この記事を読んでいるあなたは、
- 海外FXのゴールド(XAUUSD)について知りたい
- ゴールド(XAUUSD)取引を行なうためのおすすめの海外FX業者が知りたい
- ゴールド(XAUUSD)取引の注意点が知りたい
上記のように考えているかもしれません。
今回は、そんなあなたに向けて「海外FXのゴールド(XAUUSD)取引の概要やおすすめの業者、注意点」などについてお伝えしていきます。
特におすすめな海外FX業者は以下の3つなので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FX業者名 | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|
| 公式サイト | |
| 公式サイト | |
| 公式サイト |
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXのゴールド(XAUUSD)とは
海外FXのゴールド(XAUUSD)とは、「金」を対象として行なう差金決済取引を指します。
差金決済取引とは、買ったときと売ったときの価格差によって利益・損失が決まる取引です。
基本的な考え方は、買ったときの価格より高い価格になったタイミングで売ることで利益を得るというもので、短期的・長期的な価格の推移を予想して取引が行なわれます。
広く知られているFXは主に通貨を対象として行なう差金決済取引ですが、海外FXのゴールドは、金を対象として取引を行ないます。
ゴールドには以下のような3つの特徴があり、大きな利益を狙えると人気です。
- 値動きが大きい
- 上昇トレンドにある
- 有事の金
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
値動きが大きい
通貨ペアでの取引と比較して、ゴールドの価格は大きく動きやすい傾向にあります。
人気の高いUSD/EURやUSD/JPYといった通貨ペアの場合、1日の値動きは大きくても100pips程度がほとんどです。
それに対してゴールドは、1日に1000pips以上の値動きを記録する場合もあり、メジャー通貨ペアの10倍以上の値動きも起こります。
ゴールドのような差金決済取引の場合、値動きが大きいほど、より短い期間でより大きな利益を生み出しやすくなります。
そのようなゴールドの特徴を好んで、スキャルピングやデイトレードなどで利益を得るトレーダーも多く存在するようです。
もちろん、値動きが大きいと利益も大きくなる分、損失のリスクも大きくなる点には注意が必要です。
上昇トレンドにある
ゴールド(XAUUSD)は、長期的な上昇トレンドにあります。
ゴールドの短期的な価格の上昇・下降は激しいですが、長期的に見ると安定して価格が上昇し続けています。
そのため、短期的に取引を行なう方法のほかにも、中長期的にポジションを保有し続けることで利益を得る考え方も有効です。
価格が一時的に大きく下落してしまっても、再び価格が上昇しやすいトレンドにあることで、損失を取り戻せる可能性も高いと言えるでしょう。
上昇トレンドの一因となっているのは、中国やインドの経済成長がもたらすゴールドの需要増です。
また、世界経済に大きな損失をもたらしたコロナ禍においてもゴールドの上昇トレンドは継続していることから、今後もゴールドの需要増は止まらず、価格も上がり続けると予想されています。
有事の金
「有事の金」とは、戦争や治安の低下、災害などによって、実物資産である金を買う動きが強まることを指す言葉です。
通貨や証券は実物資産ではありませんので、有事の際には大きくその価値を失ってしまうリスク・不安が強まります。
金・ゴールドは安定性や希少性の高さなどから古くから価値が非常に高く、時代を超えて重宝されてきました。
そのため、有事の際ほど価値を保存する手段として多く買われる傾向にあるのです。
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ゴールド(XAUUSD)取引の必要証拠金の計算方法
ゴールド取引を行なう際には、必要証拠金がどの程度なのかを把握しておくのも重要です。
多くの海外FX業者の、ゴールドなどの貴金属CFD銘柄の必要証拠金は以下の計算方法で求められます。
必要証拠金=取引ロット数×1ロットあたりの取引量×最新価格÷レバレッジの倍率
例を挙げると、最新価格が1,500ドルのゴールドの買い注文を1ロット分、レバレッジ100倍の取引口座で行なった場合の必要証拠金は以下のようになります。
1lot×100oz/lot×1,500USD/oz÷100倍=1,500USD=約15万円
なお、海外業者でのゴールドの1ロットあたり取引量は100オンスが一般的ですが、銘柄ごとに取引量が違いますので注意が必要です。
