この記事を読んでいるあなたは、
- メタマスク(MetaMask)の使い方について知りたい
- メタマスク(MetaMask)のメリット・デメリットについて知りたい
- メタマスク(MetaMask)の特徴や仕組みについて知りたい
上記のように考えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたに「メタマスク(MetaMask)の特徴や使い方、初期設定の方法」をお伝えしていきます。
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取引所名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
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| コインチェック公式 |
メタマスク(MetaMask)とは?
メタマスク(MetaMask)とは、Webブラウザの拡張機能やスマホアプリとして利用できる、仮想通貨専用のお財布のことです。
イーサリアム(ETH)をはじめとした、イーサリアム系の通貨「ERCー20トークン」をまとめて管理することができます。
仮想通貨のウォレットには、以下5つの種類があります。
- モバイルウォレット
- デスクトップウォレット
- ウェブウォレット
- ハードウェアウォレット
- ペーパーウォレット
この中でメタマスク(MetaMask)は、Webブラウザの拡張機能として利用する場合は「デスクトップウォレット」スマホアプリとして利用する場合は「モバイルウォレット」に分類されます。
また、メタマスク(MetaMask)では、イーサリアムのブロックチェーンを基に開発されたサービスと連携することも可能です。
そのため、イーサリアムのブロックチェーンに連動しているサービスを利用するなら、必ず利用することになります。
メタマスク(MetaMask)のメリット
それでは次に、メタマスク(MetaMask)のメリットについて紹介していきます。
メタマスク(MetaMask)を利用するメリットは、主に以下の4つです。
- 複数の通貨をまとめて管理できる
- ガス代を自由に設定できる
- 操作方法が簡単
- 誰でも無料で利用できる
それぞれ詳しく紹介していきます。
複数の通貨をまとめて管理できる
1つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するメリットは「複数の通貨をまとめて管理できる」です。
メタマスク(MetaMask)では、1つのアカウントで複数のウォレットを開設できるので、イーサリアムやERCー20トークンをまとめて管理することができます。
ほとんどのウォレットが、通貨ごとに違うアドレスを管理しなくてはいけないので、メタマスク(MetaMask)ならではのメリットと言えるでしょう。
また、操作方法も非常に簡単なので、アカウントの切り替えもしやすく、保有している通貨が多い人にもおすすめです。
ガス代を自由に設定できる
2つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するメリットは「ガス代を自由に設定できる」です。
仮想通貨における「ガス代」とは、イーサリアム系のブロックチェーン上で発生する取引手数料のことを指します。
もちろんメタマスク(MetaMask)でも、通貨の送受信時にはガス代を支払う必要があります。
イーサリアムのブロックチェーンは、1秒間に処理できるデータ量が決まっているので、ガズ代を多く支払った人から優先的に処理する仕組みです。
時間に余裕のあるときは、手数料を安く抑えるこができますが、急いで取り引きしたいときは、より多くの手数料が必要になります。
しかし、仮想通貨取引では、1分1秒を争って通貨を購入したいときも珍しくありません。
追加料金を払って処理速度が上がると考えれば、メリットは大きいでしょう。
操作方法が簡単
3つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するメリットは「操作方法が簡単」です。
仮想通貨業界は、日々さまざまなサービスや機能が追加されています。
そのため、昨日まで常識とされていたことが、急に通じなくなることも少なくありません。
基本的に仮想通貨を取り扱うサービスは、保有通貨数の多い中上級者向けに開発されているので、初心者でも簡単に操作できるサービスは貴重でしょう。
また、メタマスク(MetaMask)は日本語にも対応しており、操作性が非常に高いことで有名です。
また、利用者数が多いので、わからないことがあれば、すぐに調べて解決できることも大きな魅力でしょう。
誰でも無料で利用できる
4つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するメリットは「誰でも無料で利用できる」です。
「ハードウェアウォレット」に分類されるウォレットは、実態のある専用ツールを購入して、オフラインで通貨を管理します。
メタマスク(MetaMask)はデータ上で通貨を管理するので、専用ツールを購入する必要もありませんし、登録から利用まですべて無料です。
ハードウェアウォレットは初期費用で1万円程度は必要なので、浮いたお金で仮想通貨を購入できるのは大きなメリットでしょう。
また、ハードウェアウォレットはハッキングに強い特徴がありますが、中古品はウイルスに感染している可能性があったり、紛失すると資産も消えてしまうなどのデメリットを抱えています。
メタマスク(MetaMask)のデメリット
それでは次に、メタマスク(MetaMask)のデメリットについて紹介していきます。
メタマスク(MetaMask)を利用するデメリットは、主に以下の2つです。
- 対応しているブラウザが少ない
- ハッキングのリスクがある
それぞれ詳しく紹介していきます。
対応しているブラウザが少ない
1つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するデメリットは「対応しているWebブラウザが少ない」です。
2021年10月現在、メタマスク(MetaMask)に対応しているWebブラウザは、
- Chrome
- Firefox
- Opera
- Brave
上記、4つのみです。
普段から上記のWebブラウザを使っていない人は、メタマスク(MetaMask)を使用するときだけ、Webブラウザを切り替える必要があります。
