この記事を読んでいるあなたは、
- 海外FXでの入出金方法が知りたい
- 各入出金方法のメリット・デメリットが知りたい
- 海外FXで入出金を行なう際の注意点が知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「海外FXでの入出金方法、手続き時の注意点」などについてお伝えしていきます。
特におすすめな海外FX業者は以下の3つなので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FX業者名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
| 公式サイト | |
| 公式サイト | |
| 公式サイト |
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXでの入出金方法
海外FXはさまざまな方法での入出金が可能です。
ここで紹介する海外FXの主な入出金方法は以下の7つです。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- クレジットカード
- デビットカード
- ビットコイン
- bitwallet
- Sticpay
それでは、それぞれについて順番に解説していきます。
国内銀行送金
国内銀行送金は、国内銀行口座や決済代行会社の口座を利用して入出金を行なう方法です。
入金の場合、海外FX業者の指定する国内銀行の口座に振り込みを行なうことで入金を行ないます。
国内FX業者などへの入金方法とほぼ同じでとても簡単に行なえますし、国内銀行口座への振込手数料だけで入金できるのでコストも抑えられる方法です。
ただし、出金の場合は少々複雑で、多くの場合は国内銀行ではなく海外銀行を介して出金を行なう必要があります。
その原因はマネーロンダリング対策や脱税防止のための厳しい規制にあり、実際に国内銀行口座への出金に対応している海外FXはごくわずかとなっています。
規制が急激に緩くなる可能性は低いので、将来的に見ても国内銀行口座への出金に対応する海外FX業者の増加は見込めないでしょう。
メリット
国内銀行送金を利用するメリットは主に以下の3つです。
- 手続きの簡易さ
- 口座反映の速さ
- 手数料の安さ
国内銀行口座を介した入金は、海外FX業者に指定された口座に振り込みをするだけなのでとても簡単に行なえます。
また、国内銀行口座への出金に対応している場合は、ホームページから必要事項を入力するだけで簡単に出金できます。
海外FX業者での入出金とはいえ、実際には国内銀行口座の間で送金が行なわれているだけなので、口座に反映される時間も早いと言えます。
また、中でも大きなメリットとして、手数料の安さが挙げられます。
ほとんどの海外FX業者で、入出金ともに国内銀行口座への振り込み手数料などしかかかりません。
そのため、国内銀行送金は費用を抑えながらも簡単に入出金を行なえる方法だと言えるでしょう。
デメリット
国内銀行送金に対応している海外FX業者がとても少ない点が最も大きなデメリットだと言えます。
国内銀行送金による入金に対応している業者自体も少ない上に、出入金の両方に対応している業者はごくわずかです。
そのため、国内銀行送金はメリットが多くてもなかなか利用できない入出金方法だと言えるでしょう。
また、業者によっては口座反映までに3営業日前後かかってしまう場合もあるので注意が必要です。
海外銀行送金
海外銀行送金は、主に国内銀行振込を使って入金した際の出金方法として用いられる方法です。
海外FX業者からいずれかの海外銀行を中継して国内銀行口座への振り込みが行われます。
海外銀行送金を利用する際に注意が必要なのが、「SWIFTコード」の存在です。
SWIFTコードとは、海外送金を行なう金融機関の識別番号なので、SWIFTコードを持っていない銀行への出金を申請しても、出勤拒否されてしまいます。
また、SWIFTコードを持っている場合でも、海外FX業者からの送金を銀行側が拒否するケースもあるので、事前に確認しておく必要があるでしょう。
メリット
海外銀行送金のメリットは、海外送金の実績が多い大手都市銀行などなら、ほとんど問題なく出金が行なえる点にあります。
入金時に国内銀行送金を使った場合の主な出金方法として広く用いられているため、比較的ポピュラーな出金方法だと言えるでしょう。
デメリット
海外銀行送金は、手数料が高く、着金までの時間も長い点がデメリットだと言えます。
ケースによっては中継手数料と受取手数料を合わせて5,000円ほどの手数料がかかる場合もありますし、出金完了までには早くても2日から5日ほどの時間が必要です。
