「ウォレットを選択する」をクリックすると、上のような画面が表示されるので「メタマスク」を選択しましょう。
メタマスクの画面が表示されるので、アカウントを選択して進んでいくと、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とメタマスクの接続は完了です。
⑦PancakeSwap(パンケーキスワップ)で流動性マイニングをおこなう
PancakeSwap(パンケーキスワップ)で、流動性マイニングをおこなうには、通貨ペアを作っておく必要があります。
「トレード」→「流動性」→「流動性を追加する」の順番で進んでいくと、上のような画面が表示されます。
ここでは「BNB」と「BUSD」で通貨ペアを作っています。
完了していると、ウォレットにも反映されているはずなので、確認しておきましょう。
⑥PancakeSwap(パンケーキスワップ)で「バイナンスコイン」を「ケーキ」に交換
PancakeSwap(パンケーキスワップ)で流動性マイニングをおこなうと、LPトークンがウォレットに付与されます。
この「LPトークン」を、PancakeSwap(パンケーキスワップ)に預けることで、独自トークン「ケーキ」を受け取ることができます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の「農場」で、先ほど作っておいた通貨ペアを選択しましょう。
預けるLPトークンの数量を入力すると「ケーキ」を報酬としてもらえます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のホーム画面にも反映されるので、確認しておきましょう。
以上が、PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方になります。
また、獲得した「ケーキ」を預けることで、さらに「ケーキ」をもらうことも可能です。
国内取引所だけで仮想通貨の取り引きをおこなってきた人には、複雑に感じるかもしれません。
まずは、操作方法から少しずつ覚えていきましょう。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のやり方まとめ
今回は、ancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴やリスク、やり方についてお伝えしました。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは、バイナンス・スマートチェーン上に構築された分散型の仮想通貨取引所(DEX)の1つです。
また、分散型の仮想通貨取引所の中でも、手数料が非常に安く操作性が高いことから、ユーザー数が急激に増えてきています。
イーサリアムのブロックチェーン上に構築されている分散型の仮想通貨取引所のユーザーも、かなり多く流れてきているので、将来性にも期待できるでしょう。