XAUUSDとGOLD(金)の違い
業者やサービスによっては、XAUUSDとGOLD(金)というように銘柄の表記が異なる場合があります。
基本的にどちらも金の価格を意味していますが、金への投資方法によって表記が分けられていることもあります。
XAUUSDは金の為替レートのことで、金1トロイオンスあたりのUSDの価格を意味しています。
そのため、海外FXのゴールド取引のような差金決済取引(CFD)ではXAUUSDのレートが用いられます。
反対に現物取引のように金の実物を購入する取引の場合には日本円が使われるためXAUUSDのレートは使われず、1グラム当たり何円かというGOLD(金)の価格が用いられるのです。
そのため、差金決済取引である海外FXのゴールド取引の場合にはXAUUSDと表記されることがほとんどですが、業者によってはGOLDと表記される場合もあります。
海外FXのゴールド(XAUUSD)取引の注意点
ゴールド(XAUUSD)取引の特徴は、値動きが大きいことでより大きな利益を狙いやすい点にありますが、反対に損失のリスクが大きい点にも注意する必要があります。
取引を行なう際は、利益の大きさだけでなく、損失を被るリスクについてもきちんと確認し対処するのが重要です。
そのほかにも、ゴールド取引を行なう際の注意点はいくつか存在するので、取引を検討している人は必ず事前に確認しておきましょう。
ここでは以下の3つの注意点について紹介します。
- ポジションをなるべく持ち越さない
- 取引時間を必ず確認する
- レバレッジのかけすぎ、ポジションの持ちすぎに注意
ポジションをなるべく持ち越さない
ゴールド取引を行なう際は、ポジションをなるべく持ち越さないほうが良いでしょう。
ゴールド取引の特徴である値動きの大きさは、場合によっては損失にもつながります。
相場が閉じている際には価格が大きく下落しても対処がとれないので、ポジションはなるべく持ち越さないほうが安全です。
もしポジションを持ち越す場合には、必ず相場閉場時の相場変動がもたらすリスクについても考慮する必要があります。
取引時間を必ず確認する
ゴールド取引には、取引ができない時間が平日にも存在するので注意が必要です。
取引時間は各業者によって異なりますが、マーケットが休日になる祝日以外でも、平日の早朝に1時間ほど取引できない時間が設定されていることが多いです。
夏時間・冬時間など、時期によって取引時間の制限が異なる場合もあるので、ポジションを持ち越すリスクを避けるために必ずチェックしておきましょう。
レバレッジのかけすぎ、ポジションの持ちすぎに注意
FXのゴールド取引を行なう際には、レバレッジをかけすぎたりポジションを持ちすぎないように注意しましょう。
ゴールド取引は値動き大きいため、無計画にレバレッジをかけすぎたりポジションを持ちすぎると、非常に大きな損失にもつながるリスクがあります。
ゴールド取引には大きな利益を効率的に狙えるメリットがある分、リスク管理を徹底して行なう必要があるでしょう。
ゴールド(XAUUSD)取引を扱っている海外FX業者
ゴールド取引の特徴を知った上で、実際に取引する際にどの業者を選べば良いのかについて見ていきましょう。
比較する際に重視すべきポイントは以下の4つです。
- スプレッド
- レバレッジ
- スワップポイント
- ボーナス・キャンペーン
ここでは、ゴールド(XAUUSD)取引を扱っている以下の6つの海外FX業者について、ポイントごとに比較していきます。
- XM
- AXIORY
- FXGT
- IS6FX
- LANDFX
スプレッド
スプレッドとは、売値と買値の差額の差を指し、スプレッドが狭いほど取引の際のコストを抑えることができます。
ゴールド(XAUUSD)取引には、スタンダードタイプの口座とスプレッドが狭いタイプの口座がある場合が多いので、2つのタイプに分けて比較していきます。
<スタンダードタイプ>
業者名 | 口座名 | 平均スプレッド |
---|---|---|
XM | スタンダード口座 | 3.5 pips |
AXIORY | スタンダード口座 | 3.5 pips |
FXGT | スタンダード口座 | 3.6 pips |
IS6FX | スタンダード口座 | 4.0 pips |
LANDFX | ライブ口座 | 4.9 pips |
<スプレッドが狭いタイプ>
業者名 | 口座名 | 取引手数料 | 平均スプレッド |
---|---|---|---|
XM | ECN口座 | 1.0 pips | 3.1pips |
AXIORY | ナノ口座 | 0.6pips | 2.5pips |
FXGT | ECN口座 | 1.0pips | 3.1pips |