手数料が高いことからあまり好んで利用する人は少ないですが、国内銀行送金を使って入金した際には、マネーロンダリング対策の観点から、選択肢が海外銀行送金しかない場合がほとんどです。
海外銀行送金を利用する場合には、高い手数料などのデメリットはほとんど避けられないため、できるだけまとまった資金を一度に出金申請するように心がけましょう。
クレジットカード
クレジットカードを使った入出金は、クレジットカードの「ショッピング枠」を利用した入出金方法です。
入金の場合は、クレジットカードを使ってオンラインショッピングをするのとほとんど似た形で処理されます。
具体的な工程は、利用者による入金処理を受けたクレジット会社が入金をショッピング枠として決済し、海外FX業者口座へ入金が行なわれます。
出金の場合は、「入金のキャンセル」による「返金」として出金処理が行なわれる点が特徴です。
そのため、入金額以上の出金をすることはできません。
また、入金後一定期間が経ってしまうと、入金履歴が消え、出金ができなくなる場合もあるようです。
入金額を超えた利益分を出金したい場合には主に海外銀行送金が利用されます。
メリット
クレジットカードを利用した入金のメリットは、主に以下の2つです。
- 入金が即座に反映される
- 手数料が無料の場合が多い
入金の場合はほとんど通常のショッピング枠の利用と変わらない処理が行なわれるため、海外FX業者口座への反映もスピーディに完了されます。
また、手数料がほとんどかからないことが多い点も大きなメリットのひとつだと言えるでしょう。
そのため、手数料をできるだけ抑えたいというトレーダーにとっては、検討してみる価値がある入出金方法なのではないでしょうか。
デメリット
クレジットカードを利用した入金のデメリットは、海外FX業者への入金に対応しているクレジットカードが少ない点です。
VISAなどの世界的なクレジットカードの場合にはほとんどのFX会社への入金が可能ですが、中には対応していない業者もあるので事前に確認しておく必要があるでしょう。
また、クレジットカードを利用した出金のデメリットは以下の通りです。
- 出金完了までに時間がかかる
- 入金額以上の出金ができない
クレジットカード出金には、出金完了までに1~3カ月程度の時間がかかります。
場合によっては出金までに半年ほどかかってしまうケースもあるようです。
また、クレジットカード出金では、入金額以上の出金をすることもできません。
どちらのデメリットも、カード使用のキャンセルという形で処理を行なうことが原因です。
加えて、クレジットカード出金についても規制の影響で突然カード会社の対応が終了してしまうこともあるようです。
そのため、クレジットカードでの入出金を利用する際には、事前に代替策などもきちんと調べておくと良いでしょう。
デビットカード
デビットカードを利用した入出金の仕組みは、クレジットカード入出金とほとんど同じです。
デビットカードの特徴として、銀行口座からの引き落としが即座に行なわれるため、使いすぎて支払いできない状況に陥ることがありません。
また、デビットカード用の口座を別途用意して使うことで、万が一カード情報が不正利用されてしまった場合にも被害を最小限に抑えることができ、安全性も高いと言えるでしょう。
デビットカードを新しく作る場合には基本的に審査がいらず、簡単に作成できるため、海外FXを利用するために新しくデビットカードを持つ人も多いようです。
メリット
デビットカードを使った入出金はクレジットカードとほとんど同じ流れで行われるため、メリットもほとんど同じだと言えるでしょう。
デビットカード入金の主なメリットは以下の通りです。
- 入金が即座に反映される
- 手数料が無料の場合が多い
手数料も時間も必要のなく、だれでも簡単に使える方法のため、海外FX業者への入金方法の中で最も人気のある方法のひとつだと言えるでしょう。
出金の際も、手数料が無料の場合がほとんどだという点がメリットとして挙げられます。
デメリット
デビットカードを利用した入金のデメリットは、対応しているカードや海外FX業者が多くないという点にあります。
クレジットカードと同様、規制が厳しくなり続ける傾向にあるため、従来使えていたカードが利用できなくなってしまう可能性もあるでしょう。
出金の場合もクレジットカードと同様、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 出金完了までに時間がかかる
- 入金額以上の出金ができない
デビットカードの場合もクレジットカードと同じように、入金をキャンセルする形で出金が行なわれるため、入金額以上の出金はできません。
そのため、入金額以上の利益分を出金したい場合には、海外銀行送金を利用する必要があります。
