XM(エックスエム)の確定申告でのポイント|必要な書類や手順、注意点を解説

FX XM(エックスエム)の確定申告でのポイント|必要な書類や手順、注意点を解説

この記事を読んでいる方は、

  • XM(エックスエム)の確定申告の方法について知りたい
  • XM(エックスエム)の確定申告で必要な書類や手続きを知りたい
  • XM(エックスエム)の確定申告をする際の注意点を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

この記事では、XM(エックスエム)の確定申告の手順や準備するべき書類、注意点について解説します。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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XM(エックスエム)で確定申告が必須の人

XM(エックスエム) 確定申告 必要な人

以下の条件に該当する人は、XM(エックスエム)の確定申告が必須です。

  • 年20万円の利益がある会社員
  • 年38万円の利益がある自営業

それぞれの条件について解説していきます。

年20万円の利益がある会社員

会社員の場合、MXで20万円の年間利益が発生している人は、確定申告が必要です。

MXだけでなく、会社員の給与以外(副業など)の収入合計額が20万円以上の場合でも、確定申告の義務があります。

確定申告では、MXでの収入から経費を差し引いた額が利益となり、その利益に所得税が課せられます。

確定申告が初めての人は、手続きを蔑ろにしてしまい、後から追徴課税を請求されるケースもあります。

手順を確認した上で、確実に手続きを進めるようにしましょう。

年38万円の利益がある自営業

自営業の場合は、XM(エックスエム)の利益が38万円以上となった段階で確定申告が必要となります。

自営業のトレーダーの場合、会社員よりもトレードに使える時間が多いため、その分確定申告の条件金額が高くなっています。

また、働いていない専業主婦や学生も対象となるため、該当する人は注意しましょう。

XM(エックスエム)の確定申告でのポイント

XM(エックスエム) 確定申告 ポイント

XM(エックスエム)の確定申告について認識しておくべきポイントを紹介します。

  • 雑所得と損益通算可能
  • 決済した利益が反映
  • 利益から経費を引く
  • 社会保険控除などを引く
  • 翌年2月16日から約1ヶ月の間に提出

雑所得と損益通算可能

XM(エックスエム)で発生した損失は、雑所得と損益通算が可能となっています。

たとえば、FX以外に仮想通貨やアフィリエイトなどの副業をしている場合、同じ雑所得の範囲内となるため、損益通算が可能です。

対して、給与所得との損益通算や、損失の繰越計上はできないため注意しましょう。

決済した利益が反映

MXでは、決済したものが正式な利益となります。

そのため、決算が確定したものだけが利益としてみなされ、確定申告が必要となります。

まだ保有しているものは対象にならないため、確定申告は必要ありません。

利益から経費を引く

XM(エックスエム)で発生した利益からは、トレードに要した費用を経費として差し引けます。

たとえば、PCでのトレードにおいて市場の動きを把握するために、ディスプレイを購入した場合、経費として計上できます。

経費の計上により利益額を低く抑えられるため、税金を意図的に安くできます。

社会保険控除などを引く

経費だけでなく、社会保険料や医療費も確定申告で申告すると、控除を受けられます。

利益額を減らす節税対策に効果的です。

確定申告を始めておこなう場合、社会保険料などの入力漏れが起きやすいため注意しましょう。

翌年2月16日から約1ヶ月の間に提出

確定申告書は、翌年の2月16日から1ヶ月間の間に提出するのが一般的です。

年によって延長されるケースもありますが、税務署への提出が遅れると、追徴課税が課せられるリスクがあります。

作成後は速やかに提出するようにしましょう。

XM(エックスエム)の確定申告で必要な書類

XM(エックスエム) 確定申告 書類

XM(エックスエム)の確定申告では、以下の書類の準備が必要です。

  • 年間取引報告書
  • 控除証明書(社会保険や医療費など)
  • 経費に関わる領収書
  • 源泉徴収票

それぞれの書類の概要について紹介します。

上記書類を事前に用意しておくと、税額控除や所得税を抑えるのに効果的です。

年間取引報告書

1年間をとおした取引の詳細がわかる年間取引報告書の準備をおすすめします。

提出が義務化されている書類ではありませんが、正確な取引情報がわかるため、確定申告の際に手続きが迅速に進みます。

年間取引報告書は、以下の手順で発行が可能です。

  • 1.取引口座のMT4で「ターミナル」を開く
  • 2.口座履歴から「期間のカスタム設定」を開く
  • 3.確定申告をおこなう1年間の期間を設定
  • 4.表示されている期間の上で右クリック
  • 5.「レポートの保存」を実行
  • 6.表示されている「年間確定損益」の画面を印刷

上記の手順を参考に、年間取引報告書の印刷と保管をおこないましょう。

控除証明書(社会保険や医療費など)