IS6FX | ー | – | – |
LANDFX | ECN口座 | 0.8pips | 3.9pips |
スタンダードタイプの口座の場合は、3.0~4.9pips、スプレッドが狭いタイプの口座では2.1~3.9pipsほどだということがわかります。
スプレッドに関しては、どちらの口座タイプでもXMの平均スプレッドが最も狭いと言えます。
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レバレッジ
レバレッジとは、少ない資金でも多額の取引ができる仕組みです。
最大レバレッジが多いほど、少ない証拠金でより多額のポジションを立てることができるため、効率的にリターンを狙える可能性も増えます。
ゴールド(XAUUSD)取引を扱っている6社のレバレッジを比較ししました。
- XM:888倍
- AXIORY:400倍
- FXGT:200倍
- IS6FX:1000倍
- LANDFX:200倍
6社の中では、IS6FXの最大レバレッジが最も高い1000倍に設定されています。
2社に次いで高いのが、XMの888倍です。
スワップポイント
スワップポイントとは、日本語で「金利差調整分」と呼ばれるもので、売買をせずにポジションを保有するだけで得られる利益または損失を指します。
ゴールド(XAUUSD)取引を扱っている6社のスワップポイントを比較してみましょう。
買いスワップポイント
- XM:-3.41
- AXIORY:-4.23
- FXGT:-15.27
- IS6FX:-6.78
- LANDFX:-2.13
売りスワップポイント
- XM:1.44
- AXIORY:-3.31
- FXGT:0.82
- IS6FX:-3.26
- LANDFX:-1.05
ほとんどのスワップポイントがマイナスですが、FXGTの売りのみプラスになっています。
しかし、ゴールドは上昇トレンドにあるため、スワップポイント狙いで売りのポジションを長く保有するメリットはほぼありません。
スワップポイントで利益を狙うというより、買い取引の際のマイナスがどれほど抑えられるかという点に注目する必要があります。
その点に注目すると、LANDFXが最も買いスワップのマイナスが少ないと言えるでしょう。
ボーナス・キャンペーン
活用法やタイミングによって証拠金を増やせるボーナスやキャンペーンも見逃せない要素のひとつです。
各社のボーナス・キャンペーンについて比較してみましょう。
業者名 | ボーナスの種類 |
---|---|
XM |
|
AXIORY | なし |
FXGT |
|
IS6FX |
|
LANDFX |
|
5社の中ではAXIORYのみ、ボーナス・キャンペーンを展開しない代わりにスプレッドや約定力に注力しています。
また、ほとんどの業者で口座開設ボーナスが展開されています。
口座開設ボーナスは入金せずとも受け取れるお得なボーナスなので、取引を始める際には有効活用するのがおすすめです。
各社ごとにボーナスの受け取り条件などが設定されているので、口座開設・取引を始める前にきちんと確認しておくと良いでしょう。
ゴールド(XAUUSD)取引を扱っている国内FX業者
海外FX業者のほかに、ゴールド取引を扱っている国内FX業者も存在します。
国内FX業者は海外業者とくらべて最大レバレッジが低い(25倍まで)ですが、利益が330万円以上の場合には海外業者と比べて税金が安くなる点が特徴です。
ゴールド取引を扱っている主な国内FX業者は以下の3社です。
- LINE証券:ゴールド取引だけでなくFXや株などさまざまな取引をまとめて行なえる点が特徴。LINEと連携した通知なども便利。
- OANDA CFD:世界基準のプラットフォームであるMT4、MT5を利用して取引できる点が特徴。
- DMM CFD:安心安全の大手業者で、丁寧な説明やサポート体制が充実。
国内運営会社が安心だという人や、330万円以上の利益が見込める人は、国内FX業者を利用するのも良いかもしれません。
海外FXのゴールド(XAUUSD)取引まとめ
この記事では海外FXのゴールド(XAUUSD)取引の概要やおすすめの業者、注意点などについて解説しました。
ゴールド(XAUUSD)取引は、効率的に大きな利益を上げられる魅力を持った取引方法です。
しかし、その分損失のリスクもあるので、取引を行なう際にはリスク管理を徹底する必要があります。
利用する際には事前にしっかりとした調査や準備を行なってから、取引に取り組むのがおすすめです。
なお、以下の記事でおすすめの海外FX業者のランキングを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。