また、入金情報とカード情報との紐づけなどが必要なため、基本的に出金が完了するまでにある程度の時間がかかってしまいます。
ビットコイン
暗号通貨である「ビットコイン」を利用した入出金方法も存在します。
入金の場合は、保有しているビットコインを海外FX業者に送金することで入金を行ないます。
手元に保有しているビットコインがない場合は、日本円でビットコインを購入した後に送金する工程が必要です。
出金の場合も同様に、ビットコインを介して出金を行なうことができます。
入金の際も出金の際にも、口座通貨、ビットコイン、日本円の間での換金手数料が必要な点に注意が必要です。
メリット
ビットコインで入出金を行なうメリットは主に以下の2つです。
- 手数料が比較的安い
- 口座に即座に反映される
ビットコインで入出金を行なう際に必要な手数料は、ビットコインを口座通貨もしくは日本円に換金する際の手数料のみです。
無料で行なうことはできませんが、海外銀行送金などと比べると比較的安価に手数料を抑えることができます。
また、ビットコインの送金手続きが完了すれば入金・出金が即座に口座に反映されるので、かなりスピーディな入出金が可能です。
デメリット
ビットコインを利用する際の大きなデメリットとして挙げられるのが、ビットコインの価格が変動するという点です。
ビットコインの相場は絶えず変動しており、ビットコイン購入後、送金までにビットコインの価格が下がってしまうこともあります。
10万円を口座に入金するつもりが、FX取引を行なう前に資金をいくらか失ってしまうリスクもあるため、相場には常に気をつかう必要があるでしょう。
実際に、2021年後半の時点では1ビットコイン=740万円近くの価格がついていましたが、2024年現在、1ビットコイン=1,000万円程度まで回復しています。
もちろん、ビットコインの価格が急騰することにより利益が生まれる可能性もあるので一概にデメリットだとは言えませんが、海外FX業者への入出金方法として利用する場合にはビットコインの価格もこまめにチェックしておくと安心です。
bitwallet
bitwalletは、「オンラインウォレット」と呼ばれるサービスの一つで、世界200か国で使用できるオンライン決済サービスです。
本社はシンガポールに位置していますが、日本語にも完全に対応しており、登録も10分程度で簡単に完了できます。
また、登録料や利用料も無料なので、とてもお得に利用することが可能です。
多くの海外FX業者が導入しており、数ある入出金方法の中でも特に人気の高い方法のひとつです。
メリット
bitwalletを利用するメリットは以下の4つです。
- 幅広い海外FX業者に対応
- 出金が即座に反映される
- 手数料が安い
- 多くのクレジットカードで入金できる
bitwalletは幅広い海外FX業者に対応しているため、海外FXのための資金をまとめて管理できます。
複数のFX業者を並行して利用しているトレーダーにとっては、とても助かるメリットだと言えるでしょう。
また、最短で当日中に出金が反映されるため、必要なときにすぐ資金を引き出すことができます。
入出金の際の手数料が比較的安価な点も特徴です。
bitwalletの出金手数料は一律で824円と、海外銀行送金などの手数料と比べて大幅にコストを抑えることができます。
bitwalletから海外FX口座への入金手数料も一律で100円なので、高い手数料で資金が減ってしまうことがありません。
加えて、多くのクレジットカードに対応している点も大きなメリットだと言えるでしょう。
クレジットカードを利用して直接海外FX業者へ入金する場合、対応しているクレジットカードが限られるデメリットがありました。
bitwalletの場合はVISA・Mastercard・JCB・AMEXなどほとんどの主要クレジットカードが利用可能なので、bitwalletを介せば自分が希望するクレジットカードで入金することができます。
デメリット
bitwalletの主なデメリットは以下の2つです。
- 海外FX業者の取り扱いが変わりやすい
- クレジットカードを使った入金手数料が高い
海外FX業者のbitwalletの取り扱い状況は頻繁に変更される傾向にあるため、注意が必要です。
現時点でbitwalletの入出金に対応していても、時期が変われば取り扱いが中止になる可能性もあります。
実際に突然bitwalletの取り扱いが中止になったり、出金額の上限が入金額までに設定されたケースもあったようです。
また、クレジットカードを使った入金のみ、手数料が高額になってしまう点も欠点のひとつです。
具体的には、入金額の8~8.5%ほどに設定されています。