しかし、将来的に対応Webブラウザが増える可能性は、十分にあります。
Webブラウザに強いこだわりがある人は、待つしかないでしょう。
ハッキングのリスクがある
2つ目のメタマスク(MetaMask)を利用するデメリットは「ハッキングのリスクがある」です。
メタマスク(MetaMask)は、インターネットに接続してデータ上に通貨を管理しているので、ハッキングのリスクから逃れることはできません。
「仮想通貨なんだから多少のリスクは仕方ない」こう考えている人も少なくありませんが、急に資産がすべて消えてしまう可能性すらあります。
実際に、202012月にはメタマスク(MetaMask)がハッキングされてしまい、8億円相当の仮想通貨が盗まれる事件も起きています。
また、2021年4月には、DeFiプロジェクトのウォレットから80億円相当の仮想通貨が盗まれました。
メタマスク(MetaMask)と他のサービスを連携させるときは、本当に信用できるサービスなのか徹底的に調べておいたほうがいいでしょう。
メタマスク(MetaMask)の使い方・設定方法
ここからは、メタマスク(MetaMask)の使い方や初期設定の方法について紹介していきます。
メタマスク(MetaMask)は「Chrome」を使用Webブラウザに推奨しているので、使用している画像はすべてChromeによるものです。
FirefoxやOperaでおこなう場合は、多少異なる部分はありますが、大きな違いはないので、参考にしてみてください。
メタマスク(MetaMask)のインストール方法
まずは公式サイトにアクセスして、画面右上「ダウンロード」をクリックします。
Webブラウザの拡張機能として、メタマスク(MetaMask)をインストールするため、Chromeウェブストアに自動で移動します。
上のような画面が表示されるので、画面右上「Chromeに追加」をクリックしましょう。
以上で、メタマスク(MetaMask)のインストール方法は完了です。
メタマスク(MetaMask)の初期設定方法
メタマスク(MetaMask)のインストールが完了すると、上のような画面が表示されるので「開始」をクリックします。
すると、下のような画面が表示されるので、画面右下「ウォレットの作成」を選択してください。
ここからは、アカウントを復活させるときに使用する「バックアップフレーズ」を保存していきます。
バックアップフレーズは、メタマスク(MetaMask)の拡張機能を削除したときや、別のPCからログインするときに、アカウントを復活させるために使用するので、必ず保存しておきましょう。
また、バックアップフレーズは「パスフレーズ」とも呼ばれています。
バックアップフレーズを保存したら「次へ」をクリックしてください。
すると、下のような画面が表示されます。
保存しておいたバックアップフレーズを、順番通りにクリックして並べていきましょう。
すべての単語を並べ終わったら「確認」をクリックしてください。
上のような画面が表示されるので「すべて完了」をクリックしてください。
以上で、初期設定は完了です。
メタマスク(MetaMask)の入金方法
メタマスク(MetaMask)の入金方法は、非常に簡単です。
ここでは、イーサリアムの入金方法を例として紹介していますが、基本的にどの通貨も同じ方法で入金できます。
まずは、メタマスク(MetaMask)にログインしましょう。
ログインすると画面中央に、アカウント名が表示されているボタンがあります。
アカウント名にカーソルを近づけると「クリップボードにコピー」が表示されるので、クリックしてください。
これでアドレスをコピーできたので、仮想通貨取引所からイーサリアムを送金すれば完了です。
メタマスク(MetaMask)に関するよくある質問
それでは最後に、メタマスク(MetaMask)に関するよくある質問を紹介していきます。
メタマスク(MetaMask)に関するよくある質問は、以下の3つです。
- メタマスク(MetaMask)は絶対に必要?
- 取引所のウォレットとどっちが安全?
- メタマスク(MetaMask)でビットコインを管理できる?
それぞれ詳しく回答していきます。
メタマスク(MetaMask)は絶対に必要?
仮想通貨取引をおこなう上で「絶対に必要」というわけではありませんが、イーサリアムを保有するなら持っておいた方がいいでしょう。
なぜなら、イーサリアムのブロックチェーン上で構築されている金融サービスやゲーム、NFTなどを利用するときにメタマスク(MetaMask)が必要になるからです。
また、あらゆるサービスのアカウント認証にも採用されています。
インストールから使用まで、すべてサービスが無料なので、仮想通貨を本格的にはじめるなら開設しておきましょう。
取引所のウォレットとどっちが安全?
一般的に、仮想通貨取引所よりもメタマスク(MetaMask)の方が、安全に資産管理できると言われています。
それはメタマスク(MetaMask)が、プライベートキー(ウォレットのパスワード)の管理ををユーザー本人に任せているからです。
つまり、プライベートキーをオフラインで管理することで、ハッキングに強い仕組みになっています。
しかし、実際にハッキングの被害に遭っている人もいるので、100%防げるわけではありません。
知名度の低いサービスと連結しないなど、リスクを最小限に抑える努力は必要でしょう。
メタマスク(MetaMask)でビットコインを管理できる?
残念ながら、メタマスク(MetaMask)でビットコインを管理することはできません。
メタマスク(MetaMask)で管理できるのは、イーサリアム(ETH)とイーサリアム系の通貨「ERCー20トークン」のみです。
しかし、イーサリアムは時価総額ランキング2位(2021年10月現在)と、超人気の仮想通貨なので、避けては通れないでしょう。
イーサリアム系の通貨を少しでも取り扱うなら入手すべきでしょう。
メタマスク(MetaMask)とは?まとめ
今回は、メタマスク(MetaMask)の特徴や使い方、初期設定の方法についてお伝えしました。
メタマスク(MetaMask)は、イーサリアム系の仮想通貨を管理するのに、非常に優秀なウォレットです。
また、金融サービスやゲーム、NFTなど、さまざまなサーボスと連携できることも大きな魅力でしょう。
開設も無料で操作が簡単なので、はじめてウォレットを作る人にもおすすめです。