控除証明書の準備も、確定申告において必要です。

社会保険料や医療費などの控除証明書から、自身が年間をとおして支払った金額が確認できます。

その額に応じて税額の控除が可能です。

所得税を抑えるために、控除証明書の保管は徹底しましょう。

経費に関わる領収書

XM(エックスエム)のトレードで必要な備品は経費で落とせるため、その領収書を保管しておきましょう。

たとえば、トレードの値動きを確認するディスプレイや、家庭用Wi-Fiなどの通信費が経費にあたります。

課せられる所得税を可能な限り低く抑えるために、経費にあたる領収書は捨てずに管理しておくのがおすすめです。

源泉徴収票

給与所得者は、所属している会社から源泉徴収票を受け取りましょう。

確定申告の際に、給与所得者は給与の記載が必要です。

正確な給与額を確認するために、会社員とトレーダーを両立している人は、源泉徴収票を紛失しないように大切に保管しておくのをおすすめします。

源泉徴収票は、年末に所属企業から受け取れます。

XM(エックスエム)の確定申告をおこなう手順

XM(エックスエム) 確定申告 手順

XM(エックスエム)の確定申告は、以下の手順でおこないます。

  • 1.確定申告書の作成
  • 2.書類から給与や控除等を確認し入力
  • 3.雑所得を入力
  • 4.住所、氏名等の入力して税務署へ提出

それぞれの手順について解説していきます。

初めて確定申告をおこなう人は、参考にしてみてください。

1.確定申告書の作成

まず始めに、確定申告書を作成します。

確定申告書の作成や申請は、国税庁の公式サイトから作成できます。

XM(エックスエム) 確定申告 手順

出典:https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl

「申告書等を作成する」から「作成開始」をクリックして確定申告書を作成します。

作成開始後、途中で作成をストップしたい場合は、データを保存して次回以降作成した場所から再作成が可能です。

注意点として、保存せずにブラウザを閉じてしまうと、作成したデータは削除されます。

必ずデータを保存してから作成を終了するようにしましょう。

2.書類から給与や控除等を確認し入力

次に、事前に準備した書類を確認し、自身の給与や控除を入力していきます。

確定申告書の作成を進めていくと、給与所得や社会保険料等の入力画面が表示されます。

入力する欄に、用意していた源泉徴収票や控除証明書を確認し、正しい情報を入力しましょう。

情報が正しくないと、最終的に算出される所得税額が給与額や控除額に見合わないものになってしまいます。

税務署から確認の連絡が入るケースもあるため、情報の入力は慎重におこなましょう。

3.雑所得を入力

XM(エックスエム)の確定申告では、雑所得の入力が必要です。

FXでの利益は、雑所得として課税対象となります。

具体的に入力する情報として、以下のものがあります。

  • 種目
  • 名称
  • 収入金額
  • 経費金額

種目は、XM(エックスエム)の場合は「証券金取引」とされており、名称は「Tradexfin Limited.」となります。

収入金額には、XM(エックスエム)で獲得した収入を全額入力し、経費金額には、管理していた領収書を買う人して経費として計上できる金額を入力しましょう。

4.住所、氏名等の入力して税務署に提出

最後に、自身の住所や氏名などの個人情報を入力します。

入力内容に間違いがないか確認し、「作成終了」のボタンをクリックしましょう。

作成完了後は、書類を印刷して管轄の税務署へ提出します。

管轄の税務署が不明の人は、国税庁の公式サイトから調べられます。

XM(エックスエム) 確定申告 手順

出典:https://www.nta.go.jp/about/organization/access/map.htm

XM(エックスエム)の確定申告をする際の注意点

XM(エックスエム) 確定申告 注意点