入金額が多くなるほど手数料も増えてしまうので、クレジットカードでの入金は事前にしっかりと検討しておくと良いでしょう。
Sticpay
Sticpayも、bitwalletと同様のオンラインウォレットサービスのひとつです。
bitwalletと並んで知名度も高く、信頼性のあるオンラインウォレットサービスだと言えるでしょう。
Sticpayも登録料・利用料は無料なので、お得に利用することができます。
メリット
Sticpayの特徴は暗号通貨で入金が行なえる点にあります。
bitwalletも以前には暗号通貨による入金に対応していましたが、2019年7月からは暗号通貨が使用できなくなりました。
そのため、知名度・信頼性のあるオンラインウォレットサービスの中で暗号通貨を使いたい場合は、選択肢はSticpayのみになるでしょう。
もちろん、出金反映の速さや対応業者の多さなど、bitwalletと同じようなメリットもあわせ持っています。
デメリット
Sticpayの出金手数料は600円+出金額の2.5%と、出金額が9000円以上の場合はbitwalletと比べると手数料が高い点がデメリットだと言えます。
反対に9,000円以内の出金はbitwalletよりも安いので細かい出金が多い場合には良いかもしれません。
bitwalletと同じように、海外FX業者の取り扱い情報が変わりやすい点と、クレジットカード入金の手数料が高い点には注意が必要です。
海外FXの入出金の注意点
海外FXで入出金を行なう際には、必ず気を付けておきたい注意点がいくつか存在します。
事前にしっかりと調査しておかないと、海外FXで得た利益を出金できなかったり、最悪の場合は口座を凍結されてしまうかもしれません。
入出金の具体的な方法の前に、まずは必ず知っておきたい注意点について解説していきます。
この記事で紹介する注意点は以下の3つです。
- 金融庁の方針に左右されがち
- 入出金方法を一致させる
- ボーナスに影響があることがある
それでは、それぞれ解説していきます。
金融庁の方針に左右されがち
金融庁の方針や規制変更に伴い、海外FX業者の入出金方法が変わる可能性があります。
日本の金融庁の方針や規制変更が行なわれると、日本ではなく海外に存在するFX業者を利用する場合でも、さまざまな変化が起こり得ます。
実際に、規制変更によって入金額の上限が変わり、利益を出金できなくなったケースも存在します。
海外FX業者を利用する際は、規制などによってサービスの内容が突然変わる可能性についても考慮する必要があります。
日々の利益や損失に直接かかわるような経済情報のほかにも、金融庁の方針などの最新情報も必ず確認しましょう。
入出金方法を一致させる
ほとんどの主要海外FX業者では、マネーロンダリング対策として、出金方法と入金方法を一致させる必要があります。
金融庁や各FX業者では、マネーロンダリング対策のガイドラインを設けています。
マネーロンダリングとは、犯罪などで得た不正資金の出どころや所有者を隠し、捜査から逃れようとする行為です。
出金と入金を異なる方法で行なう行為がマネーロンダリングとして用いられることがあるため、厳しい対策が講じられているのです。
例えばクレジットカード出金の際には、入金に使ったカードを利用する必要がありますし、銀行口座を用いて出金する際にも、必ず入金に使った銀行口座を利用する必要があります。
ほかにも、FX取引で得た利益を出金する際に、出金限度額が入金額までに設定されていないかなども前もって確認しておく必要があるでしょう。
ボーナスに影響があることがある
基本的にボーナスの出金はできない点、出金時にボーナス分が消滅してしまうケースがある点にも注意が必要です。
一部の海外FX業者では、口座開設や入金の際に、取引資金としてボーナスを付与してくれることがあります。
本来の資金にプラスして取引が行なえるので、利用者にとってはとても好ましいサービスだと言えるでしょう。
しかし、付与されたボーナス分の資金は出金することができません。
また、業者やサービスによっては一度出金を行なうと、受け取っていたボーナスが全て消滅してしまうケースもあります。
そのため、出金タイミングなどについても入念に検討する必要があるでしょう。
まとめ:海外FXの入出金方法
この記事では、海外FXの入出金方法と注意点について解説しました。
海外FXにはさまざまな入出金方法があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるほか、基本的に入金方法に対応した出金方法を選択する必要があるため、FX取引を行なう前にきちんとチェックしておくと良いでしょう。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。