XM(エックスエム)の確定申告では、以下の3つの点に注意しましょう。

  • 口座を複数保有している場合は合算したうえで申告
  • XM(エックスエム)のボーナスは所得に含まれない
  • 確定申告に遅れると追徴課税のリスクあり

それぞれの注意点について解説していきます。

とくに確定申告が初めての人は、間違いやすいポイントなのでしっかりと確認しておきましょう。

口座を複数保有している場合は合算したうえで申告

XM(エックスエム)の口座を複数所有している人は、利益を合算して申告する必要があります。

具体的には、雑所得の入力欄で合算した収入金額を入力しましょう。

たとえば、A口座で10万円、B口座で20万円の利益が獲得できていた場合、30万円の収入金額の申告となります。

保有しているいずれかの口座の申告を怠ってしまうと、税務署から追加で税金の納付をお願いされるため注意しましょう。

XM(エックスエム)のボーナスは所得に含まれない

XM(エックスエム)のボーナスは、所得に含まれません。

XM(エックスエム)では、新規口座の開設やトレードごとにボーナスが配布されるポログラムがあります。

ボーナスは実際にトレードの取引で発生した所得ではないため、申告の必要はありません。

間違って所得として計上し、必要以上に税金を支払わないように気をつけましょう。

確定申告に遅れると追徴課税のリスクあり

確定申告の期間から遅れると、追徴課税を課せられるリスクがあります。

確定申告の期間は、毎年2月16日から3月15日までの1ヶ月間が原則とされています。

期間を事前に確認し、遅れずに確定申告書の提出ができるように、早めの準備を心がけましょう。

また遅延以外でも、過少申告や無申告の場合でも追徴課税の措置は取られます。

XM(エックスエム)での税金を極力安くする方法

XM(エックスエム) 税金 安く

XM(エックスエム)の確定申告で税金を安くしたい場合は、法人を設立するのがおすすめです。

具体的には、法人口座を開設し所得税率を低くします。

個人口座の場合、所得税率は5%から45%となります。

対して法人口座の所得税率は、15%から23.2%です。

そのため、MXで稼ぐ金額が大きくなるほど、法人口座の方が税率が低く抑えられます。

安定してMXで稼いでいるトレーダーは、自身の所得額と税率を踏まえて法人の設立を検討してみると良いでしょう。

XM(エックスエム)の確定申告でよくある質問

XM(エックスエム) 確定申告 質問

XM(エックスエム)での確定申告においてよくある以下の質問と回答を紹介します。

  • 損失が出ても申告すべきか
  • スマホは経費にできるか

損失が出ても申告すべきか

XM(エックスエム)で利益が出ておらず、損失が出ている場合は、確定申告の必要はありません。

会社員の場合は20万円、自営業の場合は38万円の利益があるときのみ、確定申告が義務づけられてます。

スマホは経費にできるか

スマホの通信料金等は、経費にすることができます。

スマホでXM(エックスエム)を利用している場合は、トレードに関する費用のため、経費として見なすことが可能です。

ただし、PCでトレードをしている人は対象外であり、スマホで取引をしている人でも、その事実の証明が必要です。

XM(エックスエム)の確定申告まとめ

XM(エックスエム) 確定申告 

今回は、XM(エックスエム)の確定申告の手順や準備するべき書類、注意点について解説しました。

XM(エックスエム)で一定の利益を獲得しているトレーダーは、確定申告が必要になります。

確定申告が初めての人は、今回紹介した手順や注意点を参考に実践してみてください。

これからXM(エックスエム)でトレードを始める人も、確定申告が必要な条件を頭に入れておくと、あとから慌てずにスムーズに対応できるでしょう。

なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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